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「自閉児と情緒」(昌子武司著・教育出版・1980年)抄読・9
3 小集団での指導【要約】・自閉児を集団に入れることによって、あいさつができるようになった、列に並べるようになった、机に向かえるようになった、文字が書けるようになった、などということは、子どもの全体像のある部分(あいさつをする)あるいは要素
2024/07/12 09:02
「自閉児と情緒」(昌子武司著・教育出版・1980年)抄読・8
2 感覚の訓練【要約】◎「原情」から「情緒」への移行が起こり難い原因として「感覚の異常」があるのではないか。「感覚の異常」を矯正することができたら、移行がおこるのではないか。・「感覚の異常」は、それぞれの子ども特有のものである。要するに、感
2024/07/11 09:14
「自閉児と情緒」(昌子武司著・教育出版・1980年)抄読・7
4章 自閉児の治療仮説【要約】・自閉児についての指導法、治療法などというものの定説はまだない。それぞれの機関で実施している方法は、いずれも、一つの試行にすぎないといえよう。・Aのやっているαという方法を、βという方法をやっているBが批判すべ
2024/07/10 11:22
「自閉児と情緒」(昌子武司著・教育出版・1980年)抄読・6
3章 自閉児の母親【要約】・日本の社会には障害児の母親を情緒的に不安定にさせる要因は多い。⑴日本ぐらい人間関係の難しい国はないであろう。・日本語の二人称はおそらく数十種になる。それを日常生活の中で微妙に使い分けることに、多大なエ
2024/07/09 09:19
「自閉児と情緒」(昌子武司著・教育出版・1980年)抄読・5
5 自閉児の対人関係【要約】・自閉児には「生きもの」と「物」との間に区別がついていないようである。「人」という複雑な「生きもの」に対する時、次の二つの行動しかない。A あくまでも物として扱ってしまう。→「人みしり」をしない。「クレーン現象」
2024/07/08 09:20
「自閉児と情緒」(昌子武司著・教育出版・1980年)抄読・4
4 自閉児と言語【要約】・母親が子どもの異常を感じはじめるのは、ほとんどの場合は言葉に関するものである。大部分は2歳〜3歳ごろまでは言葉があったが、以後、増えていかなかった、消えてしまったと報告している。・「幼児言語の発達」(大久保愛・東京
2024/07/07 09:58
「自閉児と情緒」(昌子武司著・教育出版・1980年)抄読・3
3 仮説 感覚の異常【要約】◎なぜ、自閉児のみが、強く激しい原情を持ちながら情緒への発達を遅延させているのか。・仮説 感覚が鋭すぎるのではないか、鈍すぎるのではないか、混乱しているのではないか(デラカート)・各感覚器官の末梢部の障害なのか、
2024/07/05 14:42
「自閉児と情緒」(昌子武司著・教育出版・1980年)抄読・2
2 仮説 情緒の欠落【要約】・「自閉児は情緒が欠落しているのではないか」という仮説が成立するように思う。・情緒が現れるのには、二つの様式がある。A 人の情緒による感応、共鳴という様式で現れる。(共感、同一化)反共鳴→「怒る」と「恐怖」を現す
2024/07/04 09:06
「自閉児と情緒」(昌子武司著・教育出版・1980年)抄読・1
【はじめに】・私は、本書の2年前に出版された「情緒障害」(昌子武司著・教育出版・1978年)を通読している。そこで、前書の内容と重複しない「2章 自閉児の特質」「3章 自閉児の母親」「4章 自閉児の治療仮説」を抄読したい。2章 自閉児の特質
2024/07/03 16:21
「情緒障害」(昌子武司著・教育出版・1978年)通読・28
【要約】・自閉児Kの特徴を整理しながら、その心理的なメカニズムを明らかにしたい。⑴人との関係が希薄である。・抱いた時に、自分からよりすがってくることがなかった。人への対応がうまくない。・「人みしり」をまったくしなかった。両親と他
2024/07/02 11:22
「情緒障害」(昌子武司著・教育出版・1978年)通読・27
《五 自閉児》【要約】・自閉児と「登校拒否」「ノイローゼ」「非行」「引っ込み思案」「かん黙」などとの問題は《一線を画している》。・自閉児の心理的メカニズムについて述べる。◎事例(K・10歳男児)・父は、将来を嘱望された技師、母は女子大文学部
2024/07/01 09:04
2024年7月 (1件〜100件)
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