マクスウェル方程式の積分形とガウスの発散定理・ストークスの定理
前回微分形のマクスウェル方程式を学んだ。 今回はガウスの発散定理およびストークスの定理を既知として積分形のマクスウェル方程式を導出する。 ガウスの発散定理 ベクトル場の面積分は任意に分割できるので、微小な立方体の面積分の足し合わせにできる。 微小な立方体の面積分は発散になっているので、全体として発散を積分したものになる。 はとも書く。 ストークスの定理 ベクトル場の周回積分は同じく任意に分割できるので、微小な正方形の周回積分の足し合わせにできる。 微小な正方形の周回積分は回転(に法線ベクトルの内積をとったもの)になっているので、全体としては回転と法線ベクトルの内積の積分になる。 ガウスの法則の…
2023/07/08 23:48