販促・キャンペーンに効果的なWebサイトのコツ 最新の消費行動モデルから分析!
12月も下旬を迎え、クリスマスプレゼントや帰省用のお土産を購入したり、長期休暇に伴う旅行の準備を進めたりしている人も多いのではないでしょうか。日本国内では新型コロナウイルスが5類に移行してから初めての年末年始を迎えたことで、各企業も様々なキャンペーンを行っています。 今回のブログでは各企業が展開するキャンペーンページやランディングページに注目して、最新の消費行動モデルを元にした効果的なWebサイトの「コツ」を事例を交えながらご紹介します。 消費者の傾向:世界的な物価高で慎重に? 全米小売業界(NRF)が2023年11月に発表した報告*1によると、アメリカの年末商戦の売上は過去最高額になるものの、昨年からの伸び率で言えば過去5年間で最も少なくなる見込みが指摘されています。インフレや世界的な燃料・食料価格の高騰も重なって、消費者がより慎重になることが世界的な傾向と言えます。 *1:NationalRetailFederation『2023 Holiday to Reach Record Spending Levels』,November 2, 2023 消費行動モデルから見えるWebサイトのポイント 購買意識は高まっているものの、その購入には慎重な消費者が増えている状況をお伝えしました。さらに、最新の消費者行動モデルで分析すると今キャンペーンサイトやランディングページでおさえるべきポイントが見えてきます。 「RsEsPs」(認知・体験・購買)モデル 消費者の購買行動としてはこれまで様々なモデルが提唱されてきました。特に代表的なのはAIDMA*2やAISAS*3といったモデルです。 *2 AIDMA 消費者が商品やサービスを認知し(Attention)、興味を持ち(Interest)、欲求を抱き(Desire)、記憶し(Memory)、購買する(Action)までのプロセスを段階的に示すモデル1920年代のアメリカで提唱され、マス媒体が主流の時代に適用。 *3 AISAS
2023/12/19 18:00