将棋の十四世名人は木村義雄だった。十五世名人は大山康晴である。二人の名人に『棋は如何に?』と問うと、木村義雄は『棋は心なり』と答え、大山康晴は『棋は人なり』と答えたという話が残っている。まあ、誰かの作り話なのだろうが、二人の将棋感を示して面白い。最近、自
2024年4月
将棋の十四世名人は木村義雄だった。十五世名人は大山康晴である。二人の名人に『棋は如何に?』と問うと、木村義雄は『棋は心なり』と答え、大山康晴は『棋は人なり』と答えたという話が残っている。まあ、誰かの作り話なのだろうが、二人の将棋感を示して面白い。最近、自
最近、茶道そのものに興味がわかない。ある意味、今の茶道の事を、それなりに経験したからだとも思われる。点前とはどういうものか?流派とか社中とかいうものがどんなものか?を体験したからかもしれない。茶会、茶事に出向いても、ことさら、緊張することはなくなった。今
4月7日の日曜日は、利休古流、利休流の茶会に参加した。初めて体験する流派である。場所は何と、上野東京国立博物館の敷地内にある2つの茶室であった。利休古流の茶室は3畳台目、利休流の茶室は四畳半だったと思う。自分は博物館の裏手に、こんな茶室があることを全く知
久しぶりに、茶会のお手伝いをした。⒈席が大体35名で8席の茶会だった。主として運びをやったのだが、自分は6席目が終わった時点で左足くるぶしの上あたりが吊り始めた。どうしようかと思ったのだが、自己判断で、残り2席は運びは止めることにして、待合へのお客様の誘
2024年4月
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将棋の十四世名人は木村義雄だった。十五世名人は大山康晴である。二人の名人に『棋は如何に?』と問うと、木村義雄は『棋は心なり』と答え、大山康晴は『棋は人なり』と答えたという話が残っている。まあ、誰かの作り話なのだろうが、二人の将棋感を示して面白い。最近、自
最近、茶道そのものに興味がわかない。ある意味、今の茶道の事を、それなりに経験したからだとも思われる。点前とはどういうものか?流派とか社中とかいうものがどんなものか?を体験したからかもしれない。茶会、茶事に出向いても、ことさら、緊張することはなくなった。今
4月7日の日曜日は、利休古流、利休流の茶会に参加した。初めて体験する流派である。場所は何と、上野東京国立博物館の敷地内にある2つの茶室であった。利休古流の茶室は3畳台目、利休流の茶室は四畳半だったと思う。自分は博物館の裏手に、こんな茶室があることを全く知
久しぶりに、茶会のお手伝いをした。⒈席が大体35名で8席の茶会だった。主として運びをやったのだが、自分は6席目が終わった時点で左足くるぶしの上あたりが吊り始めた。どうしようかと思ったのだが、自己判断で、残り2席は運びは止めることにして、待合へのお客様の誘
献立を教えてもらい、向付けと一緒に、初めて『つぼつぼ』と呼ばれる器で、なますを頂いたことを思い出した。席では、初めて迎える客に供すると話されたような気がする。良く知らなかったので調べてみた。結果をブログアップしておきます。+++++以下、(財)京都埋蔵文化財研
ブログをアップをしてから、ご亭主に、自分のブログに今回の茶事の事を書いた旨を申し上げた。不都合な記述があれば、即、削除しますと申し添えた。備忘録と思ってブログは続けているので、読者を増やすつもりは全くない。しかし面白いと思う方には読んで欲しいとも思うので
折敷の次は、煮物椀そして焼物である。ところが情けないことに、何だったか、どちらもさっぱり記憶にないのだ。ご飯と汁の前に、向付け、強肴でお酒を頂いて良い気持ちになり、緊張感や勉強する気持ちが失われてしまったのだと思われる。最近は、茶事の席に少し慣れてきて、
茶室に入ったらすぐに花入れが見えた。茶室は一畳台目だったので、床は壁床というのだろうか、壁に釘が打ってあるだけである。当然に掛け花入れで、花は、山?野?フジ、椿、貝母だった。花入れは南蛮ちまきとの事だった。初座では軸が普通なので、おかしいなあと思ったが、
席主は女性で米寿とのことだ。茶事の席には全く姿を見せず、最後の最後、お宅を辞す直前に、待合の部屋に来られた。以前は点前をして茶事を楽しんだが、今は茶室を、友人、知人に開放し、色々と指導?することで茶事を楽しまれているようだった。亭主の方のお話では、茶道の
昨日は茶飯釜の茶事に参加させて頂いた。小間とは伺っていたのだが、茶室は何と『一畳台目』だった。炉は向切に切られていて、帰宅して調べたら、向切本勝手と呼ばれる茶室だった。点前中、道具を置く位置が、普通と変わってくる。向切の点前を、自分は初めて拝見することに
新宿の道場で席を持つから手伝いをと連絡があった。以前から話はあったのだが、本当にお手伝いをすることになるとは思っていなかった。男手の必要な、道具の運び込み運び出しと水屋と思っていたら、運びもせよとのことである。天津時代に、特別講師で日本から来られて、自分
やっと確定申告書の作成が終わり郵送した。念のため特定記録で送る事にしている。毎年、施設にいる母の分も作成している。医療費の領収書を整理し総額をエクセルで計算して、医療費控除額を算出するのだが、手間の割には、控除額は微々たるものである。出来上ってしまえば、
大炉の茶事は初めてだったが、素晴らしい経験をさせて頂いた。茶室、道具、懐石、全て素晴らしく、ご亭主の茶事への熱い思いを感じることが出来た。最後にしか姿をみせられなかったが、水屋でのご住職の奮闘ぶりも目に浮かぶ。ご夫婦揃っての茶事で、普通の夫婦では、とても
鳴り物の音は、ドラだと思われるが、少し音が高かったような記憶が残っている。後座となり濃茶の点前が始まった。席につき、即、目に留まったのは、現代物の水指だった。伺うと外人作家の作品だった。濃茶点前は逆勝手でされたはずなのだが、さっぱり覚えていない。一人一碗
軸は『梅花和雪香(ばいか ゆきにわして かんばし)』だった。当日は生憎の小雨だったので、ご亭主は室内に腰掛けを用意してくださっていた。この腰掛のガラス窓越しに大きな枝垂れの白梅が良く見えた。軸は雪だが、雨との組合せも、また好いものだなあと思った。向付けは
大炉では逆勝手が約束になっている。自分は逆勝手の点前をみたことはあるが、自分でやった事はない。今回は良い機会と思い教則本を少し読んで参加したのだが、ご亭主が全くよどみなく点前をされたので、記憶がほとんど残っていない。炭が良いなあと、こればかりが頭に残って
先週水曜日は大炉の茶事だった。関西稽古から戻った次の日で、稽古後の下半身の疲れがとても不安だった。足がつるのではと思ったのである。大炉での点前は逆勝手と教則本にある。炉縁は生地、炉壇は鼠色が約束との記述があった。大炉は約束通りであった。今回、皆さんの会話
先週前半は関西で春節稽古だった。自分の前には香港から生徒さんが来日し、稽古をしていったとの事だった。久しぶりの稽古だったのだが、コロナ前とははっきりと感じが変わった。先生の茶室で稽古する人、したいという人が、急に増えたのだ。これらの人達は口伝の点前を教え
大炉の茶事が終わったら、今度は茶飯釜の茶事の案内状が届いた。昨日は大炉の茶事の後礼(状)、茶飯釜の茶事の受け状を書いた。一日に毛筆で二つの手紙を書いたのは初めての経験である。大炉の茶事の受け状を書く時は、筆が震えて全く駄目で書けなかったのだが、その後練習
大炉の茶事の連客から、皐月の茶会のお誘いを頂いた。4年前に初めて茶事に誘って頂いた席のご亭主でもある。その後、色々とお付合いをさせて頂き、自分は得難い経験を、本当に沢山させて頂いた。最近は、茶事、茶会に同席した方から、お誘いを受けることが多くなった。友が友
生の魚を切って刺身にすることは、思っているより難しい。特に、薄く切る事は、本当に技術を必要とするように思う。一番の例は、ふぐ刺しだろう。薄く透き通るような厚みに均等に切ることは、素人の自分にはまず無理である。包丁が安物の万能包丁だから出来ないのかもしれな
茶事で客に最初に持ち出されるのは折敷である。折敷には、飯椀、汁椀、向付が乗っている。向付の食材の典型は、鯛の昆布締めのようだ。何時も魚を買う店に行ったら、鯛の柵が売れ残りで、ディスカウントだった。なので昆布締めを作ることにした。安いので、つい手が出てしま
コロナが下火となり、旅行に行きたくなった。ずっと家にいると気持ちが低調になってしまい、重くなる。旅行をしよう、そう思ったら、今年も広島に行ってみようかと考え始めた。広島には中国天津時代の同級生がいる。昨年も広島に行ったのだが、美味しい寿司屋を、紹介予約し
昨日は大寄せの茶会に参加した。コロナも下火となり大寄せのお茶会が再開されてきたことを感じる。少し遠方だが、お誘いを頂いたので迷わず参加させて頂いた。自分は特定の社中に属していないので、なかなかお茶会の情報などは耳に入ってこない。なのでお誘いを頂いたら、先
さくらまう ここちよき かせ ふきくれは ゆかれし ひとの えかお しのはゆ桜舞う 心地良き 風 吹き来れば 逝かれし人の 笑顔 偲ばゆ心地良く感じられる風が吹くような季節になった。そんな心地良い風に桜が舞っている。そんな景色の中にいると、(色々とお世話
コロナ以前と比べ、茶の湯の関連で外出することが多くなった。天津から帰国後、自分は社中に属さず、月一回、先生宅に出向いて点前稽古をするだけだった。その後、地元の大寄せのお茶会に参加するようになったが、いい歳をした男が、和服で大寄せのお茶会に行けば、まず間違
昨日は台子の会だった。年末年始、腰の調子が最悪で、自分にはもう無理だと諦め気味だったのだが、見学でも良いからとお誘いを頂けるので、何とか、続いている感じだ。今回も少し自習をして出かけたが、相変わらず、さっぱり理解が届かない。ある疑問が、また次の疑問を呼ぶ
やっぱり雨の一日になった。それでも事前に思っていたよりは小降りの雨だった気がする。昨年購入したのだがチャンスがなく、今日初めて、雨の日仕様の爪先ビニールの雪駄で出掛けてみた。結果は非常に良かった。小雨だったし、タクシーで会場まで往復したので、雨天の中、歩
明日日曜日のお茶会は残念ながら雨のようだ。晴れた春うららかな桜の咲く日に、参加できたらと思っていたのだが、誠に残念である.それでも伺うとご返事のメールをしているので、頑張って出掛ける。和服で伺うことは、決めていたのだが、雨の日のことまでは考えていなかった
最近、体力低下もあり、出来ることは今やらねばという思いが強くなった。『出来るうちに』を英語にすると、なんと言うのだろう・・・そう思ったら『Get it while you can』という歌があったのを思い出した。仕事が猛烈に忙しかった時に聞いていた、ジャニスジョプリンという
袷の着物は、秋10月から春5月頃までに着るものとされているようだ。炉開きが11月、炉風炉入替えが4月の終わりだから、大雑把に言えば、茶席では、炉の季節に着ることになる。しかし、最近は地球温暖化?と暖房がしっかりしているためか、袷だと室内で暑く感じることが
お誘いがあって大寄せのお茶会に参加することにした。少し遠方ではあるが、日帰りでなんとかなるし、この春の陽気なので、でかけることにした。でも、ちょっとした旅行の感じになる。気になるのは天気である。晴れだと気温上昇で嬉しいのだが、小雨模様だと気温も下がり、痛
最近、随分と暖かくなった。まさに、春到来という感じだ。マスク着用の義務も最近解除になり、するかしないかは自己判断ということだ。『一華開天下春 (いっか ひらいて てんか はるなり)』という言葉があるが、全くその通りで、やっとコロナも収まり、まさしく春がや
今日、確定申告書を特定記録で郵送した。ここ数日申告書の作成作業ばかりしていた。昨日は母に施設でサインを貰った。今年から印鑑捺印の欄がなくなりサインのみで良くなった。印鑑廃止の流れである。申告書作成の計算自体はたいしたことはないのだが、医療費控除の計算のた
てあしつり こしにいたみの みとなれと いよよはなやく ちゃのゆ なりけり手足つり 腰に痛みの 身となれど いよよ華やぐ 茶の湯 なりけり手や足がつったり、腰に痛みがあるような、(老いた)身体となってしまったが、(そんな自分の)茶の湯は、(今までより)ま
最近、一人の方のブログ、一人の方のホームページが、閉鎖になった。一人の方は高齢なので閉鎖すると事前に伺っていたが、もう一人の方が閉鎖された理由は不明である。ブログは無料と思われるので、閉鎖せず、そのまま更新無しで放置しておかれたらと申し上げたのだが、潔し
先週は茶の湯のイベントが3日あり、ブログ更新をする気がなくなるほど、疲れ切ってしまった。如何に普段が、だらけた毎日であるかを痛感することになった。起きる時間も寝る時間も気の向くままの最近の生活では、これから先、すぐに病気になるとも感じた。3日のうち2日は
腰の違和感は、なくならない。もう2か月近く続いている。全身に走るような痛みはなくなったが、腰骨と背中の境目を取り巻く筋肉に違和感が残り、腰にドーナツを巻いているように感じる。そのドーナツの一部分が痛み、その痛む場所が移動するような感じで、今は右腰骨のあた
ようつうは にわに てかけし あかしかな わらふかことく 梅花は さきけり腰痛は 庭に 手かけし 証かな 笑うが如く 梅花は咲きけり(昨年末から続いている)腰の痛みは、庭の手入れをした、その証拠なのだろうか・・・(まだ腰の痛みの残る自分を)まるで笑うよ
今月2月末の茶事にお誘いを頂いた。露地、腰掛待合がある立派な貸席会場での茶事である。席主ご自宅での茶事とは幾分感じが異なる茶事だと思っていて、今回は、茶事教則本の内容をしっかり再確認し、それをきちんと出来ることを目標にして、参加しようと思っている。先日、