静寂のイデタチ

静寂のイデタチ

師走 意馬深猿の中 そっと静けさのという響めきの聴きに傾けると 時のいでたちは 表現のできない苦しみを くじけそうな悲しみを 侘び寂び映える静寂で仄めかし 過去のイデタチは 「型」「形」「カタ」のなかで 残影の縁取りに筆を掘り下げる 静かに 侘びに ひたり 静かに 寂びに よりそい 静かに 生き様を てらそう 華美の袖をあげながら 和敬清寂の礎をうちながら この愚詩に自分事として 問うて 何かを感じ 賛同頂けたとき ...