白夜行・東野圭吾
僕が今まで読んだ本の中で一番分厚い小説に挑戦してみた。 1973年に質屋の主人が殺された。その主人は、殺害現場に行く前に、とあるアパートに100万円とケーキを持って立ち寄った。そのアパートには母親と小学生の女児が住んでいた。その母親も1年後にガス漏れ事故で亡くなってしまう。質屋の息子、桐原亮司。アパートに住んでいた女児、西本雪穂。彼らが中学、高校と成長していく中で一見関連性のない奇怪な事件が起きていく。 最初の質屋殺しからずっと事件を追い続けている刑事は、最終的に亮司と雪穂が関わっていたと思われる事件にたどり着いた。そのころ雪穂の新しい店が大阪でオープンとなり、亮司は販促のアルバイトとして店の近くにいるところを警察に発見され追い詰められた。 そして亮司は逃亡したが死亡、雪穂は無関係を装って去っていった。 亮司と雪穂は小学生の頃、図書館でたまに会うことで仲良くなった..
2022/04/24 05:38