野の花礼賛

シュンラン

思わぬところで見かけたシュンラン。ときめくようないい場面ではなかったが思わぬ出会いは嬉しいもの。日陰に咲き背景は日が当たっているので花が浮き上がらない。でも新鮮な株だった。こちらは草刈り後に出てきたシュンラン。日が当たって花の表情はとてもいいのに葉が刈ら

2023/03/31 09:14

ミツバアケビ

大好きなミツバアケビがフェンスに絡まって咲いていた。淡い緑の若い葉と濃い紅紫の雄花と雌花のコントラストがとてもいい。蔓性なのでくねくねと蔓が曲がるのも面白い造形。にほんブログ村

2023/03/30 16:06

ザ・スミレ

近所に咲くスミレのフィナーレはスミレ。こう書くと分かりにくい。最初のスミレはスミレの総称として使っていて後のスミレはスミレと言う名のスミレのこと。まあここを訪れてくれている人は分かっていることだから。でそのスミレ。随分花数が増えてきた。桜が満開を迎えたあ

2023/03/30 07:08

ケイリュウタチツボスミレ

渓流の苔むした岩場などに咲くケイリュウタチツボスミレ。タチツボスミレの変異種なので花だけを見るとタチツボスミレによく似ている。大きな違いは葉が小さく基部が切形になることと艶があるのも特徴。何よりも咲く環境が渓流際なのでタチツボスミレとは様子が違うことに気

2023/03/29 07:50

トウゴクサバノオ

毎年キバナハナネコノメとセットで観察しているトウゴクサバノオ。今年もセットで見てきたが花期はキバナハナネコノメの方が少し早いのでトウゴクサバノオのピークはもう少し先。でも何度も出かけられないのでいつもこのパターン。そのトウゴクサバノオ。とっても美しく大好

2023/03/28 19:07

キバナハナネコノメ

桜が満開になると気になるのがキバナハナネコノメ。とても美しい花なので毎年欠かさず見ておきたい野草の一つ。すぐ近くに咲くなら焦ることもないが少し遠い場所に咲くのでその気になって出かけないといけない。そんな折、花友さんから情報が入ってすでにピークを迎えている

2023/03/27 20:49

多彩なヤマルリソウ

ヤマルリソウはムラサキ科の多年草。山地の木陰や湿り気のある岩場などに生え1㎝に満たない小さな花を咲かせる。ワスレナグサと同じ仲間なので花の愛らしさは格別。普通は淡い青紫色の花を咲かせるが紅紫や白やツートンカラーなども見られる。にほんブログ村

2023/03/27 06:41

最近出会ったその他のスミレたち

この一週間の間に出会ったスミレの種類は全部で17種。ヒメスミレ、ノジスミレ、アリアケスミレ、スミレ、フモトスミレ、マキノスミレ、コスミレ、ニオイタチツボスミレ、タチツボスミレ、ヒナスミレ、マルバタチツボスミレ、キスミレ、ナガバノスミレサイシン、ニョイスミレ

2023/03/26 08:44

群生マキノスミレ

愛知県でマキノスミレを観察する場所はいくつかあるが咲き方、花の表情など場所によって異なる。特徴的な葉の展開も違うので観察が楽しくなるのは言うまでもないだろう。今回見たのは愛知県東部の里山。緩やかな斜面に密集するように咲いていた。群生する場面に出会うとどこ

2023/03/25 07:32

スミレという名のスミレ

スミレという名のスミレと敢えて書くのは紛らわしいから。一般的にスミレと言えばスミレの総称で使われることが多い。例えばタンポポ。タンポポという種名はなく仲間の総称として使われる。でもスミレはスミレという種名があるので紛らわしい。だからスミレ好きの人はスミレ

2023/03/24 08:12

アリアケスミレ満開

スミレの追っかけが続いている。出かけているのは全て愛知県内だがここ数日の間に数多くの種類のスミレを観察した。そんなスミレを紹介したいところだがそれより先に紹介したいのが近所に咲くアリアケスミレ。もうすでに何度も紹介していてもさらに紹介したくなるのは群生地

2023/03/23 14:51

キスミレ

明日からしばらく雨が降るという予報なので気になっていたキスミレを見てきた。毎年出かけているお馴染みの場所だがその年によって咲く状況は変わる。よく咲く年もあれば咲かない年もある。今年はどうなんだろうと気にかけながら出かけてみるとまずまずの咲きっぷりにホッと

2023/03/22 19:00

フモトスミレとマキノスミレ

ミツモリスミレの咲いていた里山に咲くフモトスミレとマキノスミレ。フモトスミレはかなり小さなスミレなので撮影するには神経を使う。ただ単に接写して花のアップを撮るだけなら苦労しないが咲いている環境を取り入れたり雰囲気のある写真を撮るにはかなりのローアングルで

2023/03/21 16:11

ミツモリスミレ

スミレは交雑種を作ることが多く昨日はフイリフモトスミレとマキノスミレの交雑種であるミツモリスミレに出会った。その時は斑入りのマキノスミレがあると思ったが調べてみるとフイリマキノスミレというのは報告されていない。その時はミツモリスミレの発想がなく帰宅後に調

2023/03/21 07:55

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマは春先に咲く植物だが里から山地、高山帯まで幅広く見られる。里では3月から花が見られるが高山帯では雪解けが遅ければ7月でも咲いている。だから里に咲く身近な花とも言えるし高山に咲く高山植物とも言える。でも里にしろ高山にしろ季節が3月だろうが7月

2023/03/20 22:03

初々しいヒトリシズカ

森の中でお目覚めしたヒトリシズカ。葉を広げすっと立ち上がって群れて咲く様子もいいがこんなお目覚めしたばかりのヒトリシズカもまたいい。開く前の葉が咲き出したばかりの花を包み込んでいてなんとも愛らしさを感じる。にほんブログ村

2023/03/20 07:39

コラボ写真あれこれ

毎日スミレ三昧の日々で撮影が楽しくてならない。スミレが好きということもあるが今年の咲きっぷりは半端ない。もうこれ以上の状態は望めないのではと思う程よく咲いているし例年以上に色も濃く美しい。今日は撮影した中から2種類以上コラボで写っているものを選択してみた

2023/03/19 16:30

落花が美しいヤブツバキ

花は咲いている時が美しいのは当然のこと。それでもヤブツバキは落花しても美しい。咲いている時とほとんど同じような状態で突然ぽとんと落ちる。落ちても美しいからそんな姿も撮影したくなる。昨日は雨上がりの里山で見事なヤブツバキの落花風景に出会った。咲いている時も

2023/03/19 14:45

雨上がりのマキノスミレ

午後から雨が上がるのを信じてマキノスミレを見てきた。まだ花数は多くなかったが私の狙い通りに雨に濡れるマキノスミレが撮れた。雨の日はスミレの仲間も花を閉じ気味になるものが多いがマキノスミレは比較的雨でも開いていることが多いスミレ。晴れた日の撮影ももちろんい

2023/03/18 17:31

アリアケスミレもいい感じ

アリアケスミレも一気に花が開きとてもいい感じになってきた。今年は色の濃いものが多くいつも以上に見ごたえ十分。まだ最盛期までもう少し時間がかかるが、早くから咲き出したところでは見頃を迎えつつある。にほんブログ村

2023/03/17 20:50

過去最高のノジスミレ

ピークは過ぎてきたとはいえ見た目の華やかさは今が一番。今夜から雨模様になる予報だったので今日がノジスミレの最終撮影になるかもと思って撮影してきました。2日前にも撮影しましたがたった2日でさらに花数が増え道端が紫色に染まっていました。にほんブログ村

2023/03/17 17:24

タネツケバナとミチタネツケバナ

昔から田んぼの畦などに生え親しまれてきたタネツケバナ。その名前のタネはお米の種のこと。つまり種もみを水に浸ける頃に花を咲かせるという意味。今では機械化されて種もみを水に浸けて芽出し作業を個人的にする人はほとんどないはず。実は私は自然農でお米作りをしていて

2023/03/16 17:03

今日のスミレ散策

一気に咲き出しているスミレの仲間たち。ノジスミレはピークを迎えヒメスミレも間もなくピークを迎えそう。アリアケスミレは少しずつ花数を増やしている段階。どんな花でもそうだが一つの株で美しい花の状態を保つのは2日。3日前に見事なノジスミレの群生を見たが今日はすで

2023/03/15 15:37

コオニタビラコとオニタビラコ

最近めっきり少なくなったコオニタビラコ。田んぼの畦など湿り気のある場所に生える野草で春の七草に指定されているホトケノザがこのコオニタビラコ。少なくなっているのは田起こしが早くから実施されることと除草剤の影響。昔は化学肥料もなく田んぼでは蓮華を育てて花が咲

2023/03/14 07:40

アリアケスミレもぽつぽつ咲き出しています

私の自宅周辺で見られるスミレの仲間は4種類。ノジスミレ、ヒメスミレ、アリアケスミレ、スミレ（マンジュリカ）の4種。なぜかタチツボスミレはない。理由は標高の低い完全な平野部だからだろうか？昨年僅かなコスミレを見つけたが今年も見られるかどうかは不明。少し山地の

2023/03/13 09:22

ノジスミレも満開

ちょっと異常と思えるほど一気に咲いているノジスミレ。昨日のコスミレ同様想像の範疇を超える勢い。嬉しいと言えば嬉しいが一気に咲くということは枯れるのも早いということ。桜の開花予報も早まっているというのも頷ける暖かさ。今年のノジスミレの様子は毎年咲く場所はも

2023/03/12 15:23

コスミレ満開

田んぼの土手に咲くコスミレ。そろそろ咲き出しているだろうと思って出かけてみるともうすでにピークを迎えていて満開状態。例年より1週間は早い。このところの暖かさで一気に花が開いたことが伺える。ともあれいい状態のコスミレに出会えてよかった。にほんブログ村

2023/03/11 13:26

ノキシノブ

普段シダの仲間を撮影することはないがノキシノブだけは時々撮影している。特に春先は出歩くことも多くなるので見かける機会も多くなる。春の柔らかい光の中で浮かび上がるノキシノブの姿はついつい撮影したくなる被写体だ。ノキシノブの和名は家の軒先に生育して土がなくて

2023/03/10 07:15

一気に咲き出しているヒメスミレ

数日前に様子を見に行った時はちらちらとしか咲いていなかったヒメスミレ。それが今日覗いてみると驚くほどの花数に増えていてびっくり。小さなスミレでも群れて咲くと遠くからでもそれと分かるほど。ノジスミレの少し淡い紫色と違ってヒメスミレは濃い紫。だから小さくても

2023/03/09 17:10

咲き出したアリアケスミレ

毎年楽しみにしているアリアケスミレ。今年も例年通りに咲いてくれるだろうかとちょっと心配もしていたがどうやら咲いてくれそうな気配。今日は昨年大群生していた場所を偵察。田んぼの畦に咲くアリアケスミレなのでトラクターが入ったり除草剤を撒かれたりいつどんな試練に

2023/03/09 16:06

小さな花ヒメウズ

キンポウゲ科のヒメウズは山麓の草地や道端などに生える多年草。ひょろっと立ち上がって茎頂に小さな花を咲かせる。花の大きさは4～5㎜ほどと小さい。よく見るとオダマキのような花姿をしている。私がヒメウズに魅力を感じるのはこの小さな花もそうだが葉の展開と花とのバラ

2023/03/09 07:47

ミノコバイモ

ミノコバイモの自生地を訪ねてきました。すでに多くの方がアップされているので咲き具合は概ね分かりますが私の個人的な見解としては状況を知らない方が楽しみがあっていいということ。ネットがあまり普及していなかった頃は自分の経験と勘を頼りに出かけ一喜一憂したもので

2023/03/08 15:38

カラスノエンドウ

畑に生えるカラスノエンドウに花が咲き始めていたので道端ではもう咲いているかもしれないと近所を一巡り。思った以上に咲き出していてちょっと驚き。咲いている一花一花をマクロレンズで撮影してさあ返ろうかと思って車を走らすと田んぼの土手に見事に咲いているカラスノエ

2023/03/07 13:51

ノジスミレ再び

暖かくなってきてノジスミレも花数が多くなってきたのではといつもの場所を覗いてきました。花数は前回よりかなり増えてきていましたがまだすっと立ち上がるものが少なく見頃を迎えるのはもう少し先になりそう。まだまだ早春の様相の姿ですが次に紹介するときには葉も展開し

2023/03/06 13:55

白花のホトケノザ他

今日も道端撮影。違う花も咲き出してきました。白花のホトケノザ咲き出したトキワハゼコオニタビラコにほんブログ村

2023/03/05 13:36

鏡胴が歪んでいたタムロン90㎜マクロレンズ

車のドアを開けた時にレンズが転がってコンクリートの上に落としてしまったのはもう10年以上前のこと。まずいと思って拾い上げ確認してみると鏡胴が歪んでしまった模様。カメラに装着して動作確認をしてみるとAFがきかない。途中で止まってしまう。手で回せばなんとか回る

2023/03/04 13:28

マンサク

春に先駆けてまず咲くからマンサクと名付けられたと記憶していたが、図鑑の解説を見ると満開の様子を満作としたいう説もあるようだ。縮れた4枚の花弁の様子がなんともユーモラスで思わず見入ってしまう姿をしている。春は黄色い花が多く咲くがマンサクもその一つ。黄色は人の

2023/03/03 07:28

栗畑の霜アート

出先で出会った霜。春めく暖かい気温になった2月28日。日中は16℃まで上昇して風もなく少し動くと汗ばむような陽気。それでも少し北の方の山間に行くと朝は霜。いわゆる放射冷却が起きたのでしょう。栗林の下にも白い霜。中身の抜けたイガと周辺の緑の草が霜によってなんだか

2023/03/02 08:09

セツブンソウあれこれ

昨日はちょっと遠出をしてスハマソウやセツブンソウなどを見てきました。毎年通っている場所ですがその年によって咲き具合も違うし状況の変化などもあって例年通りに咲くとは限らないのが野草の世界。数か所を巡ってきましたが印象としては花が激減しているようでちょっと残

2023/03/01 06:45