思考のなんとなくをなくすには
ギリシアの哲学者ソクラテスは自分が知恵をもっているとうぬぼれている人間は、実はちゃんとした知識をもっていると思い込んでいるにすぎず、自分が知らないことについて、それを知っているとは思っていない自覚がある人間の方がましだといっています。無知の知、要するに不知の自覚です。素晴らしい考え方だと思います。 しかしながら私のようななまけ気味人間には 「そうだ俺は、不知の自覚があるぶんだけましなのだ。多少怠惰でもかまうものか」 となんとなく楽な方向に流れていってしまいがち。 無知の知の境地とは向上心をもって知恵の取得に努力したものが、語りえる境地なのだ。私には語る資格はゼロ。 なんとなく考えること 思いを…
2021/07/29 00:00