Calling Section4-19
目覚めると相馬は一人、ベッドにいた。 ソファからベッドに移った記憶はぼんやりとあるものの、どの段階でここへきたのかの記憶はあやふやだ。 自制心は強固な方であると自負してきたのだが、薫が関わってくるとなし崩しになるよな・・・と思いつつ視線だけを巡らせると、メインルームの方に行っているのだろうと思っていた薫が、ベッドルームの窓辺に座って外を眺めていた。 月明かりの中での薫の瞳の色はいつも通り濃いめの...
2024/07/26 00:05
2024年7月 (1件〜100件)
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