[100年の経 感想]生成AIが発展した未来で自らの手で小説を書く作家の苦悩と葛藤[漫画]
不治の病を患い、余命僅かと宣告されてしまった若手小説家の菅井。小説を書くことに全てを捧げてきた彼は絶望の縁に立たされ、自暴自棄な言動を繰り返すようになってしまう。そんな中、たまたまSNSのDMを通じてファンを名乗る更科 結衣と出会う。自分の次回作を期待する彼女のために更なる作品を作ることを決心した彼は、コールドスリープによる延命措置を行うことを決意する。100年後。彼は小説生成AIが発展した少し先の未来の世界で目覚める事に。世界の変化した有り様に疎外感を感じる彼の元に生きている筈の無い結衣を名乗る人物から一通の手紙が送られてくる。それを機に菅井は彼女との再会を願い、改めて小説を書くことを決意する。果たしてこの手紙の主は何者なのか、小説生成AIが席巻する世界で菅井は新たな小説を書き上げる事ができるのか。といった導入の小説家ミステリーSF。
2024/06/28 19:25