きのすブログ

礼とは何か / 桃崎有一郎

古代中国の世界観が現代日本に残す光と影

2025/06/10 20:43

二〇三高地 / 長南政義

乃木希典を初めて知ったのは司馬遼太郎の『坂の上の雲』です。そこでは徹底的に愚将扱いされていたので、第一印象はあまりよくありませんでした。次に登場したのは夏目漱石の『こころ』。明治天皇の崩御が一つの時代の終わりを象徴するのに対して、後を追う乃...

2025/05/23 23:29

おしゃべりな絶滅動物たち / 川端裕人

「絶滅」という言葉が生まれた歴史から何を学ぶか、その先にどういう未来を描くか

2025/05/12 21:08

「“右翼”雑誌」の舞台裏 / 梶原麻衣子

出版不況の時代に生き残るための「面白さ」

2025/05/11 13:52

小山田圭吾 炎上の「嘘」 / 中原一歩

若気の至りをほじくり返す

2025/04/27 15:02

転売ヤー 闇の経済学 / 奥窪優木

綿密なリサーチと図太い行動力。ビジネスマンの鑑？

2025/04/17 22:27

経営教育 / 岩尾俊兵

あんまり関係ないですが、増税ってやってる側は価値を創造しているとでも思っているんでしょうかね。

2025/03/22 21:55

煎り大豆のレシピ ～節分じゃなくても食べたい～

コメダ珈琲が大好きです。

2025/03/12 22:18

若きウェルテルの悩み / ゲーテ

繊細な感情を表現する

2025/02/25 23:16

トークの教室 / 藤井青銅

YouTubeで面白そうな本があったので読んでみました。このチャンネルきっかけで本を読んだのは審判はつらいよに次いで2冊目。ラジオ界の重鎮とのことのですが、その世界に疎い私は存じ上げておりませんでした。ラジオ体操は日課なのですが…。ただ本書...

2025/02/15 22:44

言語の本質 / 今井むつみ、秋田喜美

文章の素人同然の私は、ライター講座の課題を作成するにあたって実際の雑誌の文章を参考にしました。そこで読んだプレジデント誌の中でひときわ興味を引いたのは、認知科学を専門とする今井むつみ氏のコラム。元になったのは言語の本質 ことばはどう生まれ、...

2025/02/13 05:53

神奈川減税会の勉強会に参加しました

減税関係のイベントに参加したのは横浜減税会、減税＆規制廃止カンファレンスに続いて3回目です。1年に1回ペースでゆるーく勉強してます。会場はミューザ川崎の研修室。掲示板には「自由経済勉強会」と表示されていたので、場所が合ってるか不安になりまし...

2025/02/11 22:06

埼玉クルド人問題 / 石井孝明

分かり合えないことだってある

2025/02/06 21:42

日本製鉄の転生 / 上阪欣史

小学校の授業で八幡製鉄所が出てきたときに、「この跡地にできたのがスペースワールドです」と習いました（九州だから？）。実際は敷地の遊休地を活用したものですが、製鉄業なんてもう斜陽産業になっているという印象でしたね。30年前の話です。それが今、...

2025/02/04 21:36

おや、こんなところに鳥が ～渋谷で街ぶらバードウォッチング～

バードウォッチング歴2年の知識を詰め込んだ記事

2025/01/23 05:02

編集・ライター養成講座で優秀賞をいただきました

初めて文章で賞をとった中年の軌跡

2025/01/23 05:00

大きな政府の社会主義を打ち破れ！/ ニュート・ギングリッチ

建国の歴史、憲法、宗教、国の違いはあれど、自由／統制がもたらす未来は通じるものがあります

2025/01/19 21:53

ハヤブサを盗んだ男 / ジョシュア・ハマー

世が世なら冒険家やトレジャーハンターと称されたであろう卵泥棒

2025/01/10 22:35

2024年まとめ

2024年に作成した記事は、2024年のトップ10に入りませんでした。

2025/01/04 22:52

欲望する「ことば」 / 嶋浩一郎 松井剛

潜在的な欲望を言語化できるか

2024/11/27 23:00

救国シンクタンク第8回フォーラム「米大統領選後の世界」参加レポート

世界の動きを解像度高く理解する

2024/11/25 22:51

鳥展レポート

鳥！鳥！鳥！

2024/11/24 22:46

分断されるアメリカ / 前嶋和弘ほか

分断から戻ってこれるのか？

2024/11/15 22:58

減税＆規制廃止カンファレンスに参加しました

自由を求めるために、束になる

2024/11/04 22:31

ほんとうの日本経済 / 坂本貴志

「ほんとう」に基づいた、地に足のついた未来予測

2024/11/04 20:21

鈴本余一会 第三十一回 古今亭菊之丞独演会 ～同じ噺を聴く会～

上方、浪曲と同じ噺を聴き比べる会

2024/11/01 22:14

都会の鳥の生態学 / 唐沢孝一

都会で見られる野鳥を探していたら、面白そうなネット記事が見つかりました。 低俗週刊誌なのでタイトルが下品なのはご愛嬌ですが、意外と中身がしっかりしていたので、この記事の元になった本を読んでみることにしました。 元高校生物教師の筆者は1970

2024/10/30 21:01

kindle paperwhite 12世代を買いました。

11年間ありがとう、kindle paperwhite第6世代

2024/10/22 23:16

生き物の死にざま はかない命の物語 / 稲垣栄洋

久々にペンギン本を読もうと思ったら、本書にたどり着きました。サブタイトルが無い方が先に出版された方で、本書は続編の位置づけです。 各章で一つの生き物にスポットをあて、解説のあとに物語が続きます。27通りの命の物語、悲しい気持ちになることもあ

2024/10/17 13:13

ストーリーとしての競争戦略 / 楠木建

その戦略に、ストーリーはあるか？

2024/10/09 21:39

審判はつらいよ / 鵜飼克郎

うまくできて当り前の残酷さ

2024/09/30 20:44

ナットとボルト / ロマ・アグラワル

表に出てこない部品に秘められたヒストリー

2024/09/25 16:54

明治神宮探鳥会 2024年9月

野鳥観察のオフシーズン

2024/09/16 14:29

若者に辞められると困るので、強く言えません / 横山信弘

カンが無いなら、セオリーを覚える

2024/09/12 20:37

自民党はなぜここまで壊れたのか / 倉山満

歴史を学んでから挑む、政治改革の本質

2024/09/06 17:31

「やさしさ」の免罪符 / 林智裕

「やさしさ」側は、向き合うことができる相手なのか

2024/08/25 16:25

浅草演芸ホール 八月下席 – 桂竹丸と大喜利（2024年）

今年も行ってきました。見てるだけでおもしろい芸人。

2024/08/21 23:03

新宿末廣亭 8月上席 金原世之介 辰巳の辻占

古今亭は飲む・打つ・買う

2024/08/07 21:20

成瀬は天下を取りにいく / 宮島未奈

心温まる、という感想で果たして合っているのか？

2024/08/05 22:33

ルポ 誰が国語力を殺すのか / 石井光太

筆者曰く、国語力とは「心の船」だそうです。なにかにつけて国語力です。

2024/07/30 22:21

入管ブラックボックス / 木下洋一

頭の切り替えができないとかみ合わない議論

2024/07/20 22:57

排出権商人 / 黒木亮

GX-ETSとかいう怪しい制度を調べている時に、本書の存在を知りました。雑誌への連載時期は2008年で、書籍化は2009年です。基本的には、筆者の以下の記事に沿った内容になっています。 これに当時の粉飾決算など時事ネタを織り交ぜて、メーカー

2024/07/12 23:15

本当に役立つ経済学全史 / 柿埜真吾

エセ経済学の処方箋

2024/07/06 17:58

金融義賊 / エフ

恵まれない…恵まれている…それは相対的な価値観

2024/06/27 21:43

具体と抽象 世界が変わって見える知性の仕組み / 細谷功

世界の見え方が変わる

2024/06/16 14:48

池袋演芸場 六月上席 柳家さん喬 浜野矩随

うまい話があったもんだ

2024/06/05 22:53

自由な社会をつくる経済学 / 岩田規久男、柿埜真吾

タイトルを逆にすると、経済学が自由な社会をつくる

2024/06/02 14:22

鈴本余一会 第三十回 古今亭菊之丞独演会

演芸場でジャズを鑑賞する

2024/06/01 15:19

知られざる海上保安庁 安全保障最前線 / 奥島高弘

日本の国防最前線で何が起きているか

2024/05/19 10:33

工作・謀略の国際政治 / 黒井文太郎

工作・謀略の一般常識

2024/05/15 21:24

コロナ過を記録する / 救国シンクタンク

コロナ禍とはいったい何だったのか、を記録する

2024/04/30 21:03

TIMEMORE C3s Pro Maxとケトル

楽しいひととき

2024/04/26 22:39

Leave US Alone / グローバー・G・ノーキスト

自由への分厚い入門書

2024/04/23 23:02

渋谷らくご 春風亭一花、三遊亭青森

二つ目の実力！

2024/04/13 17:23

政官攻防史 / 金子仁洋

今も変わらぬこの国の宿痾

2024/04/09 22:59

FLY!/フライ！（ベイビークラブシアター）

赤ちゃん連れでも映画が楽しめる、TOHOシネマズのベイビークラブシアターを利用しました。

2024/03/30 22:53

病院がなくなる日 / 石川雅俊

医療の現実、そして未来を冷静に理解するために

2024/03/24 21:11

レトリック感覚 / 佐藤信夫

言葉の「あや」に魅せられて

2024/03/17 22:33

野鳥撮影日記 2024年3月 皇居一周編

カモでにぎわう冬のお濠

2024/03/11 21:33

浅草演芸ホール 三月上席 三遊亭圓歌

寄席通いが続いて感想文も増えたので、寄席カテゴリを新たに作りました。 浅草昼の主任は最近弟子との確執でお騒がせの四代目三遊亭圓歌。とはいえ相変わらず人気者で、結構客が入っていました。7~8割くらいは埋まっていた印象です。 先代の圓歌は私が落

2024/03/09 23:39

鈴本演芸場 三月上席 落語協会百年興行

百年の歴史をしみじみと味わう

2024/03/06 22:45

野鳥撮影日記 2024年3月 横浜市都筑区の冬鳥編

寒い冬は野鳥の季節

2024/03/05 22:21

【献本】しんどい月曜の朝がラクになる本 / 佐藤康行

初の献本はライトな啓発本

2024/03/03 11:24

三酔人経綸問答 / 中江兆民（訳：鶴ヶ谷真一）

国際法は「仕方なく守るもの」

2024/02/29 21:52

国際法で読み解く戦後史の真実 / 倉山満

そして世界は混沌に向かう

2024/02/24 22:05

国際法で読み解く世界史の真実 / 倉山満

国際法は遵守するもの？破るもの？

2024/02/22 22:00

約束のネバーランド / 白井カイウ、出水ぽすか

本ブログでは初のマンガです。元日銀審議委員の原田泰氏の本になぜかマンガ本が登場したので、とても印象に残っていました。スーパー銭湯でちまちま読んでいたのですが、最終的にはkindleで一気に読みました。 原田泰氏の本では、ウクライナが降伏すべ

2024/02/05 22:36

世界は経営でできている / 岩尾俊兵

経営！経営！経営！それが人生！

2024/01/29 22:58

人類とイノベーション / マット・リドレー

イノベーションを生み出すのは一部の偉人でなく、人類が必然的に引き起こすものでした。 緩やかに起こるイノベーション 本書の筆者であるマット・リドレーが、岩尾先生のイノベーションを生む“改善”を要約した論文についてコメントを寄せているというのを

2024/01/25 23:21

ケーキの切れない非行少年たち / 宮口幸治

ホラーではない、現実の話

2024/01/09 22:40

ニュースの未来 / 石戸論

100冊目は、これまでの感想文で得られた視点を

2024/01/03 22:08

パレスチナ現代史 岩のドームの郵便学 / 内藤陽介

中東情勢を理解するのはなかなか難しいので、いろんな角度からチャレンジしています。今回挑戦した本は、「岩のドーム」を題材にした「切手」を軸にしたパレスチナ現代史です。 「岩のドーム」と「切手」、そのままでは象徴・シンボルとしての存在に過ぎない

2023/12/27 22:36

電子レンジでまんじゅうを作って失敗した話

饅頭は蒸して作るものです

2023/12/26 22:51

室町の覇者 足利義満 / 桃崎有一郎

室町幕府とは何だったのか

2023/12/15 21:54

新宿末広亭 十二月上席 – 橘屋圓太郎 棒鱈

酒は飲んでも飲まれるな？

2023/12/09 21:11

平治の乱の謎を解く / 桃崎有一郎

武家政権の起源

2023/11/26 14:10

名前でよむ天皇の歴史 / 遠山美都男

日本の象徴はどう呼ぶのか

2023/11/16 22:40

嘘だらけの日本古代史 / 倉山満

古代から紡がれたストーリーを、常識をもとに理解する

2023/11/12 16:49

圓生の録音室 / 京須偕充

芸の鬼を後世に伝えるために

2023/11/06 23:20

鈴本余一会 第二九回 古今亭菊之丞独演会

「シリアス」と「バカバカしさ」

2023/11/01 23:35

日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか / 岩尾俊兵

悲観でも傲慢でもなく、真摯に経営に向き合う

2023/10/30 23:40

iPhone 15 Proを買いました

iPhone8から一気に進化！

2023/10/27 22:22

鈴本演芸場 十月下席 – 蝶花楼桃花 お見立て

今ノッてる噺家

2023/10/22 22:35

草枕 / 夏目漱石

人間的な芸術家

2023/10/21 22:29

サラ金の歴史 / 小島庸平

金融史の一つの側面

2023/10/10 22:23

インドの正体 / 伊藤融

インドについて歴史や宗教などの観点から解説された本はありますが、「現在のインドの立ち位置」を理解するには本書が最適ではないでしょうか。2022年に日米豪印のクアッドが開催されたときの印象で、なんとなく日本の味方のようにイメージしていました。

2023/10/02 22:08

FACTFULNESS / ハンス・ロスリング他

思い込みを排除し、データで語る

2023/09/26 21:46

鈴本演芸場 九月中席 – 柳家花緑の目黒のさんま

秋の味覚

2023/09/18 23:12

入門公共選択 / 加藤寛 編

政治家も官僚も利己的な人間

2023/09/17 23:02

月刊「正論」2023年10月号

保守系雑誌で陰謀論を喝破するというシュールな特集が組まれていたので、普段は近寄らない雑誌に思わず手を出してしまいました。特集「情報」への警鐘本誌の中ほどで組まれていた企画です。表紙にも載っていないのですが、これを目当てに購入しました。「陰謀

2023/09/05 21:30

コーヒー「こつ」の科学 / 石脇智広

奥が深い世界は科学が道しるべ

2023/09/04 20:28

韓非子 全現代語訳 / 本田済

トップの教養

2023/09/02 23:22

浅草演芸ホール 八月下席 – 桂竹丸と大喜利

気軽に通える寄席

2023/08/26 23:09

カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か？ / 松原始

残念な生き物なんていない

2023/08/18 20:44

渋谷らくご 8月第一公演

劇場での落語に初挑戦

2023/08/11 23:16

今日も世界は迷走中 国際社会のまともな読み方 / 内藤陽介

自国の利益をぶつけ合って迷走に至る

2023/08/07 22:36

〇〇くるみ レシピ集

きな粉くるみの基本レシピとアレンジレシピ：黒糖きなこくるみ、ハニーきなこくるみ、塩キャラメルくるみ、シナモンくるみ、カカオくるみ、コーヒーくるみ

2023/08/04 21:39

大国のハイブリッドストラグルⅡ / 救国シンクタンク叢書

さらに複雑さを増した世界で、各国は何を考えているか

2023/08/02 20:47

救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」参加レポート

日本の象徴を絶やさぬために

2023/08/01 20:44

現代アメリカ保守主義運動小史 / リー・エドワーズ

民間が政治を勝ち取るには

2023/07/29 20:37