日曜カルチャー 蔦屋重三郎のまなざし (4)
大河ドラマ「べらぼう」のお蔭で、江戸中期から後期の文化についてたくさんの講座が開かれています。その一つですが、今回教えられたのは、この時代、太平の世で、武士は、戦の備えをする必要がほぼなくなり、文武両道、高潔な品性、、、、が忘れられてきていた。そこへ、田沼意次の失脚、蔦屋重三郎も、お咎めあり・財産没収になる。***解説より****天明の時代、松平定信の寛政の改革が始まると、武士が狂歌や戯作を作りにくくなり、太田南畝、朋誠堂喜三二、恋川春町らが引退。すると蔦屋重三郎は鶴屋喜右衛門とともに町人作家・山東京伝を専属に抱え、その人気を高めていきます。また町人や農民の間にも学問への関心が広まると、道徳や教訓を絵で解説した黄表紙「心学早染草」を出版。新興の名古屋の書店と連携し本居宣長の本を江戸で売るなど、新たな市場を...日曜カルチャー蔦屋重三郎のまなざし(4)
2025/04/30 20:17