禅語:水を掬すれば月手に在り
こんにちは! 習慣化トレーナー田村です。 本日は、「禅語:水を掬すれば月手に在り」についてお話しします。 この禅語は、とても美しい詩的表現とその言葉の持つ意味合いから、とても好きな禅語の一つです。 禅で使用される言葉としては「水を掬すれば月手に在り、花を弄すれば香り衣に満つ」ですが、中国の唐の時代の漢詩『春山夜月』に由来があり、南宋時代の禅僧である虚堂智愚の語録『虚堂録』に引用されています。 少々難しいですが、一連の言葉の日本語訳を載せると、次の内容となります。 ある僧が師匠に問いました。 「「言うこと」と「言わないこと」は、木にからむ藤の蔦のようなものといいますが、これはどのような意味でしょ…
2022/04/30 22:23