カタカムナ31首を読み解く #2 カタカムナとは 天地万物を産出する母なり
カタカムナ オホ トノチ ・・・ カタカムナとは 天地万物を産出する母なり 高御産巣日、神産巣日 向かい搦む処で万物の基(モト)をなし 天地の氣より開けて、その樹(き)は火(高御産巣日)水(神産巣日)與みてカタチ顕す。 カムミムスヒ イモ オホ トノヘ・・・ カタチなき火のカタチを現したる樹(き)にして 高皇産霊に神産巣日 與みて、スイチに睦み 正中をつかさどり 結び列なり渦巻き 曲がらずに延びゆく 天之御中主なり。 水火(イキ)舫い 天地万物を産出する母なり 火、水中に與めば、万物の基(モト)をなし 火水ひとつに搦みくみ 天地(アメツチ)の初めの渾沌から一物のゝ、脹れたち マクミ ワク タマ イモ カラミ ・・・ その根本から火水に分かれ、又 火水搦み睦み ひとつになり 正中をつかさどる 地上に魂を顕すことをつかさどり 息(イキ)と舫い 搦み與み降ろし 天地の父母より生み出すものなり。 マクミ トノヘシ カタカムナ ・・・ その根本から火水に分かれ、又 火水搦み睦み ひとつになり 正中をつかさどる 火、水中に與めば、万物の基(モト)をなし 火水ひとつに搦みくみ 天地(アメツチ)の初めの渾沌から一物のゝ、脹れたち 万物の初をつかさどる 形なき火のカタチを現したる木 魂のカタチなきの火、水(地上)に搦むがゆえに、魂が現れカラダと睦み ヒトと生る。 サカキ メクリ ノ カム ヤタ マリ ・・・ 根は一つにして、進み昇れば割分(さきわか)れ、形なき火のカタチを現したる木はいきの形の本来の始めゆへ めくりめく循環の中で 搦み睦み 天岩戸開け給う時、御像(みかたち)は朝日の如く暉きて、暁に鳥の鳴くが如く、諸々の神達が声をあげて喜び給う。 永き世回りて、尽きること無く 火水の息、逆らわずして、共に循環する。 オモ タル ヌシ シツ マリヌ クニ ヌシ・・・ 多く搦み正中を延びゆく姿 は高く昇り これより大いなるものなく 渦巻き氣を発(ひら)く ゝ(シルシ)をなす。 天地の息凝る処、石多し 石ある山には水多く列なり 万物これより文目(あやめ)を分かち、息の残らず顕れて不足ということなく 水がよく循環し潤っている 天の父の火(天の人)、水(根の水場)に降り睦み 天の人
2022/06/30 18:54