カタカムナ67首を読み解く 輪廻転生と憑依
男女のまぐわいによって息の根(へそ)の魂をほどき、女性の魂を男性の意志が操り、万物に憑依させることができる。この秘技を67首でもより鮮明に事細かくうたっている。 また、魂と体の関係、そして男と女の関係も人智を超えた法則が現されている。 魂は輪廻転生し巡り巡る物だということは以前の首でもあったが、その魂の輪廻とは死した場合だけでは無いということだ。 その魂の輪廻を生きながらに可能にするのが男女のまぐわいである。ヒトの魂も自在に操ることができる。 それは森羅万象のことわりを熟知し、使いこなしている者の術なのだ。我々現代人は、自らのことや森羅万象のことをまだ何も理解していなかった。人間とはなんなのか?生命とはなんなのか?魂とはなんなのか?そしてそれを熟知していたのが火水の民であり、カタカムナ人と呼ばれる者で有る。 しかし、カタカムナの実態はこれまで明らかにはなっていなかった。人類の歩み、そしてヒトとは何者なのかという答えがカタカムナには凝縮されている。 カタカムナという言葉には全てが凝縮されている。それは宇宙の全てと等しい言葉がカタカムナにある。 カタカムナを言靈で解いていく中で、言靈の編集者 弘法大使空海はこう残してある。 『天地自然のふみにして、凡眼凡慮の窺(うかが)うべきものに非ず。』 つまり様子をさぐることやのぞきみることはするべきでは無いとしめしている。蓋を開けるのは良いがおかしな解釈で遊んでいるとそれなりのことが現象化してしまう。ここから先は読む側も心して読んでいただきたい。 67首で死以外での輪廻が憑依という形で可能なことが示されている。魂とは操ることができるのだ。 私は、確信している。弘法大使 空海は輪廻転生に成功している。そして今の世にカタカムナの封印を開くためにその鍵を前世で残していたと。壮大な仕組みが周り始めた。新たな世を創造するために。
2022/04/30 17:12