父親の四十九日2

そして当日、父と伯父の共通の友人が来てくれた。その友人は香典を持ってきてくれ、伯父に渡した。伯父は継母に「俺があいつを食事に連れて行くから香典の中身抜いておい…

父親の四十九日

四十九日の後の食事をどこで誰と…を弟と継母で決めた。あたしは決められたことに従う。ある程度決まって父の兄(伯父)に報告。「場所がよくない。なんでそんなとこでや…

父親の死4

継母が棺の中にいる父に向かって「オ父サン早スギル。マダ69歳。ナンデ」と。69歳。いいじゃん。69年間だよ。こっちは49歳で死んだし。しかも突然の死だったし。…

父親の死3

葬式の準備こんな時、この家の長女でも苗字の違うあたしはどこまで介入していいのかわからない。父だけど…娘だけど…家族だけど…なんかすごく遠く感じた。あたしが勝手…

父親の死2

7月12日、23時ごろ継母から電話。すごく…すっごく嫌な予感。「オ父サン危ナイ。病院カラ電話キタ。ドスレバイイ？」と今にも泣きそうな声。病院に着いたのが23時…

父親の死

去年の2月に「突発性肺線維症」という診断を受けた。人工呼吸器がないと生活ができなくなった。最初は呼吸器さえあれば普段通りの生活ができていたのに、会いに行くたび…