読んだ本、「墓じまいラプソディー」
暇なもんで読書にふける。「墓」が続くが、予約本の順番が回ってきたので。垣谷美雨さん「夫の墓には死んでも入りたくない」義母の遺言から始まった墓問題。それは親類や子供たちを巻き込み、墓の必要性などを考えるきっかけになっていく。小説の中では寺の改修で300万もの負担金を負うことになり、宗旨替えをしようにも、離檀料やら何やらで高額な費用をふっかけられる。実際、寺も檀家が減って大変なのも解らんでもないが。昨今、少子化やら就職やらで地元で家や墓を守るのが難しくなっている。田舎と都会とでは墓事情も違えば価値観も変わってきている、将来、家族の有り様がどうなるかも分からない。まさに、この世は諸行無常、色即是空なのだ。墓と苗字の問題、私は特に旧姓にこだわってたわけでもないし、自分の骨なんてどこに埋葬されても構わんけど、私らが...読んだ本、「墓じまいラプソディー」
2024/06/30 20:00