42歳主婦が鬱寸前から会社経営を目指すまでの実体験を綴ったエッセイ。自営業長男の嫁として安泰の人生…!になるわけは無く波乱万丈、猪突猛進の日々。古い慣習の抜けない夫の会社をスクラップアンドビルドで新しく構築していこうと奮闘する物語です。
10年も同じ会社にいると色々な人に出会います いろんな人が去っていき、いろんな人が面接にやってくる 現在、従業員の多くは私の後に入社して来た方ばかり。 そして年上の方がほとんどです。 これまで出会ってきた従業員さんたちは ごくごく一般的な就業形式で働いておりました 上司に言われた仕事を黙々とこなし ミスが無いように注意しながら製品を製造していく 暇があれば世間話も交えながら 忙しい中にも楽しさを見つけて毎日頑張ってくれておりました。 この中には私も含まれています。 会社の内部事情など気に留めることもありません 決算がいつなのかもわかりません 従業員さんたちがいくらのお給料で働いてくれているのか…
子供の頃から争い事を避けて来ました。 友達と本気の喧嘩なんてした事はありませんでした。 いつもニコニコ決して怒らない それが昔からの私を知る人達の私のイメージ 笑っていれば平和にいく 怒らなければ誰とも気まずくならない 頼まれたことを嫌とは言えず何でも引き受けました クラス委員にもいつも選ばれていたし、先生の似顔絵を描いてと頼まれれば寝る間も惜しんで完成させました 自分が我慢すれば丸く収まるんだから いい人を演じていれば虐められることもないから 笑顔でいれば何でも上手くいくから。 そう思って20数年生きてきました。 この刷り込みは本当に根深かったし、信じて疑わなかった。 だってそれが当たり前で…
コロナで日本中が暗いムードに包み込まれていました。 なるべく人との接触を避けてうちに籠もるのが吉。 外にでも出ようものなら、またたく間に感染してしまう そんな錯覚にさえ陥るくらい、このウイルスに対する人々の恐怖は計り知れない時期でした。 まだ東北には来ていない。 頑張れ東北!と、テレビのニュースの度に何故か応援していたあの頃。 学校も臨時休校となったが、子供達は思いがけない長期休みにまだ無邪気に喜んでいました。 私はというと、 極寒の地で、ようやく見つけた南国のパラダイスに片足だけ突っ込んだだけで強制的にもとの場所に帰国させられてしまった。 そんな気持ちでしばらくは虚しい日々を過ごしていた S…
2020年2月 この年は例年に比べて雪がほとんど降らない年だった 毎朝起きるたびにウンザリするような大雪も無い スコップでの雪かきで次の日筋肉痛に襲われることも無い なんて快適なんだろう こう思えるようになったのは、私が雪国でそれなりの月日を過ごしてきた証拠なのかもしれない もうずっと降らなくていいよ こっちに来て初めて雪を見たときの少女のような気持ちは、もうとっくになくなってしまった コンサートと心が楽になるお薬のおかげで 私は本当に穏やかで毎日が高揚感溢れる日々を過ごせていた。 今月はなんとまた歌手の方とお会いできるチャンスが巡ってきた 今度は町主催のイベントにゲスト出演するとのこと! な…
この地に嫁いできて早十数年 最初の頃は、一ヶ月もすれば義理両親とも仲良くなれるし友達だってすぐにできる そう思って疑いませんでした。 ある意味凄いな どれだけ自己肯定感が高かったんだろう私は 当たり前だが、思い描いていたルートを順調に進めるわけでなく むしろ真逆 義理両親とはいつまでたっても打ち解けられず (まあこれは私が猫かぶりしまくっていたのが悪いんだろうと思います。) 友達も出来ず (大人になってからの友達って作るのほんと難しい) 徐々にこの地へ来たことに対してさすがの自己肯定感が高い私も疑問を持ち始めてしまうことになります こうなってしまうと後はもうガラガラと崖を転がり落ちるのみ フォ…
たまたまでした いつものようにツイッターをなんとなく眺めていたら、 「ゲームのキャラクターに混じっていても違和感のない歌手」 という感じで軽くバズっているツイートが目に止まりました。 その歌手の方は、漫画のキャラクターの様な衣装に、バリバリメイクの男性 いわゆるビジュアル系ってやつ ビジュアル系といえば、私が高校生くらいの頃だと LUNA SEAとかSHAZNAとかDIR EN GREYとか……? 詳しくは知らないけれど それなりにテレビでよくお見かけしていたし、周りの友達にもファンだっていう子がちらほらいたっけなあ… ただそのツイートの画像の歌手のビジュアルが なんだか自分の好みにドンピシャ…
診察を終えて調剤薬局で薬を貰い自家用車に乗り込んだ。 え……こんなに安くていいんですか???? これが最大の驚きでした。 それまでの精神科のイメージでは 診察代と薬代がとても高額という極めて勝手な思い込みでおりました 調べもせずこうだろうと勝手に思い込んでおりました 診察代……2千数百円…… いやいやいや、落ち着け。 きっとこのあと処方される薬ってのが高いんでしょそうなんでしょ お薬貰う。 お薬代……5百数十円…… しかも楽天Edyで支払える 私の握りしめた財布の中の2万円は出番なしでした 銀行からわざわざおろす事なかったね 自家用車に乗り込んだ私は、先程の診察で先生とお話したことを思い出す。…
このブログの作者、gomaと申します。 今日は私の転機となった出来事を綴らせていただこうかなと思います。 あれは確かコロナが流行りだす一ヶ月ほど前の事だったと記憶しております。 あの頃の私は本当に心身ともに疲弊しておりました。 仕事をしていても物忘れがひどく、数分前に確認したことも覚えていない。 本気で自分は若年性アルツハイマー病なのではないかと悩んで、症状などを検索してはうなだれておりました。 そんな自分が情けなくてミスや忘れ物をする度に、夫に感情をぶつける毎日。 毎回毎回、自分は駄目な人間だきっと病気なんだもうなんでだろうなんでだろうと聞かされ続けた夫は、さぞかし呆れていたことでしょう。 …
42歳主婦。とても充実した毎日を送っています。 充実しすぎてほんと一日24時間じゃ足りません。 私には夢があります。 夫も会社の売上を今より1.5倍にする事。 従業員さんたちの給料をプラス3万円にそれぞれすることです。 そして 誰もが楽しく充実した一日を仕事をしながら終えられること。 みんなの力を合わせて会社を作っていって成長させていきたい。 そう思って毎日過ごしています。 でも こう思えるまでは 数々の試練の連続でした。 他の人から見たら大したことないぬるい人生 かもしれませんが 42歳の主婦が燃えております。 一度きりの人生ここから花開かせていきたいと思って燃えまくっております。 勢いがつ…
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