一途論 17 〜 My life My pace 〜
オットは、塾経営をしている中で、毎年増えていく不登校の子どもたちを預かっていたんじゃが、それぞれが全く違う問題を抱えておったことを思い出す。つまり、問題の解決策は一つではないということになる。オットは、全国の悩める子どもたちの光となる何か、を探そうと必死じゃった。 多い時で、7人が学校にいけずに悩み、塾に通っていた。 遅れをとってはならぬと自らが門を叩いてくる子。親が無理やり連れてきて、泣きながら勉強する子。お兄ちゃんが不登校で、それと一緒についでに不登校に転じた子。いじめられて、通えなくなったけど、夢があるからと勉強に励む子。などなど。中には、母子家庭でしんどくて、子どもを預かって欲しいと頼…
2022/03/29 18:00