富士山記録上最古の噴火
災害の多し国なり炎天下さいがいのおおしくになりえんてんか火山弾花火のよふに光りけりかざんだんはなびのよふにひかりけり・・・・・・・・・・・日本では天応元年、光仁天皇の治世であった781年の今日(7月31日)、記録に残る中では最古の富士山の噴火が観測されました。この記録が載っているのは菅野真道(すがわらのまみち)らが編纂した、いわゆる「六国史」の2巻目にあたる『続日本紀(しょくにほんぎ)』です。『続日本紀』には「天応元年の7月31日に駿河国で富士山が噴火し、火山灰が降り注いだ」という旨の記述が載っていますが、残念ながらそれ以上の記述はありません。しかし、この文献の信頼度が高いこと、そしてそれ以前に噴火の記載がないことから記録上初の噴火として重要視されています。また、700年代から1000年代の間は比較的多く...富士山記録上最古の噴火
2022/07/31 06:12