聞法ノート

私なんかが

昭和の発酵技術で大きな仕事をした加藤辨三郎が若い時の思い出として、 後年大いに恥入ったということがあり、 「私なんかの言う南無阿弥陀仏ではダメでしょう」と半ば…

2023/11/29 09:25

仏陀の沈黙

多くの真実を説いたお釈迦さまが、説かなかったことがある。「不説」という。 魂ってあるのですか、霊っているのですか、についてもついぞ釈迦は説かなかった。 マール…

2023/11/26 23:56

2025年旧石器時代

もしかしたら2024年ないかもしれない。 地震（＋津波、噴火、火災）と二次災害、地球沸騰化と燃料食料原料の危機、新型ウィルス出現、侵略戦争。 このうち、国内を…

2023/11/26 22:40

般若波羅蜜多の意味

Om namo bhagavatyai arya-prajnaparamitayai! オーナモー ヴァガヴァティヤイ アリャプラギニャパーラミタヤイ般若波羅…

2023/11/25 23:32

私という事件

オーケストラの生演奏は常にその場限りの音楽であって、再上演と言っても 同じようで同じではない、その演奏を事件という人もいる。 指揮、楽団員、楽器、観客、ありと…

2023/11/24 08:48

アンフェア

人はなぜ死ぬのかの理由は、生まれたからだという。 そういうことではないのだ。なぜこの人が、こんな時に、このように死なねばならぬのか という答えに、そりゃ生まれ…

2023/11/23 18:06

意識のチューニング

設我得仏、十方世界 無量諸仏、不悉咨嗟 称我名者、不取正覚。設我得仏、十方衆生、至心信楽、欲生我国、乃至十念。若不生者、不取正覚。唯除五逆 誹謗正法。 たとい…

2023/11/19 07:59

95%の自分自身

1日のうち、いろんな思いが頭をよぎる。 ほとんどが取り止めもないことを自分が制御しないままに考えていたりする。 1日何万回か頭に浮かんでは消えてゆく思いがある…

2023/11/17 00:03

お爺さんの対話3

またある日の訪問者。 「どんな修行したらええんですやろ」と言い出した。 お爺さんは静かに質問に質問で答えた。 何か目的があっての修行かいな？ まあ功徳を積むと…

2023/11/16 10:40

お爺さんの対談2

このお爺さんには、訪問者が後を絶たなかった。 受験に合格させてくれ、病気を直してくれ、無くした財布が出てこんか。 何を言われても「ほうかほうか、よう頼んどいち…

2023/11/15 00:00

お爺さんの対談

ご利益ある仏様、役にたつ仏教、運がひらく信仰、死後の安泰、祟りを除く祈祷、先祖の供養作法。 まあ、ないでしょうな。お爺さんは答えた。 ほな、うちらそんなんやっ…

2023/11/14 00:00

即今、当処、自己

ネットで2025年7月に日本には未曾有の大きな変換点があり、 その後は昔の日本になってゆくという予言がよくあって、 大地震（＋噴火・津波）、侵略戦争、パンデミ…

2023/11/13 17:56

聞法において

以前から聞法（ご法話の聴聞）において、何をお話になられたのかということ自体には記録を取らず、 むしろ聞かせていただいたことから自分の心に浮かんだことに耳を傾け…

2023/11/13 17:26

報恩講での不可思議

今日は報恩講。お寺さんにはいつもの皆さんが集まっておられた。 海法龍先生のご法話も、聴聞できた。いい体験をさせていただいた。 目の前に阿弥陀如来のご本尊が立っ…

2023/11/12 18:17

変化に生きる

人それぞれの人生だけれど、後半に入ったなと思う頃から 時が経つのとともに、劣化、老化、退化というような現象と共存してゆくことを余儀なくされる。 その先にあるの…

2023/11/11 17:13

その人なりの歩み方

これは本当にそう思う。 "Because of the internet, everyone has stopped reading books. Books…

2023/11/11 00:12

感謝せよは無意味

ときどき、感謝せよというフレーズを聞くことがあるが、 感謝を「する」のは、人に対して「お気遣いありがとうございます」というときであって、 仏様への感謝というの…

2023/11/10 14:01

我聞如是 本来の意識領域

自分自身に言い聞かせてきたことというのは、自分がどう世界を見ているのかということに過ぎない。何か困難なことに直面すれば人生は厳しいものだと再認識し、それが正し…

2023/11/09 22:03

破られる自己が作る未来

Dr. Joe Dispenza のレクチャーから。"You are the placebo"「あなた自身がプラシーボ（偽薬）だった」"Breaking th…

2023/11/06 23:04

本当の恐怖ということ

あるときお釈迦様のあるお弟子様がこう言いました。 「本心を申し上げますと、私は実のところ人が怖いのです、運命が怖い、生きること自体が怖いのです。」 お釈迦様は…

2023/11/05 20:43

ただただ無力なまま

戦国時代の頃、虎哉宗乙（こさいそういつ）という臨済宗の坊主がいた。 伊達政宗の幼少期から、教育係として厳しく育て上げたことで有名になっている。 幼少の梵天丸は…

2023/11/01 22:42