これはすごい。 https://toyo.repo.nii.ac.jp/record/2750/files/enryocenternenpo11_037-05…
死んだ後の話2。《このまま私が死んだなら》 「生きているうちに、しておけばよかったなという思いはありますか?」 「仏の道という前に、人の道を歩まねばならなかっ…
死んだ後の話。 聞いていたようにお浄土に生まれたか、心地がいい。 夢にまで見た阿弥陀様にお会いできたら泣き崩れたい。 よう頑張ったの、と一言いただけたらどれだ…
地球上は生命で溢れている、誰もが知っている。 それらは、生まれ、生き、死んでゆく。誰もが知っている。 知ってはいても、自分のような現代人というのは、 そういう…
自分というのが、意思(conscious)であれば、 かなりの部分の自分は、自分の意思に関わらず生きてゆき、老いてゆき、死んでゆく。 普通ならば自分の意思以外…
明治人として、人間を極めたと思う一人に秋山好古という伊予人がいて、 「坂の上の雲」でも司馬遼太郎が取材、構想段階で、 その人物に惚れこんでしまったようなところ…
20世紀の天才と謳われたアルバート・アインシュタインが死の数週間前に 盟友のMichael Bessoの家族宛に記した手紙にある言葉。 ドイツ語だけれど、英訳…
豊岡鞄で有名な兵庫県北部に教育者となることが出世本懐であったかのような 僧侶がいた。その方の教育現場での歩みを記録した「培其根」(第一巻〜第六巻)は、 昭和4…
会議に出ていると仕事をした気分になる、という日本人あるあると同じで、 聞法していると安心してしまう、というのも同質なのだろう。 西恩寺の池田先生もこの点、聴聞…
その時代々々で、現れる真実のひと。 やり方を受け継ぐのではなく、大切なことを体現することができるひと。 守る親と見守る親の話。 「試合に出してもらえないから辞…
昔はこうではなかった。現代は病んでいる。人が堕落した。 今もってこれを聞くが、半世紀以上前の書き物にも同じ警告が発せられてる。 今時の若い者は、というのは、昔…
グローバルビジネスの最前線で仕事をして長いけれど、 日本はすでに小国であって、経済も、学術も米中2強となって 20年以上経つ。それに続くのがインドとなる。 小…
勝とうが負けようが、亡くなった戦友を忘れない 人がいるというのは、本当の生きる人の姿と思う。 ビーチの髭マッチョや水着姿をあげた写真ばかりだが、誰がこの写真…
何か自分にとって新しい世界を体験しようとする。 その世界というのは、確立されている。その道の達人もいる。 スポーツ競技もそう、芸ごともそう、学術や仕事もそう。…
トヨタのクルマに乗る人がいて、凝る人ほど得てしてトヨタが一番という。 ホンダに乗る人はホンダが一番と言う。尤もそうな理由もそれぞれ付けられる。 同じようなレベ…
戦争はいけないことです。その通り。誰も否定しない。 みな仲良くしたい。自分の正義を通せれば。 国同士のいさかいに限らず、親類縁者、親子といえど、いさかいがある…
日常は、日常脳で生活をしているし、それでいい。 とはいえ、日常といえども、永遠でもなければ、不動でもない。 満月を眺めていても、数日後には半月、三日月、新月に…
報恩講に参加させていただいて、感謝というご法話を聴聞し、 歓喜踊躍、報恩謝徳、讃歎、奉讃、これら全て感謝なのだろうけれど、 現代語としてみたら、あまり腑に落ち…
学びは大切と心底思う。仏典に触れる、説法を聞く、教義を掘り下げる、 けれど、仏教マニアになる気もなく、仏教のウィキぺディアになる気もない。 一度理解したからO…
あなたにとって南無阿弥陀仏とは何なのか、と聞かれたら 血なんじゃないか、と言う気がする。 血なのだからどうしょうもできない。 自分でなんとかできるものでもない…
ダーウィニストとかネオダーウィニズムという、自然科学分野において 生命に洞察を加える学派や識者が発信するメカニズムは、 何も宗教否定が目的でもないが、神秘主義…
今夜の皆既月食 赤い月を眺めていると、首が痛くなった。 あっという間に満月が半月、三日月、新月になって、また戻っていったようにも見える。 写真にしてみると影…
歎異抄第13章にある「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」 というくだり、現代でも単純に人を白黒つけたがる風潮を遥かに超えた人間観察がある。 …
儀式ということは、よく分からないまでも、お作法はきちんとしていたい。 お内仏に日々手を合わせる。 真宗では、仏像や仏画を拝むようには言われない。 むしろ簡単な…
阿弥陀如来とやらを信じている、 本願とやらに救われる、というのは、 あり得ない。 こういう表現でなくても、対象としているうちは出遭えない。 浄土も、無も、空も…
信仰とか信心とかいうけれど、自分のためとか、 教団のためとか、阿弥陀如来のためとか、その感覚がまるでない。 信じることをアピールするか? そういうことではない…
アルベルト・シュバイツァーが遺した言葉 「私にとって死とはモーツァルトが聴けなくなることだ」 これは本当に同感なのだ。 穢土だ、五濁悪世だと、ディスられ放題な…
自分なりの了解(りょうげ)つまり解釈に過ぎないが、 浄土をまことのむねとする、は他人とか団体の話ではなく、この自分自身が根差すところ。 浄土は、天国ではない、…
霊感商法が社会事件となり、宗教への胡散臭さが風潮になっていて、 仏教といえども、怪しいYouTuberや団体が存在していて、 伝統仏教であっても、普通なら警戒…
稲盛和夫も、松下幸之助も、加藤辨三郎も、海外にも知られ 名経営者として業界問わず著名な仏教者が、晩年に同様な言葉を残している。 いづれも「私の履歴書」や随想録…
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これはすごい。 https://toyo.repo.nii.ac.jp/record/2750/files/enryocenternenpo11_037-05…
兵庫県の作用というところに播州一の宮大工といわれたお爺さんがいた。 姫路城昭和大修理の棟梁として、大仕事を成し遂げ名を残した一職人。 昨年の夏、作用に行ってお…
この人にとっては、「真実(まこと)か真実でないか」だけが全てであった。 正しいかどうかではない、利益があるかどうかでもない、助かるかどうかでもない。 真実なの…
歎異抄のすごいところは、真宗の信者でなくとも、国内外の別宗教や無宗教の人でさえ 多くの知識人に極めて高い評価を受けている事実があって、むしろ自分自身はおそらく…
真宗聖典にある親鸞の声は、古今多くの人々が語り継いできたし、 ご法話でも何度も聞くことであり、知識としても断片的ながら理解した気でいる。 それが良いも悪いもな…
12月31日、神社にゆく。お祈りも、お願いもしない。 ありがとうございました、とだけ小さく柏手を打ってお礼を言う。 1月1日。初日の出を拝みに桟橋にゆく。いつ…
全ての結果には原因がある。例外なく因と果が連綿と続く、と。 だが、結果になって初めて原因と言われる。 今の状態も原因があっての結果であるのだ。 今の自分という…
信じると言っても、かなり意味が違う。 お金を信じる、他人を信じる、組織を信じる、仲間を信じる、 何を信じるかで、自分が決まる。この時の信じるというのは、信用す…
なんぞ、目当てがあって仏教だの念仏だのに縋るのは、それは違う。 それは全部、自己都合や。解決とか救済とかの秘法にあやかろうという根性では 当てが外れたら、別に…
ご法話で「あんた、南無阿弥陀仏て何て聞かれてどう答える?」と問われた。 阿弥陀仏に南無します、では答えになっていない。 だから南無は、信じるとか、難しく言えば…
200年ほど前の山口県の小島に「おかる(阿軽・於軽)」という妙好人がおられたという。 こうも聞こえにゃ 聞かぬがましよ 聞かにゃおちるし 聞きゃ苦労 今の苦…
推しの仏様を選ぶようなことをしてはいけないよ。 大日如来より阿弥陀如来が良いとか、いやいや釈迦如来が一番偉いとか、 人間レベルで決めることではないよ。 例えば…
昨日は報恩講に出仕して面白い話を聞かせていただいた。 日本の幽霊の絵は、たいていパターンがあって子供が絵を描いても 手を前に垂らし、足はなく、長い髪が後ろに伸…
本願寺派の梯先生のご法話で紹介された鹿児島の正覚寺さんが サイトに「輝くいのち」を公開してくださっていた。 https://www.syougakuji.co…
アニメ化した「チ。ー地球の運動についてー」には、宗教というものの恐ろしさを 天動説を絡めて描写しているが、リチャード・ドーキンス教授は、そういう集団心理は 中…
念仏する、という。 見た目は、自分が「南無阿弥陀仏」と言うという行為に他ならない。 けれど、念仏は、出るもの。 自分が言うのではない、念仏がこの業にまみれた人…
薪を焚べて焚き火をする。 静かな時間。 雑念がなくなり、正信偈が出てくる。 理由もない。 自然に触れて分かること。
僧侶なら、悟るための修行をするのでしょう?と聞かれることがある。 していない、全く。 他宗のご法話でも、私たちは悟るために仏教をしているのだとかいうのを聞いた…
鴨長明「方丈記」を読んでいると、 方丈の庵に住む究極の生活は、自然に溶け込む生き方の達人のようであり 現代人が忘れがちなある種のASMR体験と想像するが、 精…
やっとあのお爺さんのお墓参りに行けた。 不思議なご縁と思う。母の生命が尽きようとしているこの時に、 お婆さんからの便りをいただいて、ようやく伺うことができた。…
当たり前のことだけれど、宗教があって阿弥陀仏があるわけでもなければ 教団があって阿弥陀仏があるのでもない。念仏は宗派の専売特許でもない。 阿弥陀仏があって自我…
仏国土は星の数ほどあると言われていて、阿弥陀仏の仏国土は浄土とも言われる。 では、この世は何という名の仏国土かといえば「娑婆(Saha)」というが、 浄土のよ…
大経と呼ばれる無量寿経は、康僧鎧訳(魏訳)において、17,421文字の漢字で書かれている。 この漢文では、サンスクリット文からいくつかの加上が見られるが、 中…
分かることと、できることは違う。これは誰でも理解はしている。 個人においても、組織においても、 今、どういう状態に置かれているのか 周囲環境はどう動いているの…
昔から言われているように、仏教は道徳とちがう。 それは道徳を排除することではないし、何らのコンフリクトもない。 人に優しく、救いの手を差し伸べ、柔和に接し、き…
日曜礼拝のご法話を聴聞して、思わされた。 介護、うつ病、壮絶な人生を生きる人がいる。思わされるのは、 自分には、誰の真似もできない。小学校に入りたての子供を轢…
無量寿経巻下を読経中、浮かんだ。 「因位の自覚を持ちなさい」 因位とか果位というのは、仏の世界で他人事のように、そうなのですかで聞くなと。 たとえ5年先のこと…
人智を超えたところに仏智がある。 説明ができることではない。 釈迦が覚者となって人に法を説いたが、 例えば、お経の内容を見るに、後年の加上があるにせよ、釈迦以…
僧侶、と一言でいうが実に多彩なのだと今更ながら思わされる。 別に国内に限ったことでもなく、現代に限ったことでもない。 自分にとって、明らかに違うと思うのは、 …
繰り返し、くりかえし現れる「あさましい」という言葉。 現代でも、あらゆるところで見聞きする。教義のことではなく人間性なのだ。 歎異抄の十八条、 まことに、われ…
歎異抄のような伝聞形式で伝わる「蓮如上人御一代記聞書」。 内容は316条と膨大な伝聞が伝わっているが、御文とはまた違った角度でその教えを味わえる。 むしろ現代…
南無阿弥陀仏の後に、阿弥陀仏と噛み締める。 同じではない。日々、読経や勤行を続けているとこの感覚になる。 理屈ではなく、音の違いでもない、明らかな違いと言える…
「アンタの南無阿弥陀仏は平和な時代の念仏やな。」 確かに、歴史を紐解くに現代ほど恵まれた時代はない。 人権のない時代に生きた人もいる、戦争に駆り出され異国で斃…
いつも、南無阿弥陀仏て言いよるな。なんでですかいな。 ワシも、よう分かりまへんねん。気がついたら口に出とるんですわ。 阿弥陀仏て、ほんまにおってですんかいな。…
無量寿経の最後あたりに慈氏(弥勒)が釈迦に尋ねるシーンがある。 阿弥陀仏の浄土で、他の仏国土から生まれてきた者たちを見たという。 蓮華の蕚(うてな)に跏趺(か…
日頃のインプットを変えてゆきなさい、と聞こえる。 一般的にいう生活習慣を改善しましょう、とかと同じなのだろうか。 日頃、見るもの、聞くもの、食するもの、飲むも…
三帖和讃浄土にある「現世利益和讃」15首には、 「南無阿弥陀仏をとなうれば」が10回現れる。 これに続く言葉に、神、鬼、龍、天、王、祇などが登場する。 不思議…
BY AGE 40 YOU SHOULD BE SMART ENOUGH TO REALIZE THIS:40になる前に気付いておくべきこと 1. Some…
昔から、戒というのがあり、戒律ということも作られてきた。 人間社会でも法律や規則はあるが、むしろ自戒という意味合いが強い。 禁止事項というよりは、十善戒という…