【神戸】兵庫運河を歩く(5)――新川運河と消えた兵庫城。中央卸売市場で鮮魚を味わう
石垣には石仏も使われていた ととかな隊と市場の味 石垣には石仏も使われていた 新川運河にかかる入江橋の上から南の方角を眺めると、左手側にイオンモール神戸南が見えます。約400年前、この場所に兵庫城がありました。 兵庫城は、天正8年(1580年)織田信長の重臣・池田恒興によって築かれました。江戸時代には陣屋や勤番所が、明治時代に入ると兵庫県庁が置かれるなど、兵庫津のランドマーク的存在として使われた城ですが、築城後、時が移るにつれて少しずつ規模が小さくなり、明治8年(1857年)新川運河の開削と同時に完全に姿を消し「幻の城」となりました。 イオンモールの北にある石垣。「イオンモール神戸南」建設工事…
2024/08/26 12:57