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2021/08/18

  • 高校野球あれこれ 第101号

    【センバツ2023】山梨学院、光った長打力 二、三塁打数は他校の倍以上 センバツ総括 1日に閉幕した第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は、山梨学院の県勢初優勝で幕を閉じた。長打が少ない大会だったが、山梨学院は長打力で他をリードした。 記念大会で36校が出場し、試合数が例年より多いにもかかわらず、2桁得点は前回、前々回より3試合少ない1…

  • 高校野球あれこれ 第100号

    【センバツ2023】「甲子園で勝てなくなった。なぜ…」歴史的センバツV・山梨学院の吉田監督はいかに“再起”したか? 試合後に語った「優勝で帳消し」の真意 青い空と白い雲。 かの名物アナウンサー、植草貞夫の名調子のような景色が広がる甲子園球場で、スカイブルーが欣喜雀躍(きんきじゃくやく)のごとく飛び跳ねる。 4月1日。青のアクセントカラーが鮮やかなユニフォームをまとう山梨学院が、センバツで山梨県勢初と…

  • 高校野球あれこれ 第99号

    【センバツ2023】甲子園優勝メンバー「7人」残るも…仙台育英はなぜ“エースを先発させなかった”? 須江航監督が明かした「采配の真意」と「1つの後悔」 仙台育英はベンチ入りメンバー18人のうち、7人が昨夏の全国制覇を経験していた。 「140キロクインテット」と呼ばれ、優勝を支えた豪華投手陣では現エースの高橋煌稀、湯田統真、仁田陽翔が残り、野手も現キャプテンの山田脩也ら4人が主力だった。 うちは12番目く…

  • 高校野球あれこれ 第98号

    【センバツ2023】涙の大阪桐蔭…西谷監督は“負け直後の円陣”で何を語った? エース前田悠伍が挙げた敗因と「打てないチーム」と思えないポテンシャル 2023年のセンバツは山梨学院の県勢初優勝で幕を閉じた。その中で甲子園優勝経験のある名門校も“夏に繋がる”様々な試みにトライしていた。その戦いぶりを振り返る。 高校野球が終わったわけではない。それでも、何人もの選手が涙を拭っていた。勝って当たり前の重圧な…

  • 高校野球あれこれ 第97号

    ※ 今回の報徳学園は実に高校生らしく、甲子園の観客を魅了し、味方につける、魅力 たっぷりなチームだったと思う。「逆転の報徳」お見事でした。感動しました。

  • 高校野球あれこれ 第96号

    《独占手記》「2度の電撃解任を乗り越えて…」甲子園常連「強打の日大三」を作り上げた小倉全由監督が“引退表明”「高校野球は誰のものか?」最後に問いかけた 高校野球界の名将として知られる日大三高の小倉全由監督が3月末をもって監督を退任することがわかった。 「私が来るまでの三高は『洗練された野球』と言われていましたが、私が来て2001年の夏に全国制覇を成し遂げて以降は、『強打の日大三』と言われるようにな…

  • 高校野球あれこれ 第95号

    【センバツ名勝負伝説】 あと1人からの非情のドラマ!まさかのサヨナラエラー まさかのイレギュラーで…… 1989年4月5日決勝 東邦(愛知)3x-2上宮(大阪) 元号が平成にあらたまり、初めての大会だった。 1989年4月5日、決勝のカードは、前年センバツ準優勝の東邦(愛知)と、近畿大会で敗れギリギリの出場ながら、超高校級スラッガーと言われた元木大介らタレントぞろいの野球巧者・上宮(大阪)。優勝候…

  • 高校野球あれこれ 第94号

    センバツ甲子園「ベスト8」を予想した 注目の大阪桐蔭、仙台育英は勝ち上がれるか 3月18日に開幕するセンバツ高校野球大会。10日には組合せ抽選会が行われ、初戦の対戦カードが決まった。第95回の記念大会ということで例年よりも4校多い36校が出場するが、各ブロックを勝ち抜いて準々決勝に進出するチームはどこになるのか。秋季大会の戦いぶりなどから予想してみたいと思う。 * * * 【第1ブロック】 大分…

  • 高校野球あれこれ 第93号

    可能性があるのはわずか15校の偉大な記録『4元号勝利』 今センバツで達成を狙うチームは? 長い歴史を持つ高校野球には様々な記録がある。中でも特に歴史の重みを感じさせるのが、大正、昭和、平成、令和にまたがる『4元号勝利』である。前回、今大会に出場する名門校の勝利数や優勝回数について詳しく述べたが、この記録は数ではない。いかに長く活躍し続けているかということで、令和になった段階で可能性があったのはわず…

  • 高校野球あれこれ 第92号

    悪夢の逆転サヨナラ負けから痺れる“1-0”投手戦まで…記憶に残る「センバツ決勝」3選 ◆ 今年は第95回の記念大会 3月18日に開幕を迎える『第95回記念選抜高等学校野球大会』。通称“春のセンバツ”は正式名称の通り今年が95回目の記念大会ということで、例年よりも4校多い36校が聖地・甲子園に集結する。 ◆ 1989年4月5日:東邦-上宮 この年のセンバツは元木大介率いる地元大阪の上宮が大きな注目を集め、前…

  • 高校野球あれこれ 第91号

    甲子園の「私立独占」を許すな! 存在感を示す公立高校の“逆襲” 強豪の私立校で進む“プロ化” 3月18日に開幕する第95回選抜高校野球大会。2度目の大会連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)、前哨戦といえる明治神宮大会の決勝で同校と接戦を演じた広陵(広島)、昨年夏の甲子園優勝メンバーが多く残る仙台育英(宮城)が優勝候補の中心と見られている。他にも上位進出が有力視されているチームは、いずれも“私立高校”である。 …

  • 高校野球あれこれ 第90号

    甲子園305勝、優勝20回! 今センバツ出場の近畿4強のすさまじいまでの成績 昨年秋の近畿大会は名門の活躍が目立った。優勝した大阪桐蔭を始め、準優勝の報徳学園(兵庫)、4強の智弁和歌山、龍谷大平安(京都=タイトル写真)と豪華な顔ぶれで、4校すべてが春夏の甲子園で優勝している。まずはこの4校のすさまじいまでの成績をご紹介しよう。 龍谷大平安=103勝(歴代2位)優勝4回(春1、夏3) 大阪桐蔭=72勝(同9…

  • 高校野球あれこれ 第89号

    <北陸記者リポート>選手が北陸を選んだわけ 常勝・敦賀気比、倒すため /福井 「敦賀気比を倒すためです」。北陸野球部には、北陸進学を選んだ理由についてこう説明する選手が何人かいる。なぜ敦賀気比を倒したいのか。その疑問の答えには、敦賀気比のコーチを経て2019年から指導する林孝臣監督(40)が「革命を起こそう」と作り上げたチームの特色が関係している。 ◇県内出身中心に 敦賀気比は、全国的…

  • 高校野球あれこれ 第88号

    大阪桐蔭のエースに広陵のスラッガー...。 センバツの注目選手を一挙紹介! 今年は春の甲子園で、誰が主役になるのか? 1月27日に第95回選抜高校野球大会(センバツ)の出場校36校が発表された。その出場校の中には、今秋のドラフト会議をにぎわせそうな逸材が何人もいる。 毎年、春のセンバツでスカウト陣の評価を高め…

  • 高校野球あれこれ 第87号

    高校野球「強豪校」の寡占化がさらに…“格差是正”には、「甲子園大会」の見直しも必要か “顔ぶれの固定化” 1月27日に第95回選抜高校野球の出場校を決める選考委員会が行われ、2023年の高校野球シーズンが徐々に近づく時期となった。今年も中心となりそうなチームは、昨年選抜の覇者である大阪桐蔭(大阪)と、東北勢悲願の夏の甲子園優勝を果たした仙台育英(宮城)の2校だが、ここ数年を振り返ってみると甲子園で勝ち進…

  • 高校野球あれこれ 第86号

    センバツの開幕まで1か月あまり。先月27日の選考会で、近畿勢は名門校、伝統校の名が次々と呼び上げられた。近年の甲子園では大阪桐蔭を中心とした近畿勢の活躍が目立っている。今春も近畿勢は強く、好選手も多い。中でも報徳学園(兵庫)は投打に戦力が充実し、昨秋は大阪桐蔭に肉薄した。 名門・報徳の堀は驚異のセカンド送球 名門を牽引するのは捕手で主将の堀柊那(しゅうな=2年)。前チームから主力として活躍し、…

  • 高校野球あれこれ 第85号

    指名漏れ、戦力外…苦しむ大阪桐蔭「最強世代」 春夏連覇から4年、波乱万丈の現在地 山田はまさかの指名漏れ、根尾は投手転向、柿木と横川は育成契約に 甲子園春夏連覇から4年、大阪桐蔭の「最強世代」が波乱万丈の1年を過ごした。高卒でプロに進んだ根尾昂、藤原恭大らは試行錯誤の年に。今季は同世代の大卒選手たちが入ってくることから、1軍の戦力として結果を求められるだろう。また、大学に進学した山田健太、中川卓也…

  • 高校野球あれこれ 第84号

    中日期待の若手に即戦力の名手、ドラフト注目の逸材も 18年の東邦は実力者揃いだった 2018年の第100回大会の夏甲子園を盛り上げたミレニアム世代は、3月で学生野球を引退し、4月からNPB、社会人野球などあらゆるステージに進み、それぞれの野球人生を歩んでいく。その中から、今回は18年センバツに出場した東邦(愛知)の当…

  • 高校野球あれこれ 第83号

    今季、甲子園でブレイクするのは、名将率いるこのチームだ! 近江がつけてくれた優勝ロードを歩めるか? 「このチームで甲子園へいきたいという思いは強い」。昨秋の滋賀大会で初優勝した直後、彦根総合を率いて2年目の宮崎裕也監督(61)は、喜ぶ様子も見せず、淡々と話した。県立の北大津を春夏6度、甲子園へ導いた湖国の名将だ。続く近畿大会でも、近大新宮(和歌山)を4-2で破って(タイトル写真)、センバツ出場に王手…

  • 高校野球あれこれ 第82号

    「山田君と話がしたい」指名漏れの後、計8社からオファー 必要とされていると知り、立ち直れた 昨年のドラフト会議で、ある意味一番話題になったのは、立教大学の山田健太(4年、大阪桐蔭)が指名されなかったことだった。あれからおよそ3カ月。内定している日本生命での野球継続が決まり、すでに「2年後」に向かっている山田に、いまだから話せることや、ドラフト後に母校で教育実習をした経験などについてじっくり聞いた。…

  • 高校野球あれこれ 第81号

    【センバツ出場校一覧】連覇狙う大阪桐蔭、東海大菅生ら出場36校決定!初出場は5校、21世紀枠は氷見、城東、石橋 第95回記念選抜高等学校野球大会(3月18日開幕・阪神甲子園球場)の出場校を決める選抜委員会が27日に行われ、出場36校(一般選考枠32校、神宮大会枠1校、21世紀枠3校)が出そろった。記念大会の今大会は東北、関東、東海、四国の4地区で出場校が1枠増。これまで高野連から出場校に対し行われていた電話連…

  • 高校野球あれこれ 第80号

    センバツ出場校「もやもや選考基準」が続く不可解 選考ガイドラインは導入されてもいまだ不透明 今号で記念すべき100回目。そろそろ選抜高校野球の出場校が決まります。高校野球では秋季地区大会で好成績を残した高校は今春のセンバツ高校野球(春の甲子園)への出場が有望視される。しかし「確定」したわけではない。 「第94回選抜高等学校野球大会」の選考で、昨年の秋季東海大会で準優勝した神奈川県の聖隷ク…

  • 高校野球あれこれ 第79号

    最速1.81秒の世代屈指の強肩捕手 公式戦はほとんど盗塁阻止 明治神宮大会史上初となる連覇を成し遂げた大阪桐蔭(大阪)を中心に、2023年の高校野球も大いに盛り上がるに違いない。そんな大阪桐蔭を苦しめた数少ない学校は、兵庫の名門・報徳学園だ。 近畿大会決勝で0対1で敗れたものの、最後まで1点を争う好ゲームを見せた。敗戦は受け止めるべき課題ではあるが、収穫もあった一戦だろう。ただ、「同じ相…

  • 高校野球あれこれ 第78号

    「全国3冠」大阪桐蔭3年生の進路が決定、川原投手はホンダ鈴鹿、海老根外野手はSUBARUへ DeNAにドラフト1位で入団した松尾汐恩捕手を擁して「全国3冠」に輝いた大阪桐蔭高3年生の進路が固まった。2021年秋の明治神宮大会、2022年春の第94回選抜高校野球大会、2022年秋の国体で優勝。2022年夏の甲子園制覇だけが成し遂げられなかったチーム。プロ志望届を提出したもののドラフト指名から外れた川原嗣貴投手が社会人野球の…

  • 高校野球あれこれ 第77号

    ウィキペディアには載っていない名将が死去。3校を甲子園に導いた樺木義則氏の軌跡をたどる 行く先々できっちりと結果を出す 間もなく春のセンバツの出場校が決まる。高校球児の大目標である甲子園は、監督としてもたどり着くのが難しいところである。 その甲子園に3校を導いた名将が1月2日に死去した。神奈川・武相高、東京・修徳高、そして母校の石川・金沢高で監督を務めた樺木義則氏(享年77)である。武…

  • 高校野球あれこれ 第76号

    高校野球の名将「“野球の上手い子が逆上がりできない”ってよくあるの、知ってます?」甲子園優勝監督が岡山で“単身赴任”…驚きの毎日 秋の熊野(三重県)に強豪高校チームが集まり、迎え撃つ地元チームも交えて練習試合を行なう。恒例の催しが、今年も紀伊半島の熊野市を中心に、2日間にわたって開催された。 今年の参加校は、北から、弘前東高、鶴岡東高、健大高崎高、昌平高、関東一高、敦賀気比高、…

  • 高校野球あれこれ 第75号

    【高校野球】 “強い横浜”へ信念を持って戦い続ける村田浩明監督と選手たち 秋季関東大会が幕を開けた10月22日、埼玉・大宮公園野球場のベンチ裏で、出番を待つ横浜・村田浩明監督(36)と偶然に顔を合わせた。 「思い出深い球場なんです。高校3年秋の国体の決勝で、ダルビッシュ投手の東北(宮城)を破って優勝しましたからね」。当時、横浜の捕手だった村田監督は、現中日の涌井秀章投手(36)をリード…

  • 高校野球あれこれ 第74号

    センス抜群の大型遊撃手、大阪桐蔭1番打者の将来が楽しみ 将来どこまで大きく成長するか分からないくらい、楽しみな遊撃手が大阪桐蔭(大阪)にいる。背番号6を背負う、小川 大地内野手(2年)は182センチ、78キロのバランスの取れた体型を持つ大型遊撃手。安定した守備と積極的な打撃で、「1番遊撃手」として大阪桐蔭の明治神宮大会連覇に大きく貢献した。

  • 高校野球あれこれ 第73号

    大阪桐蔭がもたらした「神宮枠」の行方やいかに? 近畿のセンバツ出場校あるあるにも影響? 大阪桐蔭が神宮大会連覇を果たし、来春センバツの「神宮枠」を持ち帰った。これで近畿からは7校が一般枠で出場することになる。この恩恵にあずかるのはどのチームか?そして94回のセンバツの歴史で、近畿にだけ存在する出場校あるあるとは?

  • 高校野球あれこれ 第72号

    投げっぷりはエース以上、大阪桐蔭の背番号10右腕に大きな成長を期待 大阪桐蔭(大阪)は今秋の明治神宮大会で初の連覇を成し遂げた。背番号1を背負う主将の前田 悠伍投手(2年)に注目が集まるなか、個人的には大きく成長しそうな右腕に期待している。背番号10の南 恒誠投手(2年)。とにかく投げっぷりがいい。

  • 高校野球あれこれ 第71号

    センバツ有力のクラーク記念国際のエースの将来像は阪神・青柳か? 大阪桐蔭に大敗しても期待が持てる理由 クラーク記念国際(北海道)の背番号1、新岡 歩輝投手(2年)は、前チームでは遊撃手として甲子園に出場。今年は全道大会を1人で投げきり、優勝に導いた。昨年、札幌ドームでの公式練習で投げている姿を見ていたが、常時130キロ後半の速球と、切れ味の鋭いスライダーを投げ分ける投手になるとは想像できなかっ…

  • 高校野球あれこれ 第70号

    前田三夫と小倉全由。 東京の高校野球を牽引した2人の接点とは 12月3日、東京都高野連は指導者講習会を都内の海城高で3年ぶりに開催した。集まった約100校、230人の指導者の前に、講師として登壇したのが前田三夫氏。帝京高を50年にわたって率い、甲子園通算51勝、春夏合計3回の優勝を誇る。現在は名誉監督についている。

  • 高校野球あれこれ 第69号

    「1強」大阪桐蔭を止めるために来春センバツ出場校がやるべきこと 秋の日本一を目指す明治神宮大会は、大阪桐蔭(近畿=大阪)が5点差を逆転して広陵(中国=広島)を下し、大会史上初の2年連続優勝。来春のセンバツでも優勝候補筆頭として連覇を狙う。

  • 高校野球あれこれ 第68号

    【来春センバツ出場校予想】 大阪桐蔭が神宮大会Vで近畿が1枠増に ◇24日 明治神宮野球大会高校の部決勝 大阪桐蔭6―5広陵(神宮) 大阪桐蔭が広陵(広島)を破り、高校の部では大会初の連覇を達成した。今大会の優勝校の地区に与えられる来春センバツの神宮大会枠は近畿地区に与えられる。

  • 高校野球あれこれ 第67号

    5年前、大阪桐蔭で起きた“選手間の対立”…いま明かされる「最強チーム」の転機とは? 山田健太「癖が強い選手ばっかりでしたから」 大阪桐蔭OBの小泉航平は、同校の監督である恩師、西谷浩一の言葉に耳を疑った。 「まだ弱い? なのに優勝したんですか?」 西谷が「まだ弱い」と評したチームは、昨秋の明治神宮大会で初優勝を遂げた。だからこそ、小泉はそう訝しがったのである。

  • 高校野球あれこれ 第66号

    新チームを挟んで夏、春の2季連続甲子園出場を果たす難しさ 今夏出場校が続々と敗退 来春センバツ出場の重要な参考資料となる高校野球の秋季東京大会の決勝が13日に行われ、東海大菅生が2年ぶり4度目の優勝を果たし、来春選抜出場の当確ランプをともした。これで各地区大会の全日程が終了したが、都道府県大会では今夏の甲子園に出場した高校が続々と敗退。新チームに移行しての2季連続で甲子園に出場する難しさ…

  • 高校野球あれこれ 第65号

    3季連続準決勝の壁に阻まれた帝京 甲子園へドラフト候補の主戦・高橋蒼人は「高校野球人生のすべてをかけて取り組む」/高校野球リポート 名将からつながれたバトン 帝京高は2011年夏以来、甲子園から遠ざかっている(春のセンバツは2010年)。春1度、夏2度の甲子園優勝へ導いた前田三夫監督は昨夏の東東京大会限りで勇退し、教え子である金田優哉監督にバトンがつながれた。

  • 高校野球あれこれ 第64号

    大阪桐蔭のエースも…この秋のプロ入りが叶わなかった高校生の逸材たち ◆ まさかの“指名漏れ” 今年は10月20日に開催されたプロ野球のドラフト会議。 育成ドラフトを含めて126名が指名を受け、夢へのスタートラインに立った。 その一方で、指名が有力視されていながら、見送られた選手も少なくない。 ここでは、今年のドラフトでは縁がなかった有望選手にフォーカス。今回は高…

  • 高校野球あれこれ 第63号

    ~名勝負列伝-【29】花巻東×明 豊~ <花巻東・菊池が降板、奮い立つ仲間「自分たちの力証明」> 最大の試練が訪れた。2009年8月21日。岩手代表の花巻東は、大分代表の明豊と4強の座を争っていた。4点リードの五回裏。それまで1人の走者も許していなかったエース、菊池雄星の様子がおかしい。 最初に気づいたのは二塁手の柏葉康貴だ。「腰を手で触ってましたから」。無死一、三塁で6番打者への2…

  • 高校野球あれこれ 第62号

    甲子園、国際大会大活躍の大型右腕、U-18代表外野手など指名漏れとなった超高校級の逸材たち 10月20日、ドラフト会議が行われ、支配下登録選手が69人、育成選手は57人の計126人が指名された。多くの選手が華々しい指名の瞬間を迎えた中、指名漏れしている選手も多くいる。 プロ志望届を提出したのは高校生が154人、大学生が187人だった。 指名数を見ると絞られた指名をしている。改めてプロの厳しさ…

  • 高校野球あれこれ 第61号

    須江航監督の「予感」を外した仙台育英の「弟ズ」 来春の選抜選出当確に「短い時間で選手が頑張った」 ◇秋季東北大会準決勝 仙台育英 2―1 能代松陽(2022年10月14日 荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた) 今夏の甲子園で東北勢初の日本一に輝いた仙台育英(宮城)が14日、秋季東北大会準決勝で能代松陽(秋田)を2―1で下し、2年ぶりの決勝進出を決めた。東北地区は来春選抜の出場枠が3校で選出を決…

  • 高校野球あれこれ 第60号

    ~名勝負列伝-【28】松商学園×四日市工~ <本格派投手同士の対戦> 1991年夏の大会。松商学園対四日市工戦をとりあげます。大会屈指の好投手上田佳範と井手元健一朗の投げ合いとなったこの試合は延長16回に及ぶ死闘となりました。

  • 高校野球あれこれ 第59号

    大阪桐蔭4人衆はどうなる ドラフトで「1チームから3人以上指名」“総崩れ”の例は 毎年多くの選手がドラフトで指名されてプロ入りを果たしているが、強豪チームとなると同じ年に複数の候補選手がいることも珍しくない。昨年も小園健太(DeNA1位)と松川虎生(ロッテ1位)が市和歌山から揃って1位指名を受けているが、同時に3人以上の指名となるとやはりなかなかあるものではない。古くは法政三羽ガラスと言われた田淵幸…

  • 高校野球あれこれ 第58号

    夏の甲子園で「世紀の落球」 元開星中堅手「野球、今も好き」 仙台育英(宮城)の初優勝で幕を閉じた夏の甲子園。全国の高校球児憧れの大舞台で「世紀の落球」をした人がいる。松江市の会社員、本田紘章(ひろあき)さん(29)。2010年、開星(松江市)の中堅手として夏の甲子園に出場。九回表2死で平凡なフライを捕球できず…

  • 高校野球あれこれ 第57号

    ますます二極分化の進む 令和時代の高校野球の現実 仙台育英(宮城)が、東北勢としては悲願でもあった全国制覇を果たして第104回全国高校野球は幕を閉じた。一昨年は新型コロナウイルスの影響で春夏共に中止ということになったため、令和時代になって、春夏合わせて5校目の優勝校ということになった。令和になってからの優勝校は大阪勢で履正社と大阪桐蔭の2校。あとは東海大相模(神奈川)、智辯和歌山(和歌山)、…

  • 高校野球あれこれ 第56号

    さらば“高校野球界の増田明美” 。 今夏、甲子園を去った名解説者 NHKの春夏甲子園の高校野球解説者は、社会人野球の監督経験者などを中心に、約10名ほどの顔ぶれが、各大会、それぞれ数試合ずつを担当している。その中で最年長が大矢正成さん(元JR東海監督)だ。“高校野球界の増田明美”と親しまれた大矢さんは、今大会の決勝戦の解説を最後に、甲子園での解説を勇退することになった。

  • 高校野球あれこれ 第55号

    激減した完投数 勝ち上がりに複数投手制は不可欠か 夏の甲子園 第104回全国高校野球選手権大会は仙台育英(宮城)が初優勝し、東北勢初制覇で優勝旗の「白河の関越え」を達成して幕を閉じた。今大会の完投数は21と前回の30から激減し、過去10年でも最も少なかった。1人につき1週間500球以内の投球数制限が2020年に導入されて2年あまり。各校が複数の投手を育て、連投を回避する傾向が強まっていることが数字からも見え…

  • 高校野球あれこれ 第54号

    年間予算60万円の公立校が「夏の甲子園」を制覇!ノーマークから栄冠をつかんだ “ミラクルチーム列伝” ダークホースにも挙がっていなかった 今年の「夏の甲子園」は、「史上最強チーム」の呼び声も高い大阪桐蔭の春夏連覇が注目される。その一方で、過去にはノーマークから1戦ごとに力をつけ、優勝まで駆け上がったチームがあった。今回は、夏の甲子園で奇跡を起こした記憶に残る“ミラクルチーム”を振り返って…

  • 高校野球あれこれ 第53号

    8月6日、甲子園で開幕予定の第104回全国高校野球選手権の組み合わせが決まった。49チーム中14チームに優勝経験があるという、豪華な顔ぶれとなった。 ダントツの優勝候補は、なんといってもセンバツで優勝した大阪桐蔭。もし春夏連覇を達成すれば、破天荒な3度目の偉業となる。前年夏に優勝し、史上7校目の夏連覇を目ざす智弁和歌山は第8日第3試合と、不利といわれる49番目のしんがり登場だが、実は昨夏も、初戦の対戦…

  • 高校野球あれこれ 第52号

    【高校野球】甲子園V大本命、大阪桐蔭が挑む“歴史的偉業” 府大会は54得点、1失点で無双突破 大阪桐蔭は2012年、2018年に続いて3度目の春夏連覇を目指す 第104回全国高校野球選手権大会は出場49校が7月31日に全て出揃い、8月6日に開幕する。最大の注目は大阪桐蔭が3度目の春夏連覇を達成できるかだろう。高校球界をリードする同校の戦いに注目が集まる。

  • 高校野球あれこれ 第51号

    天理ナイン、V歓喜の輪作らず「喜ぶのはやめよう」体調不良続出の生駒に心遣い 監督は涙/奈良 天理の中村良二監督(54)が決勝を戦った生駒を思い、生駒への教え子の心遣いに成長を感じ、涙にくれた。ドラフト候補の戸井零士主将(3年)の4安打3打点や、松本大和内野手(1年)の本塁打など23安打21得点で大勝。エース南沢佑音(ゆうと、3年)ら4人の投手で生駒打線を無得点に封じ、5年ぶり29度目の夏の甲子園出場を決…

  • 高校野球あれこれ 第50号

    常総学院も中京大中京も広陵も…夏の“甲子園予選”、まさかの波乱はなぜ起きる? 元球児の証言「いきなり初戦先発って…冗談じゃないですよ」 常総学院(茨城大会)が、中京大中京(愛知大会)が、そして広陵(広島大会)が……。高校野球、夏の地方大会で強豪校の“まさかの敗退”が相次いでいる。なぜ波乱が起きるのだろうか? 元高校球児の証言をもとに考えてみたい。

  • 高校野球あれこれ 特別号⑳

    大阪桐蔭4人衆はどうなる ドラフトで「1チームから3人以上指名」“総崩れ”の例は 毎年多くの選手がドラフトで指名されてプロ入りを果たしているが、強豪チームとなると同じ年に複数の候補選手がいることも珍しくない。昨年も小園健太(DeNA1位)と松川虎生(ロッテ1位)が市和歌山から揃って1位指名を受けているが、同時に3人以上の指名となるとやはりなかなかあるものではない。古くは法政三羽ガラスと言われた田淵幸…

  • 高校野球あれこれ 特別号⑲

    高校野球「夏の地方大会」で番狂わせ続出…強豪や春の王者が初戦で消えるカラクリ 偶然か、はたまた理由があるのか。 各地で行われる高校野球の夏の地方大会で、強豪校や春の王者といった「本命」が早々と姿を消す番狂わせが起きている。 12日はシード校の西城陽(京都)が京都外大西に1-8で完敗。相手も強豪校とはいえ、同校は今春の京都大会で京都国際や福知山成美などを破って優勝。波に乗っている…

  • 高校野球あれこれ 特別号⑱

    松坂以来の「高校4冠」なるか 大阪桐蔭が挑む24年ぶり偉業 第104回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕、甲子園球場)の出場49校を決める地方大会が沖縄や兵庫などで始まった。今夏の最大の注目は、昨秋の明治神宮大会覇者で春の選抜大会も制した大阪桐蔭を止めるチームが出現するのか。甲子園の春夏連覇を果たし、さらに10月の栃木国体で優勝すれば、松坂大輔(元西武)を擁した1998年の横浜(神奈川…

  • 高校野球あれこれ 特別号⑰

    高校野球は二極化へ。公立校の苦悩とは よく、人材育成の三要素としては「見つける、育てる、生かす」と言われる。それは、高校野球の選手育成においても同じであろう。高校野球の現場では、集まった部員の中からいい選手を見つけ、ポジションを与えて育て、試合で使って生かすという形で実質2年5カ月で高校野球選手として巣立っていく。 ただ、現在の高校野球は、ことに私学有力校と言われているところでは「見…

  • 高校野球あれこれ 特別号⑯

    高校野球、監督交代で“蘇った”名門は? 新指揮官の就任で復活期待の強豪2校も プロ野球とは違い、毎年選手の入れ替わる高校野球の世界では良くも悪くも監督の持つ影響力というものは大きくなる。実績のある監督が異動することで県内の勢力図が変わることも珍しくないが、今回は一時期苦しんでいたものの新たな監督就任で復活した、また復活が期待できるかつての強豪校にスポットを当ててみたいと思う。

  • 高校野球あれこれ 特別号⑮

    ハイレベルな近畿大会で見えた「打倒・大阪桐蔭」の方策 智弁和歌山、近江の戦いにヒントあり 今春近畿大会は5月29日、昨夏の甲子園王者・智弁和歌山の優勝で幕を閉じた。決勝では、今春センバツを制すなど公式戦無傷の29連勝中だった大阪桐蔭に3―2で勝利。絶対王者に現チームで初めて土がついた。 昨夏の甲子園では4強を近畿勢が独占(智弁和歌山、智弁学園、近江、京都国際)し、今春センバツ決勝…

  • 高校野球あれこれ 特別号⑭

    強すぎる大阪桐蔭に「対抗できる5校」を選出 ダークホースは復活目指す“東の雄” センバツ高校野球で4年ぶり4度目の優勝を果たした大阪桐蔭(大阪)。2回戦で対戦予定だった広島商(広島)が選手の新型コロナウイルス感染により出場辞退となり、1試合少ないということはあったものの、それでも4試合で51得点、6失点と圧倒的な強さだった。4月9日に行われた春季大阪府大会の初戦も10対0と完勝しており、これで昨年秋に…

  • 高校野球あれこれ 特別号⑬

    夏の注目は帝京〓 ライバル校が警戒する強力打線 伝統の縦じまユニホームから威圧を感じた。2006年夏の甲子園大会準々決勝で、智弁和歌山と12-13の「甲子園史上最も壮絶」といわれる打撃戦を繰り広げた帝京。両軍合わせて29安打25得点、7本塁打。サヨナラ逆転負けを喫したものの、大舞台で16安打12得点を記録した帝京打線の強力さは、高校野球ファンの記憶に刻まれた。2011年夏を最後に甲子園と…

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