ヘンデルの曲が選ばれたわけ CLアンセム「司祭ザドク」より
Eテレ『クラシックTV』でヘンデル特集をした時、「司祭ザドク」が流れた。 この曲の一部は、サッカーCLの入退場時などにかかる音楽となっており、こういう曲をサッカー界では ‘アンセム‘(賛美歌) と呼んでいる。 この曲を基に、アンセム用に作詞作曲するよう要請したのは、UEFA(欧州サッカー連盟)だ。 今日は、この番組で学んだことを中心に、まずはヘンデルについて語っていく。ヘンデルとバッハは、共に1685年ドイツ生まれの音楽家だ。 (なお、文中の国名は現代の表記に統一する) バッハは、その人生をドイツ国内で過ごした一方、ヘンデルは、ドイツに生まれ、イタリアで音楽の修行をし、イギリスで長く活躍した。…
2025/05/31 12:35