桜城 信濃 諏訪下社大祝の城 後に武田氏によって大きく改修された山城
桜城は長野県諏訪郡下諏訪町にあります。諏訪大社下社の大祝金刺氏の居館・神殿(ごうどの)に付属した城として古くに築かれた山城ですが、今見る姿は後に武田氏の支配下で大きく改修が行われたとされます。近年の公園化や耕作地化により改変を受け一部の遺構の原形が失われたようですが、規模の大きな堀切や竪堀を堪能することが出来ました。今回の参考資料は(1)「信濃の山城と館6」宮坂武男著2013(2)ひなたGIS長野県CS立体図などです。桜城大祝・金刺氏の居館神殿(現下諏訪中学校)のいわゆる詰城として築かれた桜城は眼下に甲州街道と中山道が見下ろせる場所に占地し、山下の居館・神殿や諏訪湖も一望できる好立地でした。桜城Ⅰ郭(主郭)の展望台からの眺望は素晴らしいⅠ郭には展望台が設けられていて、眼下の街並みや居館のあった神殿(現下諏...桜城信濃諏訪下社大祝の城後に武田氏によって大きく改修された山城
2025/02/28 07:49