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松苗のブログ https://matsunae.muragon.com/

親鸞を書きたい。随筆として書いたら良いのか?小説として書いたら良いのか考慮中

URL 私は仏教小説を書いています。 異端三部作が、私の代表作です。 amazon https://onl.tw/Quddbfj ブログ http://matsunae.cocolog-nifty.com/blog/ Facebook https://onl.tw/GRsKy3Q twitter https://twitter.com/matsunaemm

松苗
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2021/05/23

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  • 頑 固 な 石

      (一) 「あなたの石は、硬くて取りきることができませんでした」 「…………」 「だいぶ年季が入っているようですが、いつ頃からですか?」 年季と言ったって、そんなこと分るはずないよ! 「石は手ごわくて、一回では取り切れません。三、四回通ってもらわね...

  • 謎の国 楼蘭(八)ロブ・ノール

    ……翌朝、陳は南方の窪みを越え丘の上から、通行しやすい道を見つけるため辺りを偵察していた。東方の彼方からは、燃え立つような太陽が昇り、燎原の炎のようだ。北の方は広々として平坦な土地だが、南の方には、かなり高い丘が見える。陳は、キャンプへ帰ると出発を命じた。 キャンプ地を...

  • 謎の国 楼蘭(七)タクラマカン砂漠

    先頭を歩くキャラバンリーダーに続き、ラクダの鎖のような長い列が一列になって進み始めた。出発してしばらくは、タクラマカン砂漠を見つめながら、タマリスクの茂みの間を 進んだ。先ほどまで荒れ狂っていたロバも、列を乱すことなく、おとなしく従っていた。 点々として生えていたタマリ...

  • 謎の国 楼蘭(六)東に向かって

    旅立ちの朝、人々は「お母さん、お母さん」と呼び続ける子供を叱りながら手を引っ張った。子供たちは、故郷を離れるときも、遠い旅をするときも、母と一緒だと思っていたのに、今はからずも引き分けられて、悲しさばかりが胸に溢れてくる様子だった。 総勢で一千名を上回る人数である。旅立...

  • 謎の国 楼蘭(五)アーリア人の旅

    地上から姿を消してしまった砂漠の国[楼蘭]には、いかなる人々が暮らしていたのか? 現在の西域地方は、大部分が中国の新疆(しんきょう)に包含されているが、当時は中国の西北部に当たる大砂漠地帯で、いわゆる異民族の住む異域であった。 楼蘭を制する者は、シルクロードを制する。と...

  • 謎の国 楼蘭(四)楼蘭の美女

    その後、更に三年過ぎた二千四年一月、考古学研究所とNHKが共同して、小河墓の発掘に当った今回(二千四年一月)も、隊長はイディリス・アブドゥラスルであった。中国考古学研究所のメンバーが発掘現場に着き、最初にやらねばならなかったことは、墓地に散乱している棺の破片や、倒れている墓...

  • 謎の国 楼蘭(三)甦った墓地

    一九三四年、中国政府から依頼を受けた、スウェーデンの考古学者ベリマン(ヘディン調査団の一人)が、地元の漁師オルドックの案内で、タクマラカン砂漠の中を流れる孔雀河を遡っていると、砂丘の向こうに高い枯れた木の柱が無数に立っているのを発見した。 柱は長い年月、強風に晒されて亀裂...

  • 謎の国 楼蘭(二)ロブ湖の存在

    一八九七年頃、世界の地理学会では、ロプ・ノールがタリム河下流の何処に位置したか、と言うことが盛んに議論されていた。 ロプ・ノールとは、タリム盆地のタクラマカン砂漠に、かって存在した塩湖で、後に[さまよえる湖]として知られるようになった著名な湖(みずうみ)のことである。紀元...

  • 謎の国 楼蘭(一)小河墓遺跡

    二千三年の十二月、中国文物考古学研究所のグループが、タクラマカン砂漠を、西に向かって走っていた。目指すは古い都の廃墟、小河墓遺跡である。発掘隊長は、イディリス・アブドゥラスル。 タクマラカン砂漠での言い伝えでは、遺蹟を荒したり、遺物を持ち去ろうとする者には呪いがかかるとい...

  • 謎の国 楼蘭

    序 スヴェン・ヘディンは、一八九九年二月、第二回中央アジア探検に出発した。途中、召使の一人エルデクが、前のキャンプ地にシャベルを忘れ、取りに行って戻ってくる間に遺跡を発見した。これがヘディンの楼蘭遺跡発見のきっかけであった。 一九二七年ヘディンは、四回目に...

  • ワクチン接種について。

    全国の市町村の医院で、ワクチンの接種が始まっていると聞きます。東京都の全区の医院でもできないだろうか? (事情やシステムがあるでしょうが、何も知らない者なので……) 皆さんも是非、各機関に訴えて見てください。

  • 親鸞

    親鸞

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