道元禅師のご生涯③43歳~54歳まで
ただひたすらに坐禅をする「只管打坐」その事が、「悟りである」と説かれ、世界的名著である「正法眼蔵」を記された道元禅師。 若かりし時、「真の仏法」を求めて中国へ渡り、帰国されてからは「正しい仏法」を普及されました。 そんな道元禅師のご生涯をここでご紹介します。 今回は第3弾としまして、43歳~54歳までのご生涯に触れていきたいと思います。 前回のあらすじ 正伝の仏法を布教させるために万進する「道元禅師」。坐禅を沢山の方々にすすめる為に記した禅師の代表作、「普観坐禅儀」、「弁道話」の撰述に加え、布教の拠点となる「興聖寺」の開山と「波多野義重公」の協力を得る。比叡山からの圧迫に苦しむ「道元禅師」。
2021/04/29 17:57