『死にふさわしい罪』藤本ひとみ 【感想・ネタバレなし】天才的な数学系男子が挑む謎としたたかな大人たち
今日読んだのは、藤本ひとみ『死にふさわしい罪』です。 歴史小説の大家というイメージがあったのですが、数学が得意な高校生が主人公のミステリということで、ちょっと気になって読んでみました。 ところどころ見え隠れするペダンティックな趣味と、決して善人ではないのに、憎めない登場人物が忘れられない一冊でした。 それでは、あらすじと感想を書いていきます。 あらすじ おすすめポイント ミステリとして読まない 能力豊かな友人たち 強かな大人たち 今回ご紹介した本はこちら 藤本ひとみの他のおすすめ作品 あらすじ 数学が得意な受験生・上杉和典は一族のクリスマスパーティーの準備のため叔父の別荘のある須磨にやってきた…
2021/12/19 08:00