年末のご挨拶。
昔と変わらず、母からは逐一 姉の名前と呼び間違えられ、私が家を出た数年後に我が家へやって来た愛猫にはお寿司を攫われそうになり、親父様とは数年振りにビールと焼酎を酌み交わす。まだ在る実家と存命の父母を持てる自分は、果たしてあと何回生きて行けるのか分かりません。数年後数十年後の自分は、きっとこの時間を後悔するのだろうと思います。それはきっと、何をしても。どんな時間を過ごそうとも。それならばせめて悔いれる程の【思い出】と成って行けるように、いつかの自分が振り返れる【記憶】と成って行けるように。父が運転する車に乗車している時間も、母の隣で炬燵に半身突っ込んでいる間でも、この先自分が振り返れる【日常】を…
2021/12/31 23:19