高橋源一郎による歎異抄十八条の現代語訳本。独特の語り口というか言い回しで書かれており 難解と言われる歎異抄を分かりやすくしているが 噛み砕いて完全に消化されたことの証なんだけど 好き嫌いがはっきり別れそうな気がするなぁ。最後に歎異抄の原文が載っているので それと往来しながら読むのが良いかもしれない。 『歎異抄』を読む前に 『歎異抄』 はじめのことば その一 アミダのお誓い その二 ジゴクこそわたしにふさわしい場所 その三 悪人だからこそゴクラクに行けるんだ その四 ジヒってなんだ その五 いくらネンブツわとなえても誰も救えない その六 ネンブツはアミダからの贈りものだ その七 ネンブツは自由だ…