弔い事(仏式)
5月末、亡くなった弟の満中陰の法要の日付が決まったと連絡があった。7月13日の土曜日である。実際には49日は7月15日(月)なるが、子、孫が勤め人であったり生徒であったりしたので2日早めたようである。そこで前に予告したように、仏式の弔いについて書いてみよう。実家が浄土宗だったので弟も浄土宗式で行われた。まず、仏式の弔いは、輪廻思想、つまり、生まれ変わり思想に基づいて行われる。1.最も、シンプルなのは東南アジアの上座部仏教(テーラワーダ)です。亡くなってすぐ五道(地獄、餓鬼、畜生、人間、天上)に生まれ変わるというので、通夜、葬式をして火葬して散骨してお終い。中陰とか回忌とかはない。どこかに生まれ変わってしまっているのだから、拝んでみてもしようがないということである。生まれ変わり先は六道ではなく、五道。後に五...弔い事(仏式)
2024/06/25 15:51