一陽来復
易経24卦”復”から生じた言葉、一陽来復。 24卦は、陰が極まった後(六爻(こう)全て陰爻)、 初爻が陽爻に転ずる卦であることから、一陽来復は、暗さが最も極まり、明るさが戻る冬至を表します。 古代ゲルマン民族は、冬至を一年の始まりと考えており、また、ローマカトリック教成立以前にあったペーガンも、太陽を信仰していたので、太陽が復活する冬至は、特別なお祝い事でした。 世の中は、クリスマス一色ですが、クリスマスは元々、このペーガンの冬至を祝う習慣のことでした。 ”復” 困難の後、戻ってくるエネルギーと精神、新たなサイクルの始まり、再生、新たな希望。 この新しいエネルギーに立ち返り、もう一度始める。原…
2019/12/21 14:30