寛ぎの時は流れて。
(上信各駅・恒例行事@吉井駅)上信電鉄。地方のローカル私鉄らしく現状全線がワンマン運転の路線ですが、かなりの駅がまだ有人駅になっていて、列車が到着する前後で出改札をしっかりと行っています。そして上信の恒例行事が、出発して行く列車へ向けての駅務職員の一礼。乗客に向けてか、乗務員に向けてかは定かではありませんが、どこの駅でもこの光景が見られるので、おそらく社としての決め事なのでしょう。出発して行くのは、富岡市に工場を持つ子供向け文具メーカーの株式会社桃源堂のラッピングトレイン701形。高崎市の西端に位置する吉井駅。旧多胡郡の中心地に当たる地区で、高崎から出た電車が初めて辿り着く街らしい街、という感じの雰囲気があります。小さな平屋建ての駅舎にかかる駅名標には「日本三古碑の一つ多胡碑のある町」と書かれている。「多...寛ぎの時は流れて。
2023/06/28 17:00