テール灯 つぶらな瞳は 何を見る。
(車掌の仕事@上総中野駅)上総中野の駅にて、ステップに足を掛けながら尾灯の反射板をパタリとひっくり返す車掌氏の仕事風景。小湊鐡道のキハ、尾灯の代わりに、こうして片目だけ反射板をひっくり返して尾灯代わりにしているのが凄く好き。この白く縁取りの付いた丸い目玉がテールにあるだけで、何と言うかすごく「田舎の気動車」という雰囲気が出るような気がする。子供の頃に読んだ鉄道の図鑑の中で、今はなき江若鉄道とか筑波鉄道とか同和鉱業の片上とか、地方のローカル非電化私鉄のキハはみーんなこの「反射板型」の尾灯を付けていたような気がする。今どきこんなレトロなアイテムを使っているところってココくらいのものでしょう。折り返しの準備を終えて発車待ちのキハ200。反射板は両方の尾灯に装備されているのだけど、小湊の場合、反射板を反転させるの...テール灯つぶらな瞳は何を見る。
2022/06/27 17:00