生産性運動前後の国労の動き、動労の動きを中心に(EL・DL一人乗務反対闘争)第五回
ほぼ一ヶ月ぶりに、一人乗務反対闘争の記事をアップさせていただきます。 今回も、動労の資料、動力車乗務員史をベースに、当局側の視点、鉄労の視点などを絡めながらお話を進めさせていただきます。 今回引き続き、動労三〇年史から引用を行いながら、お話を進めたいと思います。 当時の合理化闘争、特にEL・DL機関助士廃止反対闘争に関しては、動労は絶対反対の立場、国労は条件闘争の為のきっかけ程度であり、その温度差は大きなものがあり、特に機関助士廃止反対闘争は、どちらかというと動労単独の闘争と言っても良く、この闘争では大幅に組合員を減少させることとなり、その失敗が国鉄分割民営化時の露骨とも言える掌返しに繋がるの…
2023/05/28 23:57