監督 濱口竜介 出演 西島秀俊 岡田将生 鑑賞日 12月19日 劇場 シネマ・ロサ 評価 ★★★★ <パンフレット> 180分という長尺の映画。 途中の休憩も無かったが、終始、映画の醸し出す独特の雰囲気が個人的にはとても気持ちが良くて時間の長さは少しも感じなかった。 そして、終わってみれば、「いかにも村上春樹」という感じの物語で、原作を含む短編小説集『女のいない男たち』を読んでみたくなった。 ちなみにこの小説は、アメリカ合衆国のオバマ元大統領が「2019年のお気に入りの本」に挙げたことで話題となったらしいが、ハルキストでもない僕は全くキャッチアップ出来..
監督 ドミニク・モル 出演 ドゥニ・メノーシェ ナディア・テレンスキウィッツ 鑑賞日 12月12日 劇場 シネマ・ロサ 評価 ★★★☆ <パンフレット> 雪の降り積もる真冬の田舎町での出来事。 小さな誤解やすれ違いが交錯して登場人物たちが事件に巻き込まれていく様は、コーエン兄弟の『ファーゴ』を思い起こさせた。 しかし、本作にはシニカルな笑いは一切なく、とても深遠な心の闇の部分だけが際立って描かれている。 登場人物の関係性を最後ですべて回収するシナリオは秀逸だったが、キーマンとなる二人の男の行動が、すこし常軌を逸している感じがして全く共感は出来..
監督 ヘイワード・マック 出演 サミー・チェン メーガン・ライ リー・シャオホン 鑑賞日 11月27日 劇場 新宿武蔵野館 評価 ★★★★ <パンフレット> こういう映画を観るのは久しぶりだ。 若い頃、香港映画や台湾の映画を好んでよく観ていた時期がある。 『恋する惑星』や『天使の涙』、『ラブゴーゴー』の頃だ。 トニー・レオンやレオン・ライ、今は亡きレスリー・チャンといった俳優を知ったのも確かその頃で、アンディ・ラウもその一人だった。 今回、主人公ユーシュー(サミー・チェン)の年の離れた元カレ役として登場したが、さすがに時の流れを感じてしまった..
監督 リン=マヌエル・ミランダ 出演 アンドリュー・ガーフィールド アレクサンドラ・シップ 鑑賞日 11月21日 劇場 池袋シネ・リーブル 評価 ★★★★ <ホームページ> また掘り出し物を見つけたという感じ。 ただ、実際にはNetFlix映画で同時に配信もされているので、映画館の鑑賞料金を支払わなくても観ることはできた映画だ。 でも、きっと家のテレビで見ていたら集中できなくて、観終わった後にこれほどの満足感は得られなかったんじゃないかなと思う。 ミュージカル『RENT』の作者で、その爆発的な大ヒットや、その後のトニー賞受賞などの栄誉..
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