白華の姫 33話『交わらぬ想い』
【あらすじ】 〜将軍府〜 目が覚めた容楽は、傅筹にたずねた。 苻 皇后の子供であることを知った容楽は、復讐を諦めるようお願いする。 傅筹は、天涯孤独だと言って、辛い過去を語り始めたー 母もおらず虐げられていた幼少期。 楽しそうに父と遊んでいる無憂の姿を見て、羨ましく思った。 〜皇宮〜 尉国討伐半ばの為、他国に知られないよう、ひっそりと北臨帝の葬儀が行われた。 〜中山方面へ向かう黎王達~ あと数日で中山へ到着する所に来た時、項影が現れた。 兵力図と墨玉扇を黎王に渡す。 傅筹が中山を制圧し、禁衛軍も取り込んだ事を知る。 黎王は項影のことも信じた。 夜ー 自分の命は夫人に捧げると。 冷炎が、陛下の崩…
2021/01/30 12:00