大地の芸術祭『家の記憶』と大宝神社
社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 前回の記事で書いた清津峡を後にし、「大地の芸術祭」の作品である『家の記憶』と、その近くにある大宝神社を見るために、車で下松之山鰕池へ向かった。 松之山町(合併して十日町市になる前は松之山町だった)の広報誌『広報まつのやま』によると、地域名の「鰕池」(えびいけ)はかつてこの地にあった淡水エビが生息する「下の鰕池」に由来するとのこと(なお現在の上鰕池に「上の鰕池」もあったらしい)*1。 家の記憶 『家の記憶』は日独で活躍する芸術家・塩田千春氏の作品で、2009年の「大地の芸術祭」の時に制作された。 この作品は古民家の内部に黒い毛糸が張り巡らされており、その毛糸に色…
2024/10/26 16:50