ラムダという名の変異株、現る!
アメリカは、2021年初めに、南アフリカ、ブラジル、英国からの渡航者へ入国制限をかけた。これらは新型コロナウイルスの変異株の名称をめぐる影響があるのかもしれない。 実は、1918年に世界的に大流行したインフルエンザは、最初の症例が報告されたのはアメリカにもかかわらず、「スペインかぜ」という名で一般的に広く知られたことから、今では、インフルエンザはスペインが起源で大流行した感染症だと思われている。 WHOは、全ての変異株に名前を付けるのではなく、特に毒性や感染力が強く、ワクチンや治療薬が効かない恐れがある4種類の「懸念される変異株(Variants of Concern:VOC)」に対して新名称…
2021/06/30 22:33