石見の国(島根県の西部)の神社を歩くと、平野部にはすこぶる和邇(わに)氏系の神社が多いことがわかりました。出雲の国の神社はいろいろ回っても、特定の氏族との...
戦後の出雲古代史は、出雲国がヤマト王権への糾合された狭い地域の話にされてしまった。弥生時代に国土を開拓した出雲族の栄光は本当に無かったのだろうか。
石見の国(島根県の西部)の神社を歩くと、平野部にはすこぶる和邇(わに)氏系の神社が多いことがわかりました。出雲の国の神社はいろいろ回っても、特定の氏族との...
島根県益田市から山口県方面に向かっていくと、益田市戸田町(ますだし とだちょう)という町があります。戸田の柿本神社の標識が出ています。ここが柿本人麻呂の誕...
万葉歌人柿本人麻呂の終焉地を決める題材は、万葉集の3首の歌しかないようです。キーワードは、「鴨山」と「石川」です。よくある地名だけに候補地があれこれでてく...
島根県石見地方だけでも、柿本人麻呂の終焉説は、諸説あるようです。益田市の鴨島説江津市の都野津説邑知郡の山中の湯抱説 浜田市の亀山説 というように4つ...
江の川と橋 江津市江の川に橋が架かったのは、近代になってのことで1904年(明治37年)でした。それまでは、ずっと舟で渡っていたのでした。河岸の細い道...
角の浦の島 真島(まじま)島と言っても、現在は陸続きです。いつの時代まで島であったのでしょう。近くまで寄ってみると、土で埋まった鳥居が見えます。左側の像は...
江津市都野津(つのづ)の柿本神社 もう一つの依羅娘子の出生伝承
恵良の里とは違う伝承二宮村恵良の出生伝承では、依羅娘子(よさみのおとめ)は二宮町神主恵良(神主は地名)の豪族の娘であり、石見守・柿本人麻呂に請われて妻にな...
二宮交流館柿本人麻呂の妻である依羅娘子 (よさみの おとめ) 誕生の地とされる恵良の里に訪ねた。まずは、二宮交流館に行き「依羅娘子生誕伝承の里」と書かれた...
江津市の多鳩神社 ( たばとじんじゃ)へ行った。国道から約1.5キロ、車一台やっとこさ通れる道を、自動車で走った。古代の神社なので、自動車で便利に行けると...
『ゴジラ-1.0』を映画館に観に行きました。朝ドラの『らんまん』の主人公とヒロインが同じだったので、すぐにドラマに没入できました。なかなかゴジラ映画を作る...
高角山(たかつのやま)公園 島根県江津市島の星町「島の星山」(標高470m)の麓に、万葉歌人・柿本人麻呂にちなんだ公園が造られていた。島の星山は、万葉歌人...
万葉歌人・柿本人麻呂の伝承地が石見地方にはたくさんある。どこでその歌を詠んだのか諸説あるけれど、とりあえず伝承地とされているところを行ってみることにした。...
島根県大田市の龍厳山へ行ってきた。石見城跡なぜ龍厳山というのかというと、この岩が天に昇っていく龍に見えるということだ。割れた穴が赤くなっており、龍が口を開...
龍岩神社 島根県邑智郡邑南町八色石792ここの神社にたどりつくまでに神経をすり減らし疲れてしまった。大森銀山の城上神社から、グーグル地図のナビで自動車...
乙見神社 島根県大田市仁摩町馬路927乙見神社(おとみじんじゃ) 御由緒 祭神 大己貴命 延喜式内社 境内社 ...
鬼岩 島根県大田市大屋町鬼村何年か前に訪れたけれど、ここの鬼岩の場所がわからなかった。今は、グーグルマップのナビがあるので間違わず行けた。この鬼岩だけど、...
最初はちょっと変わった曲だなあと思っていた。違和感を感じつつも、主題歌も半年も聞くと、これは名曲だと思えてきた。朝ドラを毎朝観ている。半年でも、なかなか見...
高瀬川の最上流高瀬川の水の取り口である来原岩樋である。土木遺産となっている。ここから斐伊川の水を取り入れて出雲市内へと高瀬川が伸びている。つまり高瀬川は、...
加茂町と大東町の間の山 高麻山(たかさやま)です。195mあります。『高麻山。古老の伝へていへらく、神須佐能蓑命の御子、青幡佐久佐日子命、是の山の上に麻蒔...
その山は、松江から忌部神社を横目に見ながら、奥出雲への道につながる三叉路を過ぎた道路沿いにある。船岡山改めて見渡すと、たいへん整った古墳のような形状だ。も...
島根県雲南市大東町の幡屋神社 元宮へ行ってきました。『神国島根』に載っていたご由緒によると、神代には太玉命の率いられた後裔忌部氏の一族がこの幡屋に止まって...
柳田国男氏は、「くなど」と「佐久(さく」は、同じ意味であると『石神問答』という著書で言われている。〝佐久奈度はやはり、クナドの神でございます。それならば、...
現在の姿の神社から、古代を語ってはいけないというのはもちろんである。神社とは、いくつかの時代に再編され、祭神や奉斎する宮司家が変わったりしているからである...
九死に一生を得る ことばがあるが、自分の場合もそうだったかもしれない。胸・背中・左ひじが日によっては痛くなるので、休日明けに総合病院を受診したら、急性心筋...
グーグルマップで、飯南町を検索したら、磐座(いわくら)の写真が見えてきました。行きたくなりました。松江から、高速を使って1時間15分ぐらい。10メートルぐ...
一つ一つの神社が、なかなか歴史との関連がよくわからない。国道54号線を車で動いているとよく見える神社であるが、参拝したら、どうも2度目の参拝だった様子。星...
『角鄣経 石見八重葎』(つぬさはふ いわみやえむぐら)(文化7年─1817)という本を読んでいたら、『出雲国風土記』(733年)に登場する神様の名前がたく...
所造天下大神(あめのしたつくらししおおかみ)、大穴持命(おおなむちのみこと)が、八十神を討つために城を造ったと、『出雲国風土記』に書かれた、城名樋山(きな...
熊谷郷(くまたにごう)。郡家の東北二十六里の所にある。古老が伝えて言うには、久志伊奈太美等与麻奴良比売命(くしいなだみとよまぬらひめ)が、妊娠して出産しよ...
『神社覈録』(じんじゃかくろく)(1836年~1870年完成。)という江戸時代末から式内社等の神社を考証した本がある。これを見るとたかだか100年ちょっと...
磐船神社というと、饒速日命の神社が有名ですが、島根県の岩船神社は、スサノオのミコトを祭っています。神社が巨石の下にあるというので、その神社のある大幡山に登...
奥出雲町の鯛ノ巣山へ、いてもたってもいられなくて登りました。駐車場もあり、トイレもありました。ありがたいなあ。登山口から林道を歩いていくと、細い道になりま...
この頃、奥出雲の伝承地を回っている。奥出雲の広島県との県境近辺に、イザナミノミコトの伝承地が多いことを知った。イザナミノミコトの御陵があるとの伝承地の山が...
神魂神社で行われる有名な出雲国造(いづもこくそう)の世継ぎのための神火継承神事である。大正15年の『八束郡誌』には、以下のように書かれている。"神火相続式...
速玉社跡現在、速玉社は神魂神社の境内社・稲荷神社に合祀されている。今は、神魂神社参道の左手に、速玉社跡地の立て札が見える。「速玉大明神 本社なし杉をまつる...
神魂神社社家の秋上家、その秋上家が所有する文書の中にある戦国武将 尼子経久(あまご つねひさ)の作とされる歌である。尼子経久は、出雲大社の宮司家である出雲...
通説では、神魂神社より出雲大社の創始がはるかに古いとされている。『出雲国風土記』『延喜式』にも載っていないのがその理由であり、文献では鎌倉時代までしかさか...
【 おわび 】拍手をもらった記事が、消えてしまいました。申し訳ありません。
なぜだか、同じ記事が3つも上がっていました。何かのエラーだと思います。一番下の記事を削除しましたら、今度はなぜか拍手をいただいた記事が消えてしまいました。...
■ 神在祭旧暦の10月を出雲国では、神有月と言う。それは全国から神々が集まるから神有月で、逆に出雲国以外の国々は「神無月」(かんなづき)となる。この起源が...
■ 神在祭旧暦の10月を出雲国では、神有月と言う。それは全国から神々が集まるから神有月で、逆に出雲国以外の国々は「神無月」(かんなづき)となる。この起源が...
【賣豆紀神社(めつきじんじゃ)】 古代、松江市街の大半は、宍道湖の一部だった。
松江市街地 向こうに見える山は左手の嵩山(だけさん)と和久羅山(わくらやま)涅槃仏に例えられたりするが、自分はキューピーちゃんに見える。松江市街地が、ほと...
この古墳群は、松江市の佐太神社から日本海沿岸に向かう途中、佐陀川が西に大きく曲がるちょうど角のところの丘の上にある。あまり有名ではないが、島根県最古かもし...
よく運転しながら、この古墳を横目で見るけれど、きちんとどんな形かを確認したことも無かった。なぜ「乃木二子塚古墳」というか? すぐ隣の西側にもうひとつ「二子...
『抹殺された古代出雲王朝』(藤原としえ著 三一書房 発行) という本がある。図書館に置いてあり、何度か借りるものの、なかなか書いてあるところが、頭に入らな...
この頃は、Google マップ のナビで迷うことなく、神社に着ける。布自奈大穴持神社は、玉造温泉の玉の原材料が取れる花仙山に連なる、布志名宮山の中にある。...
現在の玉造温泉の中心に流れる川の東側と、その山を越えた東忌部町・西忌部町にまたがって、「忌部神戸」(いんべかんべ)があったと考えられている。〝忌部神戸(い...
昨年の新型コロナの自粛が始まって、私のブログの読み手が一気にダウン。アクセス数は、500回ぐらいから100回ぐらいに減った。おそらく出雲というのは、やっぱ...
佐太神社の参拝の後、思い出したかのように御津(みつ)神社の参拝に行った。字は「三津」で違うけれど、この御津の地名は、出雲市にもある。全国に御津の地名や御津...
朝起きてすぐ佐太神社(さだじんじゃ)へお参りに行った。かんなび山である朝日山かんなびやまの麓に鎮座する佐太神社。厳密に言うと、小さな山が間にいくつかある。...
『出雲国風土記』(733年)に登場する秋鹿日女命(あいかひめのみこと)を調べているうちに、大国主命の蘇生神話─手間の山本で、赤く焼けた猪のような石を抱きか...
妄想仮説なので、そこまで自分も正しいと思っているわけではない。古代史というものは、なかなか確かな証拠がないものだが、偉い先生が仮説を立てるといつしか、それ...
この頃、テレビせとうちで「探偵 左文字進シリーズ」をやっている。水谷豊さんの変装がなくとも結構面白い。犯人はだれか。調べに調べ、事件の謎を解く。その謎解き...
昨年の春に、別に 古代出雲への道 というサイトを作った。似たような記事があると、グーグル検索で、コピペの疑いがもたれよろしくないので、どうしたもんかと思っ...
素鵞社 素鵞社(そがのやしろ)出雲大社の本殿の裏の素鵞社(そがのやしろ)である。なんとなく大国主命の親神として背後でささえているようにも見える。式内社・出...
「国譲り神話」をどう解釈するか、通説には2説あるように思う。一つは、井上光貞説で、古墳時代後期の時代、東部の意宇勢力(出雲臣)がヤマト王権の力を借りて西部...
物ごころついた頃から、出雲大社へ参拝している。昔から「いづもたいしゃ」と読んでいるが、大分前にやっていたロンブーの敦さんの神社参拝のテレビ番組によれば、「...
出雲大社の前は現在陸地であるが、神門の水海という大きな湖だった。その南に現在の神西湖という湖があり、古代は神門水海の一部であった。神西湖その神西湖の西側は...
出雲大社から、稲佐の浜へ行く道の途中に奉納山という小山がある。展望台があり、きれいな弓形の「薗の長浜」の写真が撮れる。この奉納山には、歌舞伎の祖と言われる...
出雲国出雲郡に伊努郷があった。(元の字は伊農)なぜ伊努(いぬ)というのか、『出雲国風土記』には2通り説明してあった。ひとつは、国引きをした意美豆努(おみず...
この前、テレビで『猫の恩返し』をやっていました。別段 ジブリのファンではないけれど、猫好きというだけで観ました。『猫の恩返し』の映画の後で、『竜とそばかす...
宗像姉妹に由来する多伎郷の神社奈良時代には、柳楽姓の発生地「久村」とその西隣の村「田岐村」そのまた西隣の「田儀村」は、多伎郷(たきごう)であったといわれて...
神社の言い伝えや、市町村誌に書かれている伝承について、書かれていることの意味がほどほど中身がわかって、記事にしようとしているが、実際、中身がわかるというこ...
物部神社 島根県大田市川合町川合1545出雲市多伎町からの仙山峠を越え、大田市の町に入り、三瓶山に向かう途中に、石見国一之宮である物部神社に到達する。石見...
本居宣長の『玉勝間』に記載されている「志津の岩屋」である。志津の岩屋とは、万葉集に載っている生石村主真人の歌。〝大汝、少彦名の、いましけむ、志都乃岩室は幾...
石見の国 広島県との県境である邑南町にある賀茂神社(阿須那)に参拝に行った。なぜ? 『粟鹿大明神元記』 岡山県との県境の近くにある鳥取県の大石見神社(大国...
三瓶山の概観男三瓶山 三瓶山の中でも最も高い山 大田市側の北側から写す三瓶山は、鳥取県の大山と並び称される島根県の山である。出雲市の方から見える三瓶山(...
『出雲国風土記』(733年)に載っている神社の中では、加茂岩倉遺跡にもっとも近い神社らしい。赤秦神社と書いて、あかはたじんじゃと言う。江戸時代末期の、『出...
稲荷神社は、たいがいの神社にあり、珍しいものではない。神社の境内から、少し離れたところにあり、多くは近世に作られたもののように思われ、古くはないだろう。し...
この間 岡山真庭郡新庄村へ行った。主なる目的は、宮座山(みやぐらやま)の磐座(いわくら)に参拝するためだった。宮座山の参拝の記事は、別サイトでまとめた。→...
現在 鳥取県と島根県の境界付近の大国主命の伝承地を調べている。直接現地を訪問することと、疑問がでてきたら県立図書館や米子市立図書館へ行っては調べるという繰...
現在 鳥取県と島根県の境界付近の大国主命の伝承地を調べている。直接現地を訪問することと、疑問がでてきたら県立図書館や米子市立図書館へ行っては調べるという繰...
この前、書店で「大元出版」で検索すると、新刊が出ていた。『仁徳や若タケル大君 伝承の日本史』(税込み3,080円)という本。すぐ書店で注文した。すぐ買わな...
■ スサノオ降臨の山 鳥髪山(船通山)鳥上の里から見た鳥上山(現在の山の名前は船通山)島根県奥出雲町、平成の大合併の前は横田町、鳥上の里から見えるこの山...
■ 七ツ塚古墳群の中に広島県三次盆地の七ツ塚古墳群の頂上付近に祠を発見した。なんの神様が祭ってあるのだろう。たいへんうれしい気がした。やっぱり、サイノカミ...
■ 広島県立みよし風土記の丘この間、ちょっと前までは「四隅突出型墳丘墓の発祥の地」と言われてきた広島の三次盆地に車で行ってきた。コロナ禍なので、だれとも接...
■ 東西出雲勢力8年ぐらい前に、島根県安来市辺りの弥生時代の墳墓である四隅突出型墳丘墓を見て回った。その頃は、ほとんど考古学の知識が無くて、ただ四隅が出っ...
久しぶりに高地性集落として有名な妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)を見に行った。妻木晩田遺跡の中ではもっとも古い墳墓郡が洞の原(どうのはら)地区のものである...
■ 欠史8代(けっしはちだい)記紀において、系譜は存在するがその事績が記されない第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までの8人の天皇、またはその時代を言う。し...
■ 富家伝承の本富家伝承の本を読むと、富家伝承ばかりではなく、出石神社の旧宮司家 神床家の伝承や、宇佐八幡の宇佐家の伝承などが載っていて、大変興味深い。宇...
■ 昨晩の テレビドラマ『相棒』 テレビ朝日の人気刑事ドラマ『相棒』を毎週観ている。今回の19シリーズでは、初回、銃撃された白バイ隊員として出雲麗音という...
『出雲国風土記』(733年)によれば、島根半島に、出雲国風土記よりも前の時代には、闇見国(くらみのくに)ができていた。"また、「北方の良波の国(えなみのく...
古代は、当然ではあるが、自動車も無く移動の手段の主なるものは、船であったと思われる。玉造の勾玉も全国で発見されるが、歩いて持ち運んだということよりも、むし...
高群逸枝氏の『母系制の研究』の一節である。この『母系制の研究』は、『姓氏録』の分析をした書物であり、1938年(昭和13年)6月4日に世に出た、つまり戦前...
向山古墳群の岩屋古墳の前から見える夕暮れの日本海の景色が絶品である。秋に行ったので柿の実が見える。向こう側は、島根半島だ。向山古墳群は、鳥取県米子市淀江町...
古代出雲への道 更新しました。→ 古代出雲への道 「売布神社 袖師ヶ浦 岩崎鼻」嫁が島とお地蔵さん(袖師地蔵と石灰地蔵)宍道湖の風景である。このお地蔵さん...
嫁が島 松江温泉街を背景にして宍道湖に見える嫁が島である。円成寺山より西の方向にある。ここらあたりは昔は袖師ヶ浦といって、明治時代までは海水浴でにぎわっ...
松江市に住んでいる人しかわからないのかもしれませんが、新大橋の南詰め(松江市の飲み屋街の近く)にある売布(めふ)神社の東遷の記事です。神社の伝承では、古く...
松江市の城下町の大部分は、宍道湖の低湿地や田んぼを、埋め立てて造成したものだ。市街地の大部分は、戦国大名堀尾氏が作った町なので、戦国時代より前のものはほと...
■ 社殿の無い磐座信仰の社拝殿ー本殿という神社のスタイルは、一般的には、お寺の影響を受けて出来てきたものと云われている。それより前の神社は、「磐座」(いわ...
■ JRの車窓から見えるあの社は JR松江駅から米子駅方面へ向かうと、大橋川に島が見える。そこに鳥居が見える。なんという神社だろうか。手間天神(てまてんじ...
■ 神功皇后はどこで生まれ育ったのか。富家伝承本の平群王朝の所を読んでいて、疑問が出てきた。崇神ー垂仁ー景行ー成務ー仲哀天皇の物部王朝の終わりに、神功皇后...
なぜだか、正月になって「出雲四大神 能義神社」の記事ばかりが読まれている。古い記事で勉強も足らず一般的なことしか書いてない頃の記事だ。能義神社とは、謎が多...
■ 『出雲国風土記』(733年)に記載のある古社高良神社 島根県松江市八幡町 現在は、武内宿祢命を祭神とし、平濱八幡宮の末社になっている。大橋川の南側...
■ 吉野裕子説 吉野裕子氏は、日本の古代信仰は、日本の原始信仰(太陽信仰、蛇信仰、性器信仰等)に6世紀に本格的に漢字とともに流入された大陸渡来の陰陽五行思...
■ 阿陀加夜努志多伎吉比売命を祀る神社 『出雲国風土記』には、神門郡多伎郷の地名起源に「阿陀加夜努志多伎吉比売命」(あだかやぬしたききひめのみこと)という...
■ いにしえの禊の場所 ここの場所がわかったのは、サイノカミさんを探索している時偶然であった。しかし、佐太神社(さだじんじゃ)の参道にある地図にも、ここ禊...
杵築大社(出雲大社) 創建の謎 (2) 「出雲国」ではなくて「葦原の中津国」
■ 古代史における論理の違和感稲佐の浜考古学のシンポジウムを聞いていて、なにかしら違和感をいつも感じている。それがどこにあるのか。一つは出雲VS大和の構図...
■ 林8号墳 林古墳群の中で1基だけ方墳で(約50基のほとんどが円墳と前方後円墳)もっとも大きな古墳であるのが8号墳だ。まだ面白いところがあった。横穴式石...
■ 報恩寺古墳群を訪ねて 【古墳時代中期 5~6世紀と言われている】報恩寺名工運慶の子孫 康運の作と、高さ4.26メートルの十一面観音立像(県指定文化財...
■ 氏族名が先か、地名が先か林1号墳 宍道湖ふれあいパークの中にある。『出雲国風土記』(733年)には地名起源として以下のことが書かれている。〝拝志郷(は...
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石見の国(島根県の西部)の神社を歩くと、平野部にはすこぶる和邇(わに)氏系の神社が多いことがわかりました。出雲の国の神社はいろいろ回っても、特定の氏族との...
島根県益田市から山口県方面に向かっていくと、益田市戸田町(ますだし とだちょう)という町があります。戸田の柿本神社の標識が出ています。ここが柿本人麻呂の誕...
万葉歌人柿本人麻呂の終焉地を決める題材は、万葉集の3首の歌しかないようです。キーワードは、「鴨山」と「石川」です。よくある地名だけに候補地があれこれでてく...
島根県石見地方だけでも、柿本人麻呂の終焉説は、諸説あるようです。益田市の鴨島説江津市の都野津説邑知郡の山中の湯抱説 浜田市の亀山説 というように4つ...
江の川と橋 江津市江の川に橋が架かったのは、近代になってのことで1904年(明治37年)でした。それまでは、ずっと舟で渡っていたのでした。河岸の細い道...
角の浦の島 真島(まじま)島と言っても、現在は陸続きです。いつの時代まで島であったのでしょう。近くまで寄ってみると、土で埋まった鳥居が見えます。左側の像は...
恵良の里とは違う伝承二宮村恵良の出生伝承では、依羅娘子(よさみのおとめ)は二宮町神主恵良(神主は地名)の豪族の娘であり、石見守・柿本人麻呂に請われて妻にな...
二宮交流館柿本人麻呂の妻である依羅娘子 (よさみの おとめ) 誕生の地とされる恵良の里に訪ねた。まずは、二宮交流館に行き「依羅娘子生誕伝承の里」と書かれた...
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高角山(たかつのやま)公園 島根県江津市島の星町「島の星山」(標高470m)の麓に、万葉歌人・柿本人麻呂にちなんだ公園が造られていた。島の星山は、万葉歌人...
万葉歌人・柿本人麻呂の伝承地が石見地方にはたくさんある。どこでその歌を詠んだのか諸説あるけれど、とりあえず伝承地とされているところを行ってみることにした。...
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龍岩神社 島根県邑智郡邑南町八色石792ここの神社にたどりつくまでに神経をすり減らし疲れてしまった。大森銀山の城上神社から、グーグル地図のナビで自動車...
乙見神社 島根県大田市仁摩町馬路927乙見神社(おとみじんじゃ) 御由緒 祭神 大己貴命 延喜式内社 境内社 ...
鬼岩 島根県大田市大屋町鬼村何年か前に訪れたけれど、ここの鬼岩の場所がわからなかった。今は、グーグルマップのナビがあるので間違わず行けた。この鬼岩だけど、...
最初はちょっと変わった曲だなあと思っていた。違和感を感じつつも、主題歌も半年も聞くと、これは名曲だと思えてきた。朝ドラを毎朝観ている。半年でも、なかなか見...
高瀬川の最上流高瀬川の水の取り口である来原岩樋である。土木遺産となっている。ここから斐伊川の水を取り入れて出雲市内へと高瀬川が伸びている。つまり高瀬川は、...
加茂町と大東町の間の山 高麻山(たかさやま)です。195mあります。『高麻山。古老の伝へていへらく、神須佐能蓑命の御子、青幡佐久佐日子命、是の山の上に麻蒔...
その山は、松江から忌部神社を横目に見ながら、奥出雲への道につながる三叉路を過ぎた道路沿いにある。船岡山改めて見渡すと、たいへん整った古墳のような形状だ。も...
一つ一つの神社が、なかなか歴史との関連がよくわからない。国道54号線を車で動いているとよく見える神社であるが、参拝したら、どうも2度目の参拝だった様子。星...
『角鄣経 石見八重葎』(つぬさはふ いわみやえむぐら)(文化7年─1817)という本を読んでいたら、『出雲国風土記』(733年)に登場する神様の名前がたく...
所造天下大神(あめのしたつくらししおおかみ)、大穴持命(おおなむちのみこと)が、八十神を討つために城を造ったと、『出雲国風土記』に書かれた、城名樋山(きな...
熊谷郷(くまたにごう)。郡家の東北二十六里の所にある。古老が伝えて言うには、久志伊奈太美等与麻奴良比売命(くしいなだみとよまぬらひめ)が、妊娠して出産しよ...
『神社覈録』(じんじゃかくろく)(1836年~1870年完成。)という江戸時代末から式内社等の神社を考証した本がある。これを見るとたかだか100年ちょっと...
磐船神社というと、饒速日命の神社が有名ですが、島根県の岩船神社は、スサノオのミコトを祭っています。神社が巨石の下にあるというので、その神社のある大幡山に登...
奥出雲町の鯛ノ巣山へ、いてもたってもいられなくて登りました。駐車場もあり、トイレもありました。ありがたいなあ。登山口から林道を歩いていくと、細い道になりま...