荘園を制する(理解する)もの、中世を制す?:とってもおススメな本『荘園』(伊藤俊一著)

荘園を制する(理解する)もの、中世を制す?:とってもおススメな本『荘園』(伊藤俊一著)

日本中世史のリポート1、なんとか完成しました。(合格するかは不明) いやはや、疲れた・・・(毎回言ってる)。 しかし、疲れた甲斐があり、良い本を読みました。 荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書) 作者:伊藤俊一 中央公論新社 Amazon 出版時、かなり話題になりましたよね。 荘園って、ホントに難しいです。 まず、せっかく開墾した土地を、なんで寄進するの?? 大丈夫なの?? んで、本家、領家、荘官・・・特に、領家って、何する人ぞ?? 通史でも荘園って「さらーーーーっ」と流されません?? たぶん、現在の通念とはまったく異なる認識で成り立っていたんだと思います。 職の体系、とか、現代…