内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満
肥満は内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満に分かれます。リンゴ型肥満、洋ナシ型肥満内臓脂肪型肥満は、腹腔内の腸間膜などに脂肪が過剰に蓄積しているタイプの肥満で、下半身よりもウェストまわりが大きくなるその体型からリンゴ型肥満とも呼ばれます。中年以降の男性に多く見られます。内臓脂肪型肥満が原因で、高血糖・脂質異常・高血圧などを発症した状態がメタボリックシンドロームです。内臓脂肪の蓄積を防ぐことが、糖尿病、高脂血症、高血圧、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)や動脈硬化などの生活習慣病の予防につながると考えられます。内臓脂肪はつきやすく減りやすいといわれています。日本のメタボリックシンドロームの診断基準では、内臓脂肪の蓄積を必須項目としています。この場合の内臓脂肪蓄積とは、CTスキャンでおへその位置で体を輪切りにしたときの内臓...内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満
2020/08/31 05:50