最近読んだ本
東京ディストピア日記著:桜庭一樹コロナ感染が徐々に進む東京での暮らしを事細かに記した、一年間の日記。先日「少女を埋める」を読み終えて、著者の作品を続けて読んでみたくなりました。本当は、「赤朽葉家の伝説」と思い、図書館から借りて来たんだけど、しょっぱなから展開について行けず、返却しちゃった。さて、「東京ディストピア日記」「少女を埋める」に近いタッチで綴られているので、こちらは入って行きやすい。たった、2年ほど前のことだけど、色々忘れている社会の移り変わりを納得しながら、思い出しながら、改めて気づきながら、読みました。あくまでも、著者の日記なんだけど、日々の記録と共に、詳細な世の中の動きを書きとめられているので、コロナ禍の記録として、一冊持っていてもよさそうな気さえしています。とは言え、この先の展開が気になる内容の...最近読んだ本
2022/04/30 18:31