観る聴く読む作品公開サイトAyaOgata

だいぶ老いさらばえてきたがまだ咲いている

水に浸っている部分の茎から根が出ていたのである…！！

2021/11/23 00:00

アオサギ昼寝図（ドローイング）

アオサギである灰色は、こんな事を考えている人間などを完全無視して一羽寝入っている。

2021/11/21 00:00

まるで墓掘りのようにただひたすら掘り返す

現実的に、手をかけると何故か植物が元気になる法則が在り、それに則っている、それだけなのである。

2021/11/20 00:00

聖ベロニカ現象

こっちが沈みに沈んでいる時、それでもやらなきゃならないことをやっている時に限って、そのやっていることを促すような言葉かけをしてもらえる現象が起こるので、そのやっている事が宇宙的に（大規模という意味ではなく）必要なのだと私は悟る。

2021/11/18 00:00

生きるのに飽きなければ

蛙よまたおいで、お前が飽きなければまたこの庭においで。生きるのに飽きなければ。

2021/11/17 00:00

ほんとうはこの世の誰もが優しいの…

人間の分類スキルはどんなに頭脳明晰者であれ、根源的には割り切れる数止まり、つまり自分と他者…それ以外に無い。無論これは私の悩みというよりも、人類共通の不都合さである。

2021/11/16 00:00

詩【十日夜（とおかんや）】

丸くなりはじめの十日の月よ 田の神を 山まで見送り給え 田の神を 山まで見送り給え…

2021/11/15 00:00

散文詩【正式名称白鯨副長採掘山珈琲店】

現実では何処にも共感してくれる相手を探し出せないので長々と書くが、白鯨コーヒー店、あの忌まわしい、正式名称白鯨副長採掘山珈琲店が我らがバルミューダとコラボレーションしたというニュース程、俺を悲しませたニュースは無い。

2021/11/14 00:00

人間の魂の重みは珈琲一缶分である

つまり人間の魂は、とても軽いのである。

2021/11/13 00:00

ケガレチ

ゴミ拾いをしているとたまにこういった不可思議なシロモノに出会う。

2021/11/12 00:00

散文詩【それでも我々奇術師は、トマトを投げ返してはいけないんだ】

いいかい？だからよく聞いてくれ、それでも我々奇術師は、トマトを投げ返してはいけないんだ。辛い事だが、表現者はやり返してはいけないんだ、我々の目的はただ一つ、この世に、感覚的変化をもたらす事、喜びを出現させることなんだから。

2021/11/11 00:00

花どろぼう殿その後（占い）

運というものの理解が、個人運が上がる→必然的に周囲の人や生き物にもいい影響を与える…という理解になれば、昨今のようながめつい守銭奴的な意味での幸運から解き放たれ、もっと『地球全体の運気』が良くなる気がするのだが…。

2021/11/09 00:00

詩【酸性とアルカリ性】

君は酸化しているのか 果たして酸化とは老化なのだろうか 僕は土に語りかける

2021/11/08 00:00

散文詩【基地外に刃物】

『あたし間違ってないよね？だって正しい事をしたんだから。』

2021/11/07 00:00

散文詩【七つの夢】

いつもの夢の最中のように初めのうちは『たった一つ』だと思い込んでいるが、たぶんいくつかある。おそらく七つくらい、七の七十倍くらいの手ごたえのある夢を、僕は今見ている、全ての湖は地下深くで繋がっている。

2021/11/05 00:00

伝え方

古今東西…果てしない昔から、人間という種族が何故発語によるコミュニケーションを主体としてきたのかを私は今になってようやく理解している。そして良い人、普通の人でなければいけないという縛りが無いために、不思議なほどフラストレーションを感じていない。あんなに喋るのが苦手だった自分がこのように変化したのが本当に面白い。

2021/11/04 00:00

無視の連鎖

そしてやはり最も苦しいのは、自分自身が、関与するという行為自体が少数派過ぎるために奇異な目で見られたり完全に無視されたりする事である。綺麗な場所では、関与という事に関して心を開いている人が必然的に多く集まるせいか、この種の孤独を感じたことはあまり無いが、苦しみの道ではその事について考えないようにして淡々と拾い続けてはいても、ゴミは一向に減らないし、無視の連鎖が続いているのを感じている。そのような時には、自分がたった一匹だけで枯れ葉の中で息を殺しているような気持ちになる。どうか私に力を下さいと、祈っている。

2021/11/03 00:00

アネモネ、ラナンキュラスは砂で給水させよ！！（花壇忘備録）

砂を水で湿らせると砂汁としか表現できないようなカフェオレ色の液体が生じる。はじめのうちこれについて半信半疑に『衛生的に大丈夫か？』と感じていたが、特にアネモネたちはこの砂汁をカフェオレの如く飲み、見事に発根しているので、おそらくは砂に含まれる何かの成分が、ミイラ化して休眠する球根類によく効くのだと思われる。

2021/11/02 00:00

出現する光よ

このような瞬間を潜在的に追っている、私はそういう人間だ

2021/11/01 00:00