1225 モノがたり _338 貨幣
抽斗の角よりほじくり出した小さなもの2点。江戸時代の貨幣制度では金貨は数量貨幣で数をかぞえ、1両=4分(ぶ)=16朱=4,000文対して銀貨は秤量貨幣で重さをはかり、1貫=10,000匁=100,000分(ふん)であると知った。改めてみると、先日観た「そろばん博物館」の展示にあった、算盤の新旧の作りと算術の仕方の違いではないけれど、金貨の数量の単位は4の倍数、銀貨の秤量の単位は10の倍数と、それぞれの単位のしくみが異なる点がどこ...
2023/02/23 13:47