テブナンの定理-その3
利便性の高い「テブナンの定理」を使いこなすには、等価回路の作成方法を理解することが重要になります。☟R4に流れる電流を求める問題ですが、簡素化された等価回路(b)を作成します。☟図(b)に至るプロセスは回路網内にある電源を消去する作業からスタートです。電圧源(定電圧源)は、「内部抵抗が0Ω」であり、短絡(ショート)することで消し去ります。電流源(定電流源)は、「内部抵抗が無限大」であり、開放することで消し去ります。☝電源を消去すると、抵抗回路になるので、合成抵抗を求めます。☟次に定電流源が有るので統一するために定電圧源と抵抗の直列回路を定電流源回路に変換します。☟次に2つの定電流源を含む等価回路を作成します。☟図e&図fを考察し、図(b)を作り、定数を入れて解答を得ます。以上が「テブナンの定理」活用方法でテブナンの定理-その3
2024/08/28 16:54