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マンボウ映画レビュー記 https://ghost84.hatenablog.com/

Amazon Prime Videoで見られるホラー映画を中心に、適度にネタバレしつつレビューしています。 たまにOVAや小説を取り上げることもあります。

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2020/07/25

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  • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』マリは結局何だったのか?本当に反応に困る作品

    1995年にTVシリーズが放送され、社会現象まで巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』。 新世紀エヴァンゲリオン [レンタル落ち] (全8巻) [マーケットプレイスセット商品] メディア: DVD 2007年からは全4部作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』が新たに始動した。 4作目にして完結編に当たる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、2012年11月に上映された3作目の『Q』から8年の歳月を経て、2021年3月についに公開された。 本当に今作で新劇場版を終わらせることができるのか? そんな不安を抱えながらも視聴した結果は困惑。見終わった後、今作をどう受け止めればいいのかわからなかった。 これ以降…

  • 『モンスター上司2』クソ上司から解放された3バカが今度は誘拐に手を染める!?

    3人のおバカが悩みのタンである上司を抹殺するべく動く姿を、下ネタをたっぷり交えて描いたブラック・コメディ映画『モンスター上司』。 モンスター上司 (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video その続編に当たるのが『モンスター上司2』だ。 ネタバレになってしまうが、前作のラストで3人のおバカはモンスター上司から解放されている。 だというのに、本作では3バカがとある事情から誘拐に手を染めることになってしまう。そんな姿を、前作と同じく下ネタとユーモアたっぷりに描写している。 下ネタやブラックジョークが強烈なため、人を選ぶ作品なのは間違いない。しかし、そういう作風が好…

  • 『CUBE』10月に日本版リメイク公開予定!密室サスペンスの名作

    見ず知らずの男女6人が、即死トラップだらけの迷宮CUBEから脱出しようとする密室サスペンス『CUBE』。 密室サスペンスの先駆け的作品であり、低予算ながらも一部でカルト的な人気を誇っている作品だ。シチュエーションスリラーと区分されることもある。 密室サスペンスや低予算という共通点から、大ヒットしたスリラー映画『SAW』を思い浮かべる人もいるのではないだろうか。 ソウ (字幕版) 発売日: 2017/10/10 メディア: Prime Video 2021年10月22日には菅田将暉主演のリメイク版が公開予定だ。リメイク版の予習として本作を見ておくのもいいかもしれない。 キューブ(字幕版)

  • 『シャッター』タイ映画をハリウッドリメイクして誕生したJホラー

    女優・歌手の奥菜恵が幽霊を演じたハリウッド発のホラー映画『シャッター』。 シャッター (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video タイ映画『心霊写真』のハリウッドリメイク作品であり、リメイク元の邦題どおり心霊写真が主軸となる作品だ。 監督を務めているのは、『感染』などのホラー映画や『世にも奇妙な物語』で多数の作品を担当した落合正幸氏だ。制作はホラー映画『リング』や『呪怨』シリーズを手掛けた一瀬隆重である。 さらに、『シャッター』の舞台は原作と異なり日本だ。これらの要因のため、Jホラーの雰囲気が強い作品になっている。

  • 『メン・イン・ブラック』元ネタの都市伝説を知らなくても笑えるSFアクション

    アメリカの都市伝説をモチーフにしたSFアクション『メン・イン・ブラック』。 宇宙人がらみのトラブルを解決する謎の組織メン・イン・ブラックの活躍を描く。コメディ色が強く、難解なSF要素もほぼないので、大人から子どもまで楽しめる作品だ。 ヒット作を多数持つウィル・スミスと、缶コーヒー「BOSS」のCMでおなじみのトミー・リー・ジョーンズのダブル主人公という、メチャクチャ豪華な配役も注目だ。 Men In Black (1997) - Trailer

  • 『来る』怪異ぼぎわんVS日本の霊能力者集団!原作との違いが目立つが評価点もあり

    ぼぎわんなる怪異と日本中の霊能力者がガチンコバトルを繰り広げる『来る』。 原作は澤村伊智氏の『ぼぎわんが、来る』。第22回日本ホラー小説大賞の大賞受賞作で、審査員から非常に高い評価を得た作品である。 ぼぎわんが、来る 比嘉姉妹シリーズ (角川ホラー文庫) 作者:澤村伊智 発売日: 2018/02/24 メディア: Kindle版 そんな小説の映画化ともなれば、期待するなというほうが無理な話だ。しかし、実際に出来上がった映画は、原作の熱心なファンほど受け入れがたい作品になってしまった。 また、終盤の展開の都合上、純粋なJホラーを期待する層にもおすすめしがたい。 しかし、大勢の霊能力者が怪異退治の…

  • 『コンジアム』心霊スポットとして有名な精神病院が舞台の韓国産POVホラー映画

    世界的に有名な韓国の心霊スポット、コンジアム精神病院を舞台にしたPOV方式のホラー映画『コンジアム』。 韓国では大ヒットし、公開15日間で観客動員数が256万人を超えた。日本でも公開当時は結構話題になっていたと思う。 POV方式にありがちな悪い点があるものの、終盤にある怒とうの幽霊ラッシュは一見の価値あり。 YouTuberが廃墟探索をするというストーリーのため、そういった配信や動画が好きな人なら特におすすめだ。 映画『コンジアム』予告編

  • 『おとなの事情』ゲスい笑いだけじゃない!秘密について考えさせられるコメディ映画

    7人のお友達グループがお互いの秘密を暴露しあうイタリア映画『おとなの事情』。 2019年7月には世界で一番リメイクされた作品としてギネス世界記録に認定されている。日本のリメイク版『おとなの事情 スマホをのぞいたら』も2021年1月8日(金)に公開予定だ。 『おとなの事情 スマホをのぞいたら』予告編 2021年1月8日(金)全国ロードショー コメディ映画と評されることが多い本作。ブラックな内容のために人を選ぶが、ゲスいネタやブーメラン芸が好きな人なら笑える。 しかし、終盤では偏見や秘密について考えさせられるシリアス面もある。特に結末は一見すると意味不明だが、意味を理解すると制作陣のセンスに感嘆し…

  • 『ザスーラ』とんでもボードゲーム再び!ジュマンジの精神的続編は宇宙が舞台

    マスの内容が現実になるという、とんでもすごろく系ボードゲームが引き起こす騒動を描いた『ジュマンジ』。 『ジュマンジ』はシリーズ化されており、2017年12月にはアメリカで続編『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が公開された。 ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (字幕版) 発売日: 2018/05/25 メディア: Prime Video 他にも、マスの内容が現実になるという点が共通する、精神的続編も作られている。それが『ザスーラ』だ。 『ザスーラ』も『ジュマンジ』も、アメリカの児童文学作家クリス・ヴァン・オールズバーグの同名絵本が原作である。そのため、両作ともファミリー映画とし…

  • 『ジュマンジ』マスの内容が現実になる⁉驚異のすごろく系ボードゲーム

    マスの内容が現実になるというすごろくが巻き起こす騒動を描いたアドベンチャー・ファンタジー映画『ジュマンジ』。 原作はアメリカの児童文学作家クリス・ヴァン・オールズバーグの同名絵本だ。そのため、映画もファミリー向けとなっている。 ジュマンジ 作者:C.V.オールズバーグ 発売日: 2019/12/16 メディア: - すごろくのマスの内容は物騒なものが多い。本作が大人向けだったら、グロやスプラッター描写がマシマシになりそうな予感がするほどだ。 だが本作はあくまでもファミリー向けなので、メインキャラが死亡するということはない。 1995年の映画とやや古いが、家族そろって安心してみることができる名作…

  • 『ジェーン・ドウ』グロ描写への嫌悪感と死体の不気味な謎が生み出す恐怖

    検死官が身元不明女性の死体を解剖中に異常な体験をする『ジェーン・ドウの解剖』。 リアルでグロテスクな解剖と不可解な事実から生じる不気味な雰囲気は、本作独自の魅力だ。 解剖の描写は人を選ぶが、グロテスク描写への生理的嫌悪感と死体の不気味な謎がじっとりとした恐怖を生み出している。 反面、解剖は映画の半分で終わってしまい、以降は普通のホラー映画になってしまう。せっかくの魅力を最後まで維持することができなかったのは残念だ。 映画『ジェーン・ドウの解剖』予告編

  • 『メン・イン・キャット』猫になったおっさんの奮闘を楽しむコメディ映画

    猫になってしまったワンマン社長の奮闘をコミカルに描いた『メン・イン・キャット』。 タイトルの『メン・イン・キャット』は邦題で、名作SFコメディ『メン・イン・ブラック』の露骨なパロディだ。 メン・イン・ブラック (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video 原題は『Nine Lives』で、“A cat has nine lives.(猫には9つの命がある)”という英語のことわざを元にしている。是・射殺す百頭。 ワンマン社長が猫になったことをきっかけに、会社の乗っ取り劇が開始されたり家族関係を見直したりする。作品全体としては起伏に乏しい印象があるが、緩いコメディ…

  • 『ポゼッション』悪魔を封じた呪いの箱「ディビュークの箱」の実話が元ネタ

    実話を基にしたと主張するホラー映画は多数ある。心霊現象と裁判を取り扱った『エミリー・ローズ』、心霊研究家の経験を映像化した『死霊館』などだ。 死霊館(字幕版) 発売日: 2014/01/29 メディア: Prime Video 『ポゼッション』も同様で、本作で描かれているのは呪いの箱の恐怖だ。ディビュークの箱、あるいはディブクの箱という言葉を見聞きした人もいるだろう。 本作では、序盤から念力で人を吹き飛ばすというわかりやすい形で箱の脅威が示される。Jホラーのようなじっとりとした恐怖感はないが、派手な呪いの数々は見ていて面白い。テンポの良さもグッド。 『ポゼッション』予告編

  • 『マジック・マイクXXL』男性ストリップダンサーの緩い青春ロードムービー

    主演のチャニング・テイタムの実体験を参考に、男性ストリップダンサーの苦悩を描いた『マジック・マイク』。 マジック・マイク(字幕版) メディア: Prime Video 続編の『マジック・マイクXXL』はまさかの路線変更を図り、おっさんストリッパーたちの緩い青春ロードムービーになった。 本作でもおっさんの悩みが描かれるが、シリアスだった前作よりかなり緩くて前向きだ。また、目玉の1つであるストリップダンスは、キレは健在のまま性的表現が多少ソフトになった。 そのため、視聴のハードルは下がっており、男性のストリップやおっさんたちの青春を気楽に楽しめる。また、続編ではあるが、最低限の予習をすれば前作を見…

  • 『マジック・マイク』華やかな男性ストリップの世界と裏側の泥臭い現実

    華やかな男性ストリップの世界と、裏側にある泥臭い現実を描いた『マジック・マイク』。 主役のマイクを演じたチャニング・テイタムはストリップダンサーの経験があり、彼の実体験が脚本に影響を与えている。そのためか、予告では「実話に基づくサクセスストーリー」だの「夢を叶えた男」だのうたっている。 しかし実際には、男性ストリップの頂点にいたマイクが、様々なトラブルの果てにストリップ業界を去る話である。なんでサクセスストーリー扱いするかなあ? 実際には、予告のような明るく前向きな展開ではない。力強さとキレのある性的なダンスを挟みつつ、男性ストリッパーの悩みや没落が丁寧に描写される。意外と社会派な作品なのだ。…

  • 『シャイニング』人の狂気を描いたホラー映画の金字塔

    ホラー映画と言われて、どんな作品を思い浮かべるだろうか? 幽霊が人を呪うオカルトホラーだろうか。 『シャイニング』はホラー映画の金字塔と称されることも多く、悪霊も出てくる作品だ。しかし、本作をホラーたらしめているのは幽霊ではなく人の狂気だ。 本作では、音と映像でびっくりさせるホラー演出はほとんどない。そのため、人によっては怖くはないかもしれない。 だが、主人公役のジャック・ニコルソンの怪演で表現された狂気はそうそう味わえない。人間の異常な言動による恐怖を感じたい人は、1度は見ておくべきだ。 4K ULTRA HD【予告】『シャイニング』10.30リリース

  • 『フッテージ』ダメな部分も目立つが不気味なフィルム映像は評価できる

    事故物件で見つけたホームビデオのフィルムが発端となるオカルトホラー『フッテージ』。 主人公であるエリソンの癖が強く、中盤からはホラー演出がびっくり系ばかりになってしまう。そのため、残念なことに万人に勧められる出来ではない。 しかし、フィルムの薄暗い映像とホラーの親和性は高く、序盤は不気味な雰囲気が楽しめる。また、過去の栄光にすがるエリソンの哀しい一面を、我が事のように感じる人もいるのではないだろうか。 映画『フッテージ』予告編

  • 『劇場版美少女戦士セーラームーンR』は『Crystal』から入った人にも見てほしい

    美少女中学生5人組が悪と戦う変身ヒロインもの『美少女戦士セーラームーン』。1992年から1997年に放送されたアニメだが、いまだに根強い人気がある。 美少女戦士セーラームーン オールカラー完全版(1) (なかよしコミックス) 作者:武内直子 発売日: 2020/06/29 メディア: Kindle版 2021年には新作の『美少女戦士セーラームーンEternal』が前後編の劇場アニメとして公開予定だ。 『劇場版美少女戦士セーラームーンR』は1993年に公開された『セーラームーン』初の映画作品だ。内容も力が入っており、上映当時のアニメシリーズの集大成とも言うべき作品になっている。 孤独と人の絆を描…

  • 『サプライズ』犯人たちを1人ずつ血祭りにしていく女主人公の存在が驚き!

    とある理由でサバイバル能力に優れた女主人公エリンが、襲撃してきた犯人たちを返り討ちにするスプラッター映画『サプライズ』。 原題は『You’re Next』で、「次はおまえだ」という意味だ。当初は犯人たちが被害者に向けた言葉だったものの、最終的にはエリンの所業を表した言葉である。 序盤は窓に映る不審な影などホラーっぽい演出もあるが、決して怖い映画を期待してはいけない。人によっては思わず笑ってしまうシーンや描写がいくつもあるためだ。 しかし、最後までスリラーとしての緊張感は意識されており、黒幕は誰かを考えるミステリー要素もある。グロ耐性があるのなら、本作の犯人探しをしてみるのもいいかも。 映画『サ…

  • 『トゥルーマン・ショー』全世界から見世物にされる男の選択は?

    離島・シーヘブンを舞台に、全世界から見世物にされている青年・トゥルーマンを描いた『トゥルーマン・ショー』。 非常に評価の高い作品で、1998年度(第56回)のゴールデングローブ賞、1999年のヒューゴー賞とサターン賞を受賞している。 序盤は面白みに欠けるものの、トゥルーマンが真相を知ろうとする中盤から面白くなる。根気強く彼の奮闘を見守ってほしい。 トゥルーマン・ショー - 予告編

  • 『MAMA』幼い姉妹に執着する悪霊と血の繋がらない母子の愛

    幼い姉妹にまとわりつく悪霊の恐怖を描いたホラー映画『MAMA』。 制作総指揮のギレルモ・デル・トロは、『パシフィック・リム』や『シェイプ・オブ・ウォーター』の監督でもある。2019年には『スケアリーストーリーズ 怖い本』も手掛けた。 スケアリーストーリーズ 怖い本(字幕版) 発売日: 2020/06/03 メディア: Prime Video 本作は、MAMAが自分から姉妹を奪おうとするものに悪意を向けるホラー映画だ。悪霊だけあってMAMAはかなり自分勝手なため、人によっては怒り心頭かも。 しかし、血の繋がらない赤の他人が母娘のようになっていく作品でもある。ホラーはもちろん、家族愛をテーマにした…

  • 『クワイエット・プレイス』声を出してはいけない緊張感と家族愛

    物音に超反応するモンスターがはびこる世界で、家族愛を描いた『クワイエット・プレイス』。低予算ながらもアメリカ本国では記録的な興行収入を叩き出し、世界的に大ヒットした。 本作の特徴は、音を立ててはいけない緊張感だ。音への恐怖は、全編通して徹底して描かれる。そのため、視聴中に余計な物音を立てないようにしてしまった人もいるだろう。 反面、いろいろとツッコミどころも多い。設定や物語の粗をどこまで許容できるかで、本作への評価は変わるだろう。 『クワイエット・プレイス』本予告

  • 『アンフレンデッド:ダークウェブ』ダークウェブの恐怖を描いたリモート作品の先駆け

    出来心でノートPCを盗んだ結果、恐怖の一夜を過ごすことになってしまった『アンフレンデッド:ダークウェブ』。 一風変わった作品で、作中ではSkypeやFacebookでのやり取りが映され続ける。リモートドラマの1種といえば、ピンとくる人もいるだろう。 本作は、2014年に制作されたホラー映画『アンフレンデッド』の続編だ。 アンフレンデッド(字幕版) 発売日: 2016/12/09 メディア: Prime Video しかし、共通点は物語がPC上で進む点だけ。前作は幽霊、本作は犯罪者集団を取り扱っているため、気になったほうだけ見て問題ない。 映画『アンフレンデッド:ダークウェブ』予告編

  • 『ハッピー・デス・デイ 2U』SF要素と設定の粗がパワーアップ

    ホラーと見せかけて実はコメディ要素の強かった、殺人鬼に狙われたビッチが自分の死ぬ1日を繰り返す『ハッピー・デス・デイ』。 ハッピー・デス・デイ (吹替版) 発売日: 2019/11/21 メディア: Prime Video その続編に当たるのが『ハッピー・デス・デイ 2U』だ。前作よりSFとヒューマンドラマの要素が強くなっている。パラレルワールドに関するツリーの葛藤は、定番ながらも本作の見所の1つだろう。 しかし、SF要素が強まったせいで、設定の粗が前作以上に目立つようになってしまった。 『ハッピー・デス・デイ 2U』予告編

  • 『ハッピー・デス・デイ』ビッチが殺される1日を繰り返すループもの

    殺人鬼に殺される1日を繰り返す女子大生の奮闘を描いた『ハッピー・デス・デイ』。 パッケージやポスターだけ見ると、本格的なホラーやスリラーに思える。しかし実際には、恋愛・SF・ミステリーなど様々な要素を上手く取り入れた、よくばりセットなホラーコメディだ。 映画の面白さとは関係ないが、困ったことに一部登場人物の名前が吹替版とユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンのサイトで微妙に異なる。 どちらに従えば迷ったが、この記事では主要登場人物が網羅されているWikipediaの表記で統一した。 『ハッピー・デス・デイ』予告編

  • 『死霊館 エンフィールド事件』実際にあったポルターガイスト現象を映画化

    オカルト好きの間では有名な、イギリスのエンフィールドで実際に起こったとされる一連のポルターガイスト現象をテーマにした『死霊館 エンフィールド事件』。 本作は悪霊が恐怖を撒き散らすオカルト・ホラーだが、心霊現象に関わる人々のヒューマンドラマとしての側面もある。 監督を務めるのは、残酷表現と練り込まれたシナリオで大ヒットした『SAW』シリーズのジェームズ・ワン。本作では残酷表現は鳴りを潜めているが、シナリオの作り込みは健在だ。 ソウ (字幕版) 発売日: 2017/10/10 メディア: Prime Video 『死霊館』シリーズの2作目のため、前作を見ていないとわかりづらい描写も序盤に少しだけあ…

  • 『REC:レック/ザ・クアランティン』狂犬病ゾンビと1つ屋根の下なPOVホラー

    ゾンビとPOVを組み合わせた、スペイン発のホラー映画『REC/レック』。そのハリウッドリメイク版が『REC:レック/ザ・クアランティン』である。 Rec/レック:ザ・クアランティン (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video ゾンビになった理由など設定に差異はあるが、シナリオはほとんど一緒だ。そのため、オリジナルのファンからすると物足りないかもしれないが、『REC/レック』シリーズ初心者なら十分楽しめると思う。

  • 『キャビン』ホラー映画への愛情が詰まったパロディ映画

    山奥の小屋(キャビン)を訪れた5人の若者たちを襲う恐怖を描いた『キャビン』。 若者たちが墓から蘇ったゾンビに襲われるという、割とよくあるホラー映画……と思いきや、実際はメタフィクションやパロディを盛り込んだ作品だ。予告を見ればわかるとおり、そういった作品であることを全面的に押し出している。 作品の性質上、海外のホラーやモンスター・パニックなどの映画に慣れ親しんでいる人のほうが楽しめそう。 映画『キャビン』予告編

  • 『鬼談百景』低予算臭が半端ない、当たり外れの激しい短編ホラー10本セット

    『十二国記』や『ゴーストハント』、近年では『残穢』で知られている小野不由美氏のホラー小説『鬼談百景』。 鬼談百景 (角川文庫) 作者:小野 不由美 発売日: 2015/07/25 メディア: 文庫 そのうちの10作品を映像化したのが本作だ。 原作小説はあらすじに書かれているとおり、百物語がテーマのホラー短編集である。しかし、実際に収録されているのは99作品までだ。これはなぜかというと、100話目に当たるのが同氏の長編ホラー小説『残穢』だから。 原作小説は「もしかしたら本当にあるのでは……」なんて思わせてくれる、絶妙な不思議さや不気味さが特徴の短編集だった。 そんな原作から10作品を映像化した結…

  • 『貞子vs伽椰子』バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!ぶつけた結果は!?

    Jホラーを代表する悪霊の貞子と伽椰子。この2人を文字どおりぶつけたのが『貞子vs伽椰子』。 タイトルを見ただけだと完全にギャグにしか思えない。宣伝の一環で、総選恐とかいうしょうもないネタもやっているし。 「貞子vs伽椰子」総選恐 貞子 政見放送 「貞子vs伽椰子」総選恐 伽椰子 政見放送 しかし一応、2人のバトルが始まるまではホラーとして頑張っている。まあ、それでも人によっては笑ってしまうが。 ちなみに、こんなんでも角川映画40周年記念作品らしい。 映画『貞子vs伽椰子』予告編

  • 『呪怨 黒い少女』は『呪怨』らしさを排除したリメイクを見てみたい

    『呪怨 白い老女』と同時上映された、『呪怨』シリーズの番外編『呪怨 黒い少女』。 『呪怨』の名を冠しているが、実際は怖くない普通のホラーである。『呪怨』本家も人によっては笑えてしまって怖くないのだが、それはともかく。 呪怨 劇場版 発売日: 2018/09/14 メディア: Prime Video 『黒い少女』では『呪怨』の重要な設定が無視されており、数少ない『呪怨』の特徴も足を引っ張っているようにしか思えない。 一応、話自体は普通のホラーとしてはありなので、『呪怨』要素を撤廃したリメイクを見てみたい気持ちはある。 呪怨 黒い少女(予告編)

  • 『呪怨 白い老女』は『呪怨』というより『怪談新耳袋』じゃねえか!

    『呪怨』は、清水崇監督のホラー作品のシリーズ名だ。「アアアアア……」というエッジボイスとともに現れる伽椰子(かやこ)を思い浮かべる人も多いだろう。 呪怨 劇場版 発売日: 2018/09/14 メディア: Prime Video しかし呪怨とは、作品冒頭で解説される「つよい恨みを抱いて死んだモノの呪い」という意味でもある。つまり設定的な観点から言えば、伽椰子がいなくても成立する話なのだ。視聴者が納得するかは別問題。 実際、『呪怨 白い老女』では、伽椰子は一切出てこない。本作は、伽椰子とは別の人物が撒き散らした呪怨の物語なのだ。 個人的には本家『呪怨』のような、ホラーの皮被ったシュールギャグを期…

  • 『悪魔のいけにえ』チェーンソーを振り回すレザーフェイスから逃げろ!

    チェーンソーを持った殺人鬼が、5人の若者に襲いかかるホラー映画『悪魔のいけにえ』。 1974年の映画だが、リマスター版の『悪魔のいけにえ 公開40周年記念版』もあるため、入手や視聴は簡単だ。 本作の殺人鬼であるレザーフェイスは、2016年にリリースされたゲーム『Dead by Daylight』にも出ている。こちらでレザーフェイスを知った人も多いだろう。 Dead by Daylight 公式日本版 -Switch 【CEROレーティング「Z」】 発売日: 2019/09/26 メディア: Video Game 正直、怖さの面では物足りなかった。しかし、レザーフェイスたちソーヤー一家の個性や不…

  • 『ドラゴンボール超 ブロリー』旧劇場版オリジナルキャラのブロリーを鳥山明がアレンジ

    ドラゴンボールのサイヤ人・ブロリーは、原作には登場しない旧劇場版のオリジナルキャラクターだ。圧倒的な強さと凶悪さと初出演作のネタ的な面白さで、ブロリストなるファンを生み出した。 そのブロリーや彼に関する話を、原作者の鳥山明氏が直々にアレンジしたのが『ドラゴンボール超 ブロリー』。 バトルシーンの力の入り具合や、合間に挟まる笑えるギャグなど、面白い点も多数ある。しかし、ブロリーに大幅に手が加えられた結果、旧劇場版からのブロリーのファンには少々勧めづらい作品になってしまった。 映画「ドラゴンボール超 ブロリー」FINAL予告

  • 『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』ブロリー三部作の最後はバイオブロリーとの対決

    強烈な個性で人気を博した劇場版ドラゴンボールのオリジナルキャラ・ブロリー。彼が敵キャラとして登場するブロリー三部作の最後が『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』。 ブロリーがまた生きていた…というわけではなく、本作に登場するのはバイオブロリーと呼ばれるクローンだ。 クローンだろうとブロリーである意味があればいいのだが、残念ながらそんな意味は感じられなかった。 劇場版 ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ(プレビュー)

  • 『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』復活したブロリーと成長した悟飯が激突!

    『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で登場し、圧倒的な強さと悪役っぷりで人気を集めたブロリー。前作で死んだと思われていたが、実は生きていた。 劇場版 ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦 発売日: 2017/04/10 メディア: Prime Video 前作から7年後の本作『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』では、成長した悟飯が、復活したブロリーが再び激突する。 ブロリーの再登場や、戦いの決着が熱いという注目点はある。しかし、前作同様、脚本の出来はあまり良くない。そのため本作は、前作を視聴したブロリーの熱烈なファン向けという感じである。 劇場…

  • 『ヒューゴの不思議な発明』機械人形から始まる映画にまつわるファンタジー?

    駅の時計台で暮らしをしている少年ヒューゴが主人公のファンタジーっぽい映画『ヒューゴの不思議な発明』。 批評家からの評価は高く、第84回アカデミー賞では5部門を受賞した。日本ではヒットし、興行収入が10億円を超えた。 あらすじなどで本作は「ファンタジー」と称されることが多いが、「ネバーエンディングストーリー」とか「ナルニア国物語」のような壮大なファンタジーを期待するとがっかりする。というか、これはファンタジーなのか? 映画『ヒューゴの不思議な発明』予告編

  • 『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』ブロリーの悪役っぷりとベジータのヘタレっぷりが印象的

    劇場版オリジナルキャラクターのブロリーが初めて登場した『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』。 子ども向けでここまでやっていいのかと思うブロリーの悪役っぷりと、ベジータのキャラ崩壊レベルなヘタレっぷりが非常に印象的だ。 しかし、作品としては出来がいいとは言い難い。先述の2点の受け取り方が、本作への評価に直結するだろう。 劇場版 ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦 - Trailer

  • 『天使の囀り』怖いというより気持ち悪い!貴志祐介のホラー小説

    近年だと『新世界より』や『悪の教典』で有名な貴志祐介氏が、1998年に書き上げたホラー小説『天使の囀り(さえずり)』。 天使の囀り (角川ホラー文庫) 作者:貴志 祐介 発売日: 2012/12/04 メディア: Kindle版 ホラー小説ではあるが、幽霊などの出てくるオカルトホラーではない。そもそも、怖いというより気持ち悪いというタイプの作品だ。生理的に嫌悪感を覚える描写が多く、特に虫や蜘蛛が嫌いな人にはおすすめできない。逆に、そういった生理的な気持ち悪さに快感を覚える人には読んでほしい。 あと、妙に力の入ったオタク描写が見もの。ちなみに、『天使の囀り』は1998年6月に発売された。まだまだ…

  • 『プラトーン』オリバー・ストーン監督の実体験を元にした戦争映画

    オリバー・ストーン監督のベトナム戦争での実体験を元に、凄惨な戦争の現実を描いた『プラトーン』。 戦場の様子はもちろん、アメリカ兵によるベトナム人への虐待・虐殺などの戦争犯罪などが非常に生々しく描かれている。 本作は非常に評価が高い戦争映画で、第59回アカデミー賞では作品賞など4つの賞を受賞した。他にもゴールデングロープ賞や英国アカデミー賞など、数々の映画賞で受賞・ノミネート。 興行収入の面でも数字を出しており、アメリカ国内だけで制作費の20倍以上の1億3800万ドルを叩き出している。 評価や興行収入からもわかるとおり、作品としては確かに優れている。しかし、いかんせん内容が内容なだけに重苦しい。…

  • 『48時間』刑事とチンピラの凸凹コンビが凶悪犯を追うバディ・ムービー

    1982年のアメリカの映画で、刑事と囚人がタッグを組んで凶悪犯を捕まえる刑事アクション『48時間』。バディ・ムービーの傑作である本作は、荒くれ刑事とチンピラ囚人の関係性の変化こそが最大の見所だろう。ちなみに、本作はエディ・マーフィーの映画デビュー作でもあったりする。あと、リメイクが決まっているらしい。 48時間 - 予告編

  • 『ザ・バンク 堕ちた巨像』巨大銀行の不祥事という実話を元にしたサスペンス映画

    アメリカ・ドイツ・イギリスの共同で制作された、2009年のサスペンス映画『ザ・バンク 堕ちた巨像』。 インターポールの捜査官が、ヨーロッパの巨大銀行IBBCの犯罪行為を暴くために奔走する。 ニューヨークにあるグッゲンハイム美術館での銃撃戦が印象的で、本作では美術館のレプリカを作って銃撃戦を撮影したらしい。実際の銃撃シーンも力が入っているのでおすすめだ。 IBBCは凶悪で様々な妨害をしてくるが、テンポのいい展開と主人公サリンジャーたちの有能さのおかげでストレスにならない。むしろ、サリンジャーたちがどうやってIBBCを追い詰めるのかが気になるくらいだ。 しかし、上述の銃撃戦を機に、作中の雰囲気が大…

  • 『カンフーハッスル』敵の技は琴の音色やカエルごっこ!?達人の闘い!

    サッカーとカンフーを組み合わせ、そのぶっ飛び具合が大受けした『少林サッカー』。実写版キャプテン翼。 少林サッカー デラックス版 [DVD] 発売日: 2002/11/22 メディア: DVD その『少林サッカー』の監督・主演として有名なチャウ・シンチーが次に制作したのが、本作『カンフーハッスル』である。 『カンフーハッスル』におけるカンフー描写も中々にぶっ飛んでいる。その一端は映画のポスターからも垣間見え、主演のチャウ・シンチーが炎をまといながら宇宙を飛んでいるのだ。 カンフーハッスル コレクターズ・エディション [DVD] 発売日: 2010/07/28 メディア: DVD 日本での興業収入…

  • 『300 <スリーハンドレッド>』300人の半裸マッチョなスパルタ兵が無双!

    300人のマッチョで半裸なスパルタ兵がペルシアの大軍に戦いを挑む『300 <スリーハンドレット>』。紀元前480年に起こったペルシア戦争のテルモピュライの戦いを描いた作品だ。 原作は『シン・シティ』も手掛けたフランク・ミラーによるアメコミで、グラフィックノベルと呼ばれる形態だそうだ。ちなみに原作ではスパルタ兵はフルチン。 スローモーションを多用したスタイリッシュな演出と、全編通してセピア調の映像が非常に印象的。スローモーションの濫用が少し気になるが、アクションシーン自体は見応えがあるので、アクション好きにおすすめしたい。 300 - First Battle Scene - Full HD 1…

  • 『沈黙のジェラシー』派手な嫁いびりを期待したら肩透かし?

    「孫を産んだら嫁は用済み」という計画を企てていた姑が大暴れするサスペンス『沈黙のジェラシー』。 物語は基本的に妻であるヘレンの視点から描かれるのだが、スタッフロールではマーサの名前が一番に出てくる。つまり、制作スタッフとしては姑であるマーサが主役らしい。 後述する家庭板ネタを嗜んでいると、後半はともかく前半が少々物足りなく感じた。もっと露骨な嫁いびりを見たかったという意味で。 沈黙のジェラシー (字幕)- 予告編

  • 『ネバーエンディング・ストーリー』本の中の世界で繰り広げられる冒険

    西ドイツとアメリカで制作された1984年のファンタジー映画。原作はミヒャエル・エンデの児童向けファンタジー小説『はてしない物語』。その実態は今で言うなろう系。 はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501)) 作者:ミヒャエル・エンデ 発売日: 2000/06/16 メディア: 単行本 現代のCG技術と比較すると、どうしてもVFXが古臭く感じる。また、登場人物の少なさや人気の多い場所には行かないなどの理由のため、なんだかスケールの小さい話に思えてしまう。 しかし作品全体の質自体は素晴らしく、着ぐるみで表現されたファンタージェン世界の住人はCGとは別の良さがある。多少の欠点はあれど、今見ても…

  • 『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』サメと台風を組み合わせたシリーズの最終作

    サメ映画。それは「サメさえ出しときゃ後は何したって許される」という映画界における修羅の国。 『ジョーズ』や『ディープ・ブルー』のような出来のいい作品もあれば、とんでもない怪作やクソ映画もあるという、まさに魔境。 ジョーズ (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video 台風に乗った大量のサメが暴れまわるという『シャークネード』シリーズは、明らかに後者の映画だ。 一般人にはオススメできない、そのトンデモシリーズの最終作が『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』。 チープなCGや雑な超展開を盛り込んだ本作は、案の定、上級者向けのサメ映画だった。 『シャークネード …

  • 『ドクター・スリープ』は『シャイニング』の続編だけどホラーじゃない?

    スタンリー・キューブリックが監督を務めた映画版『シャイニング』は、ジャック・ニコルソンの怪演もあって、ホラー映画として非常に評価の高い作品だ。 見たことはないけど、壊れた扉の隙間から顔を出す、「お客様だよ!(Here’s Johnny!)」のワンシーンだけは知っている人も多いと思われる。 シャイニング (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video その『シャイニング』の40年後を描いたのが『ドクター・スリープ』…なのだが、本作はホラーではなく、超能力バトル系ダークファンタジーとでも呼ぶべき作品となっていた。 映画『ドクター・スリープ』US版メイン予告【HD】2…

  • 『グレムリン2 新・種・誕・生』グレムリンとスタッフの悪ノリに満ちている

    不思議な生き物モグワイとグレムリンに関する騒動を描いた『グレムリン』。 グレムリン(字幕版) 発売日: 2014/07/01 メディア: Prime Video その続編で、1990年に公開されたのが『グレムリン2 新・種・誕・生』。 タイトルに「新種誕生」とあるように、薬品や遺伝子を摂取することで進化したグレムリンが多数出るのが本作の特徴だ。 しかし新種を含めたグレムリンの悪ノリ以上に、パロディーやメタフィクションなどのスタッフの悪ノリが目立つ作品だった。 グレムリン2 -新・種・誕・生-(字幕版) (プレビュー)

  • 『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』ペニーワイズとの闘いの決着

    『ホラーの帝王』と名高い小説家スティーブン・キングのホラー作品で、1990年に1度、テレビ映画として映像化された『IT』。ピエロの姿をした不気味な存在、ペニーワイズが最大の特徴だ。ハァイ、ジョージー。 イット (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video 初映像化から27年後の2017年に、新劇場版の前編『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が公開された。そして日本で2019年11月に公開されたのが、新編の後編にして完結編の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』。 オカルトホラーでありながら、青春時代を振り返るというノスタルジッ…

  • 『仄暗い水の底から』同名映画の原作も収録されているホラー小説の短編集

    『仄暗い水の底から』と言えば、Jホラー的なジメジメとした陰湿なホラーであり、娘を思う母の愛を描いた感動作でも映画版が有名だろう。 仄暗い水の底から 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video その映画の原作に当たるのは、本作に収録されている『浮遊する水』であり、他の話は映画とは一切関係ない。 すべての話に共通するのは、東京湾を舞台とした水と閉鎖空間のホラー短編ということだけである。 仄暗い水の底から (角川ホラー文庫) 作者:鈴木 光司 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版

  • 『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION Chapter.1 SORD』は『グリザイア』シリーズの新作アニメ

    PCゲーム『グリザイア』シリーズの新作アニメ。 本編のその後の物語で、本編キャラたちが過ごしていた美浜学園を舞台とした、新しいキャラたちによるミリタリーアクション『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』の第一弾『Chapter.1 SORD』。 冒頭映像公開「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION」【大ヒット記念】

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