家木松郎の50句
家木松郎の50句 かしら重なり合うて魚として雪の箱の中砂から月が今日から明日が別れるとき雨にぬれて花びら心もち発熱する波から咲いた梅か月は航海する女は聖書をもち神父は菊を作り日本が秋春が蝶の羽根つけてゆく頭にそそぐ空美しい機械となり春風がいうていた本当のことと私孤独と愛情と一枚のはんかちにたたんでおく鹿をさがす好きな林が切れていて 未明の杉少女指よりインキ流し受話器愛す渚の亀が栖んでいて石が...
2022/09/30 00:01
2022年9月 (1件〜100件)
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