崇神天皇と纏向遺跡 ①
第10代崇神天皇は、実在する初めての天皇と思われます。彼の時代、日本のどこかに卑弥呼女王の都する邪馬台国がありました。崇神天皇の御代に疫病が流行り、人口が半分以下に激減したことが日本書紀に記されています。崇神天皇の都・纏向遺跡には広い範囲から大勢の人間が集まった様子ですから、感染症が流行るのも、うなずけますね。でも昔の話ですから、疫病は大物主神の祟りだと考えられました。大物主は、大国主の荒魂ではなく和魂。和魂に祟られるって、崇神天皇は一体何をしでかしたというのでしょう⁉崇神天皇の大叔母とされるモモソヒメは大物主神との神婚に破れ、事故死なのか自死なのか亡くなっているし、本当に一体何があったというのでしょう?倭成す大物主…と崇神天皇は歌に詠みますし、大物主のお告げを夢見もしています。両者の間に交流がなかったはずはあ...崇神天皇と纏向遺跡①
2020/09/29 11:18